民主党政権の挑戦と挫折―その経験から何を学ぶか [単行本]

民主党政権の挑戦と挫折―その経験から何を学ぶか [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  自民党１党優位体制を覆し多くの国民の支持を得ながらも民主党はなぜ失敗したのか。構造・理念・政策・言説・主体・戦略の相互作用の視角から検証し、日本政治の将来を探る。

• 目次

  第1章　民主党のマニフェストと政権運営 伊藤光利　
  はじめに　
  1　民主党政権の挑戦と挫折　
  2　民主党政権の分析枠組み　
  3　民主党のマニフェスト（1）：政策　
  4　民主党のマニフェスト（2）：政権構成　
  5　鳩山内閣　
  6　菅内閣　
  7　野田内閣　
  8　失敗の原因　
  おわりに　
  第2章　民主党政権下における雇用・福祉レジーム転換の模索
  三浦まり・宮本太郎　
  はじめに　
  1　レジーム転換はどこまで構想されたか　
  2　民主党政権の雇用・社会保障政策　
  3　子ども・子育て支援政策　
  おわりに　
  第3章　「地域主権」改革 北村　亘　
  はじめに　
  1　理論的検討　
  2　「地域主権」改革の展開　
  おわりに　
  第4章　民主党政権における予算編成・税制改正──民主党の「与党化」と「自民党化」── 上川龍之進　
  はじめに　
  1　自民党政権における予算編成・税制改正　
  2　鳩山内閣における予算編成・税制改正　
  3　菅内閣における予算編成・税制改正　
  4　野田内閣における予算編成・税制改正　
  5　民主党の「与党化」と「自民党化」：まとめと教訓　
  おわりに　
  第5章　民主党政権下における連合──政策活動と社会的労働運動の分断を乗り越えて── 三浦まり　
  はじめに　
  1　要求から協議へ　
  2　政策実現　180
  3　社会的連帯基盤の形成に向けて　
  おわりに　
  第6章　対立軸の変容とリベラル政治の可能性──福祉政治を軸に── 宮本太郎
  はじめに──消極的な一極化──　
  1　福祉政治の新しい対立軸　
  2　リベラリズムの可能性　
  おわりに──政治対抗の再生は可能か──　
  
  索　引　

• 出版社からのコメント

  自民一党優位制を覆しながら失敗したのは？

• 内容紹介

  自民党一党優位性を覆し多くの国民の支持を得ながらも、民主党はなぜ失敗したのか。構造・理念・政策・言説・主体・戦略の相互作用の視角から検証。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  伊藤 光利(イトウ ミツトシ)
  １９４７年生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得退学。関西大学総合情報学部教授
  
  宮本 太郎(ミヤモト タロウ)
  １９５８年生まれ。中央大学法学研究科博士後期課程単位取得退学、政治学博士。中央大学法学部教授

民主党政権の挑戦と挫折―その経験から何を学ぶか [単行本] の商品スペック