関わることのリスク―間主観性の臨床 [単行本]
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関わることのリスク―間主観性の臨床 [単行本]

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出版社:誠信書房
販売開始日: 2014/08/10
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関わることのリスク―間主観性の臨床 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    精神分析における「客観的な治療」「中立的な立場」の限界を明らかにし、豊かな臨床実践に基づき、より高度な治療者‐クライアント関係を構築する理論を解説したクリス・ジェニキー渾身の書。全ては自分の弱さを見つめる所から始まる。
  • 目次

    第1章 精神分析の神話
     “隔離された心”という神話
     中立性という神話
     禁欲としての中立性という神話
     客観性という中立性神話
     中立性神話と相互調整
     示唆なき解釈という神話
     汚染されていない転移という神話
     客観性という神話

    第2章 共感的―内省的探究:中立性に代わる間主観的なもの
     精神分析の暗黙の価値観に対するコフートの批判
     パーソナルな意味と客観的「真実」
     臨床ヴィネット
     分析的「真実」:対話に立ち現れる特性
     内省をめぐる問題
     共感的―内省的スタンスの臨床的効用
     共感についての誤解
     プレゼントを受け取ることと質問に答えることをめぐって
     自己心理学と間主観性理論の類似点と相違点
     共感と内省的―共感的探究の比較
     パースペクティヴを重視した現実主義と関わり合いのリスク
     内的と外的という紛らわしい二分法
     共感と真摯さは競合するか?
     共感的介入とは何か?

    第3章 情動:精神分析におけるパラダイムシフト
     いったい誰がこの仕事を私に選ばせたのか?
     フロイトの情動理論:心理的発見とメタサイコロジー博物館
     伝統主義:新しい精神分析の展開に対する妨害
     伝統主義の歴史的コンテクスト
     情動:エネルギー変換と情報処理
     臨床ヴィネット:情動と関わり合いのリスク
     関わることのリスクを排除するか受け入れるか?
     融和性(自分としてのまとまり)の代償としての断絶された感じ
     治療プロセスにおける相互性を理解する
     臨床例:性愛化された転移における相互調整
     ものごとの感触:情緒生活の複雑性
     情緒生活の関係的特徴
     情緒生活の情緒性
     情緒記憶
     情緒記憶の臨床例
     間主観性を基盤とした情緒記憶と解釈
     情緒的アヴェイラビリティ
     情緒的アヴェイラビリティの臨床例
     情緒的アヴェイラビリティ:障碍と限界
     自己体験のまとまりにおける情動性の役割
     臨床例:調律的応答性
     情動分化を促進する調律の自己対象機能:自己定義付けと自己境界形成
     情動分化の臨床例
     矛盾する情動の統合と統合された自己感
     情動耐性とシグナルとしての情動
     脱身体化と情動の認知的言葉化の臨床例

    第4章 トラウマ
     「普通の人々」と「心的外傷を受けた人々」
     臨床例
     トラウマ:耐え難い情動
     トラウマとそれによって引き起こされる悲痛な情動
     トラウマは時間を破壊する
     発達上のトラウマ
     臨床例
     立ち会う人の役割

    第5章 転移
     臨床例
     退行としての転移
     置き換えとしての転移
     治療者の恐怖
     投影としての転移
     歪曲としての転移
     発達上前向きな転移を解釈する
     アクティング・アウトではなくアクティング・アップ
     ミセスBの臨床素材の検討
     転移と逆転移―間主観的な場
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ジェニキー,クリス(ジェニキー,クリス/Jaenicke,Chris)
    ベルリンの精神分析・精神療法研究グループに属し、分析家の訓練及びスーパービジョンに従事すると共に、ベルリン精神療法インスティテュートのメンバー。Self Psychology:European Journal for Psychoanalytic Therapy and Researchの編集と刊行に携わっている。間主観性理論と自己心理学に関する多数の論文を執筆。ドイツ、ベルリンに在住。プライベート・プラクシスを営む

    丸田 俊彦(マルタ トシヒコ)
    1971年慶應義塾大学医学部卒業。1993年慶應應義塾大学医学部精神神経科客員教授。2004年メイヨ・クリニック精神科名誉教授。2008年サイコセラピー・プロセス研究所(IPP)所長。2014年7月6日逝去

    森 さち子(モリ サチコ)
    1986年慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業。1991年慶應義塾大学社会学研究科修士課程修了。2008年慶應義塾大学学術博士取得。現在、慶應義塾大学総合政策学部准教授。同大学医学部精神・神経科兼担准教授。放送大学客員准教授。サイコセラピー・プロセス研究所(IPP)副所長

    小野田 暁子(オノダ アキコ)
    1993年慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。1999年慶應義塾大学大学院医学研究科修士課程修了。2011年放送大学文化科学研究科文化科学専攻臨床心理学プログラム修士課程修了。現在、慶應義塾大学医学部精神経科学教室・保健管理センター

    志村 優子(シムラ ユウコ)
    2005年東京国際大学大学院臨床心理学研究科博士課程前期修了。現在、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス心身ウェルネスセンターカウンセラー

    住山 眞由美(スミヤマ マユミ)
    慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業。2006年、東京成徳大学大学院心理学研究科修了(修士)。現在、社会福祉法人聖ヨハネ会桜町病院、企業内相談室カウンセラー
  • 出版社からのコメント

    精神分析における「客観的な治療」「中立的な立場」の限界を明らかにし、高度で深い分析家-クライアント関係を構築する理論を解説
  • 著者について

    クリス・ジェニキー (ジェニキー クリス)
    Chris Jaenicke|開業セラピスト、分析家

    丸田 俊彦 (マルタ トシヒコ)
    埼玉県精神医療センター病院長・埼玉県立精神保健福祉センター長

    森 さち子 (モリ サチコ)
    慶應義塾大学総合政策学部准教授、同大学医学部精神神経科学教室兼坦准教授。放送大学客員准教授。サイコセラピー・プロセス研究所副所長。

    小野田 暁子 (オノダ アキコ)
    慶應義塾大学医学部精神経科学教室・保健管理センター

    志村 優子 (シムラ ユウコ)
    慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス心身ウェルネスセンターカウンセラー

    住山 眞由美 (スミヤマ マユミ)
    社会福祉法人聖ヨハネ桜町病院、企業内相談室カウンセラー

関わることのリスク―間主観性の臨床 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:誠信書房
著者名:クリス ジェニキー(著)/丸田 俊彦(監訳)/森 さち子(翻訳監修)/小野田 暁子(訳)/志村 優子(訳)/住山 眞由美(訳)
発行年月日:2014/08/10
ISBN-10:441441458X
ISBN-13:9784414414585
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:225ページ
縦:22cm
その他: 原書名: The Risk of Relatedness:Intersubjectivity Theory in Clinical Practice〈Jaenicke,Chris〉
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