ニコシア発外伝―シリア西方200キロ [単行本]

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ニコシア発外伝―シリア西方200キロ [単行本]

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出版社:キヤラバン
販売開始日: 2014/09/06
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ニコシア発外伝―シリア西方200キロ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    キプロス対岸で燃えるシリア。中東史、メンタリティ、利害と思惑の錯綜。その真相と背景をニコシアの窓を通して抉る。
  • 目次

    【プロローグ】

    第1章 
    【大英帝国の地中海支配とキプロス島】
    ・欧州による世界の植民地支配
    ・東地中海に浮ぶ交易の十字路
    ・キプロス近代史が語る独立闘争
    ・キプロスの南北分断にある背景 

    第2章 
    【アフガニスタンの戦火は何故鎮まらないのか】
    ・英、露によるグレートゲームとアフガニスタン
    ・任侠の男達をぶったぎったデュアランドライン
    ・蟻地獄のアフガン紛争とタリバンの正体 

    第3章 
    【史上最悪の領土分割 サイクスピコ協定】
    ・狡猾イギリスによる三枚舌外交 
    イラク / パレスチナ・イスラエル・ヨルダン・レバノン /
    シリア / クルディスタン 

    第四章
    【シリアを落とすな!】
    ・シリアというアラブの硬派
    ・五千年を生き続ける町ダマスカス
    ・ハーフィズアサドの30年をどう考えるか
    ・シリア商人に見た気質とは
    ・シリアにおける国家・国民統一意識の難しさ
    ・バッシャールアサドとダマスカスの春
    ・何で俺達がテロリストなんだ!
    ・パンドラの箱を開けたのは一体誰なのか
    ・メディアの劇場化、乗っ取られたシリア内戦
    ・亡国か救国か、シリアを落とすな! 

    第五章
    【イランの熱く燃える情念】
    ・イランは本当に諸悪の根源なのか
    ・キーワードはイェーキ(唯一人)と殉教
    ・イランからのメッセージを読み取れ 

    第六章【エジプトの生みの苦しみ】
    ・アラブの春とイスラムという憧憬
    ・彼の亡き父の姿にアルシシへの希望を見る

    第七章
    【キプロスから世界を見る】
    ・キプロスポンドに戻りたい!
    ・それでも来るか、アングラ版ソチ五輪へ
    ・人権という名の不公平を乗せた箱舟
    ・ネオ・トーキョー
    ・パンドラの箱の底には何が残った 

    【エピローグ 2014年6月】
  • 出版社からのコメント

    シリアの悲劇と、イスラム国は一体何故出現したか。対岸のキプロス・ニコシアから、錯綜する大国・周辺国の思惑と利害の深遠を抉る。
  • 内容紹介

    混迷する中東紛争の真相は、欧州列強の植民地統治による歴史の傷痕という時間軸と、東はアフガニスタン・パキスタンから西は北アフリカに至る地域を、俯瞰視する視点が無ければ見えてはこない。 シリア政府が崩壊の淵にさらされている今、イラクを含むレバントは、完全な無法地帯と化した。それまで、民主化という錦の御旗、大義名分の下に、「悪の枢軸国シリアと独裁者アサド」を掲げ、一切まとまりなきシリア反政府組織に対して武器と資金の援助をしてきた、欧米、トルコ、ペルシャ湾岸の国々。80年代からシリアと関わってきた著者は、それらの声に大きな疑問を抱く。逆にその裏に大国と周辺国の企みが見えるのだ。そしてその草刈場で苦しむのは市井の多くのシリア人達。一体各国の真意と背景には何が潜んでいるのか。まるで油に火が投じられる中、そこに突如出現したIS (イスラム国)。結果的に、今日のISを誕生させてしまったのは誰だと言えるか!シリアの対岸、キプロスの首都ニコシアの窓を通し、大国と周辺国による政治的思惑と利害の錯綜、その深遠を抉る。 このシリアの大悲劇は、唯一「HANDS OFF SYRIA」(シリアから手を引け シリアに構うな)でしか救われない。それが、サイクス・ピコ以来の歴史の惨禍が伝えている教訓なのである。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小川 光一(オガワ コウイチ)
    1958年東京都生まれ。慶応高校卒業。同大学法学部政治学科退学。1981年デンマークへ1年留学予定で、横浜港から船に乗りソ連から北欧に至る。その後目的を180度変更し、それから1990年末に至るまでの多くの日々を、欧州・ギリシャから北アフリカ、中近東を経てインド・ネパールへ続く陸路を、ジョルダーバッグと共に数往復しながら生活する。帰国後、(有)ライコーにて、ギリシャ・シリア・キプロスの布製品、ガラス雑貨等、インド布製品と紅茶等、英国からは香料を輸入、主に卸販売する。不動産関連業経営者。宅地建物取引主任者
  • 著者について

    小川光一 (オガワコウイチ)
    1958年7月東京生まれ。慶応高校卒業。同大学法学部政治学科退学。1981年から1990年にかけて、陸路で欧州・ギリシャ・中近東・インド間を数往復しながら生活する。帰国後、(有)ライコーにて東地中海・中近東の布製品、ガラス雑貨、インド紅茶、香料を輸入販売する。現在は不動産関連業経営。宅地建物取引主任者。著書に「ティー・茶・チャイ」「国境を忘れた国」「民族文化と風土の匂い」「知られざるギリシャ」がある。

ニコシア発外伝―シリア西方200キロ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:キャラバン
著者名:小川 光一(著)
発行年月日:2014/09/06
ISBN-10:4990374940
ISBN-13:9784990374945
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:358ページ
縦:19cm
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