関係性の発達臨床―子どもの"問い"の育ち [単行本]
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関係性の発達臨床―子どもの"問い"の育ち [単行本]

山上 雅子(編著)古田 直樹(編著)松尾 友久(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2014/09/09
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関係性の発達臨床―子どもの"問い"の育ち [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    発達障害をもつ子どもやネグレクト状況で育った子どもらへの関係性を重視した発達臨床的アプローチの実際。
  • 目次

    序 章 子どもの〈問い〉から教えられること(古田直樹)
     1 「一人暮らし?」
     2 「自分とは,いったい何者なのか?」
     3 「お母さんは子どものときに、友だちがいた?」
     4 〈問い〉を育てる関係性

     第Ⅰ部 他者への気づきと〈問い〉の始まり
    第1章 安心を得るための〈問い〉
        ──周囲を巻き込むS君の二人一役ことば(佐野優美・古田直樹)
     1 はじめに
     2 S君の生育歴
     3 発達検査を通して見たS君
     4 S君の定型的なやりとり
     5 人を巻き込んだ繰り返しからコミュニケーションへ
     6 まとめと考察
     コメント 安心感を得るための〈問い〉に応える意味(古田直樹)

    第2章 志向性を持つ他者の登場と〈問い〉
        ──自閉傾向のある子どもたちの自我のはじまり:〈能動─受動〉のやりとりから見る(北野享子)
     1 はじめに
     2 「追いかけっこ」のエピソード
     3 「お返事」のエピソード
     4 〈能動─受動〉の契機を含んだやりとりの流れ
     5 まとめと考察
     コメント “仕掛け”を作ることと〈問い〉の発展(古田直樹)

    第3章 一元的ことばから対話的関係へ
        ──ことば遊びが広がっていったI君とのプレイセラピー(立花尚美)
     1 はじめに
     2 プレイセラピーまでの経過
     3 第1期:導入期
     4 第2期:分離不安とセラピストとの関係の発展
     5 第3期:見立てとことば遊びの出現
     6 第4期:いたずらと再現遊び
     7 第5期:ことば遊びの広がり
     8 第6期:再現遊びの広がり
     9 第7期:終結
     10 まとめと考察
    コメント 発達の土台を埋める支援(古田直樹)

    第Ⅰ部のまとめと考察──他者との出会いと〈問い〉の始まり(古田直樹)
     1 人と共有できる基盤
     2 共有から対話へ
     3 自己の対象化と対話的な関係性

     第Ⅱ部 〈問い〉の育ちを考える──新たな関係の始まり
    第4章 応答的な他者に対する〈不確実性への問い〉
        ──自閉症スペクトラム障害児Y君へのコミュニケーション援助(松尾友久)
     1 はじめに
     2 プロフィール
     3 初回面接時におけるY君のコミュニケーション課題
     4 第1期:応答的コミュニケーションとコミュニケーションの成功体験
     5 第2期:自発的なコミュニケーションと共同性
     6 第3期:共同性から対話形成へ
     7 まとめと考察
     コメント 対話が深まるということ(古田直樹)

    第5章 自己への〈問い〉、他者への〈問い〉
        ──他者理解と自己の成り立ち:自閉症スペクトラム障害児H君の2年間の療育経過(松尾友久)
     1 はじめに
     2 ケース概要と個別療育までの経過
     3 第1期:対話の形成へ
     4 第2期:〈問い〉の始まり
     5 第3期:自己の確立と時間の中での存在
     6 まとめと考察
     コメント 空間の共有から時間の共有へ(古田直樹)

    第Ⅱ部のまとめと考察──自閉症スペクトラム障害児の〈問い〉が育つとは(松尾友久)
     1 対話の前提としての共同性
     2 主体的な表現としての語りが時間を超えるとき
     3 〈問い〉の育ち──推論行為と〈問い〉のコミュニケーション
     4 個別療育の重要性

