ドラマと方言の新しい関係―『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ [単行本]

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ドラマと方言の新しい関係―『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ [単行本]

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出版社:笠間書院
販売開始日: 2014/08/09
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ドラマと方言の新しい関係―『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ドラマの方言が変わった?方言がドラマを変えた??最新形「方言コスプレドラマ」ができるまで!“方言裏話”満載!「研究者×制作現場」の徹底討論シンポジウムを書籍化。
  • 目次

    はじめに―ドラマのなかの方言はおもしろい●金水 敏

    本書を読む前に知っておきたい
    『カーネーション』『八重の桜』『あまちゃん』のあらまし

    Part.1
    ドラマ方言の新時代

    1 フィクションの言語と方言●金水 敏
      「役割語」について―人物像と結びつく話し方
      リアルな話し言葉
      フィクションの話し言葉
      ドラマのなかで方言をどこまで取り入れるか

    2『あまちゃん』が開いた新しい扉 ―「方言コスプレドラマ」ができるまで―●田中ゆかり
      NHKの大河ドラマと連続テレビ小説
      ドラマ方言と方言指導
      「なんちゃって」から「リアルさ追求」へ
      『あまちゃん』が開いた新しい扉―四つの装置
      まとめ―方言とヒロインのかたち

    3方言とアイデンティティー ―ドラマ批評の立場から―●岡室美奈子
      『八重の桜』『カーネーション』『あまちゃん』―三人のヒロインたち
      新島八重―会津を離れても変わらない言葉
      小原糸子―岸和田に留まり続ける言葉
      天野アキ―人工的に身に付けた言葉
      ヒロインと地元の関係を反映する方言

    Part.2 公開インタビュー 
    方言と格闘するドラマ制作現場

    ●登壇者●
    内藤愼介(NHKドラマ番組部エグゼクティブ・プロデューサー/『八重の桜』制作統括)
    菓子 浩(NHKドラマ番組部チーフ・プロデューサー/『あまちゃん』制作統括)
    林 英世(俳優/『カーネーション』岸和田ことば指導)
    金水 敏
    田中ゆかり
    岡室美奈子

      『八重の桜』―手探りで進めた方言
      『あまちゃん』―キャラクターによってレベルを変えた訛り
      『カーネーション』―岸和田の人に嫌われないように
      時代劇のなかの方言の難しさ―ヴァーチャル×2
      俳優の努力
      現実とヴァーチャルの方言のズレ
      長期放送のなかで成長する言葉
      「じぇじぇじぇ」は本当にある言葉?
      方言が混ざる現場
      アキの「ズコリュー(自己流)東北弁」
      脚本を第一に尊重
      フロアとのやりとり

    ドラマ作品関連文献
    参考文献
    シンポジウム開催記録

    おわりに●田中ゆかり
  • 出版社からのコメント

    方言がドラマの中で果たす役割が極めて重要になってきた。研究者が、プロデューサー・方言指導者を招いた好評シンポジウムを書籍化。
  • 内容紹介

    近年、方言がドラマにおいて果たす役割がきわめて重要になってきた。
    例えば、『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』…。
    本書は、言語研究の立場から、ドラマの方言を捉え直します。
    果たして、ドラマの方言が変わってきているのか。
    それとも、方言がドラマを変えたのか。
    実際にドラマのことば指導を行っている俳優や、NHKのドラマ制作班の方々を迎え、その謎を考え、「ドラマ方言」が誕生する過程に迫る。
    2014年3月に行われた「ドラマと方言の新しい関係」シンポジウムの完全書籍化。

    図書館選書
    近年、方言がドラマにおいて果たす役割がきわめて重要になってきた。言語研究の立場から、ドラマの方言を捉え直す。NHKのドラマ制作班・方言指導者を招き、二〇一四年三月に行われた好評シンポジウムを完全書籍化。
  • 著者について

    金水 敏 (キンスイ サトシ)
    大阪大学大学院文学研究科教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。著書に『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店、2003)、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006)、『役割語研究の展開』(共著、くろしお出版、2011)ほか。

    田中 ゆかり (タナカ ユカリ)
    日本大学文理学部教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。著書に『「方言コスプレ」の時代―ニセ関西弁から龍馬語まで―』(岩波書店、2011)、『首都圏における言語動態の研究』(笠間書院、2010)、『方言学入門』(共著、三省堂、2013)など。

    岡室 美奈子 (オカム ロミナコ)
    早稲田大学坪内博士記念演劇博物館館長・早稲田大学文学学術院教授。早稲田大学文学研究科博士課程単位取得満期退学。芸術学博士(アイルランド国立大学ダブリン校)。著書に『六○年代演劇再考』(共編、水声社、2012)、『サミュエル・ベケット!―これからの批評』(共編、水声社、2012)、『ベケットを見る八つの方法―批評のボーダレス』(共編、水声社、2013)、『サミュエル・ベケット―ドアはわからないくらいに開いている』(監修、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、2014)ほか。

    内藤 愼介 (ナイトウ シンスケ)
    NHKドラマ番組部 エグゼクティブ・プロデューサー。1981年NHK入局。1985年ドラマ部に異動。プロデュース作品として、連続テレビ小説『オードリー』『どんど晴れ』、大河ドラマ『天地人』(2010年エランドール賞・エランドールプロデューサー賞)、金曜時代劇『春が来た』、連続ドラマ『真夜中は別の顔』『女将になります!』『ブルーもしくはブルー』、特集ドラマ『シェエラザード』『生き残れ』『さよなら、アルマ~赤紙をもらった犬~』ほか。
    2013年東北・福島を舞台にした大河ドラマ『八重の桜』を制作。

    菓子 浩 (カシ ヒロシ)
    NHKドラマ番組部チーフ・プロデューサー。1993年NHK入局。ドラマ10『セカンドバージン』『下流の宴』『はつ恋』、土曜ドラマスペシャル『それからの海』、土曜時代劇『浪花の華~緒方洪庵事件帳~』などを担当。連続テレビ小説は、『あまちゃん』(第51回(2013年度)ギャラクシー賞テレビ部門大賞)が『天花』『風のハルカ』『芋たこなんきん』『ちりとてちん』『ウェルかめ』に次いで6作品目。

    林 英世 (ハヤシ ヒデヨ)
    岸和田市出身。女優。演出や俳優指導も。同志社大学文学部卒。映画『パッチギ』、NHK連続テレビ小説『カーネーション』『芋たこなんきん』『ごちそうさん』、舞台『セパレートテーブルズ』『ピグマリオン』、ひとり語り『桜の森の満開の下』『雨上がる』『芋虫』などに出演。『カーネーション』で岸和田ことば指導。和田竜『村上海賊の娘』(新潮社、2013)で泉州弁監修。

ドラマと方言の新しい関係―『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ の商品スペック

商品仕様
出版社名:笠間書院
著者名:金水 敏(編)/田中 ゆかり(編)/岡室 美奈子(編)
発行年月日:2014/08/20
ISBN-10:4305707268
ISBN-13:9784305707260
判型:A5
発売社名:笠間書院
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:103ページ
縦:21cm
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