     第Ⅲ部 ネグレクトを受けた子らの〈問い〉
    第6章 身体が発する〈問い〉
        ──人と人とのつながりの「ここちよさ」を目指して(峯 優子)
     1 はじめに
     2 子どもたちの様子と職員の思い
     3 『ふれあいたいそう』の試み
     4 事例①:鉄の足のC君
     5 事例②:ひとりっこD君
     6 C君とD君と『ふれあいたいそう』
     7 まとめと考察
     コメント 身体が発する〈問い〉(古田直樹)

    第7章 自分の育ちへの〈問い〉
        ──ネグレクトを理由に施設入所した幼児への発達支援の取り組み(立花尚美)
     1 はじめに
     2 生育歴と主訴
     3 療育教室としての方針
     4 筆者が引き継ぐまでの療育経過
     5 第1期:試し(新しい関係の構築)
     6 第2期:日常生活の再現(体験の語り)
     7 第3期:治療と食事(ケアの繰り返し)
     8 第4期:自己像と役割遊びの出現
     9 第5期:居場所の模索と自己効力感の高まり
     10 第6期:怒りの対象
     11 まとめと考察
     コメント 思いに動かされた〈問い〉(古田直樹)

    第8章 心の受け皿としての他者と「私」
        ──N子ちゃんにとっての「家」「母」「自己」(古田直樹・本 明子)
     1 はじめに
     2 プロフィール
     3 第1期:〈問い〉の始まり
     4 第2期:〈居場所としての家〉の確立
     5 第3期:「母」を〈問う〉ことと〈赤ちゃんの自己〉
     6 第4期:自己形成
     7 まとめと考察
     コメント 心の受け皿と〈問い〉(古田直樹)

    第Ⅲ部のまとめと考察──〈交替やりとり遊び〉と〈問い〉(古田直樹)
     1 〈交替やりとり遊び〉の重要性
     2 〈内なる課題〉に基づいた〈問い〉
     3 〈特定の他者〉の重要性

    終 章 発達臨床における「関係性」の視点の復権(山上雅子)
     1 発達の視点──「心の理論」障害説と共同注意
     2 共同注意の認知的側面と関係的側面
     3 象徴機能
     4 関係性と意味形成
     5 K君の意味世界
     6 関係性の視点からの発達支援
     7 適応スキルと自己の空洞化──Fさんの問い
     8 友達が欲しい──40代で診断が下りたNさんの〈問い〉
     9 虐待的環境の中で育つ子どもの発達障害
     10 おわりに──「発達」の原動力としての「関係性」
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山上 雅子(ヤマガミ マサコ)
    京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。京都大学博士(教育学)。現在、心理相談室「ハタオリドリ」

    古田 直樹(フルタ ナオキ)
    大阪教育大学修士課程修了。現在、京都市児童福祉センター心理司

    松尾 友久(マツオ トモヒサ)
    国立身体障害者リハビリテーションセンター学院聴能言語養成課程卒業。現在、京都市児童福祉センター発達相談所診療療育課療育部門担当係長(言語聴覚士)。京都言語障害研究会副会長
  • 出版社からのコメント

    発達障害をもつ子どもやネグレクト状況で育った子どもらへの関係性を重視した発達臨床的アプローチの実際
  • 著者について

    山上 雅子 (ヤマガミ マサコ)
    2014年9月現在心理相談室「ハタオリドリ」

    古田 直樹 (フルタ ナオキ)
    2014年9月現在京都市児童福祉センター心理司

    松尾 友久 (マツオ トモヒサ)
    2014年9月現在京都市児童福祉センター発達相談所診療療育課療育部門担当係長(言語聴覚士)

関係性の発達臨床―子どもの"問い"の育ち [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:山上 雅子(編著)/古田 直樹(編著)/松尾 友久(編著)
発行年月日:2014/09/10
ISBN-10:4623071391
ISBN-13:9784623071395
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:21cm
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