上海脱出指令〈下〉租界疾走(歴史群像新書) [新書]

上海脱出指令〈下〉租界疾走(歴史群像新書) [新書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  蘇州河に飛び込み、イギリス軍から辛くも逃れた工藤少尉と小野寺技師。一方、二人の脱出に手を貸したエミリーは、捕縛され監禁されてしまう。工藤たちは配水管を進みドイツ人居留区へと辿り着き、自動車整備工場を営むハンス・ヴェルナーに匿われる。二人の話を聞いたヴェルナーは、租界を一周しイギリス軍の追っ手を振り切り、日本側との境界であるゴールデン・ブリッジを目指すことを提案。彼のガレージには、最強のグランプリレース車、アウト・ウニオンＡ型改が駐まっていた―。イギリス軍の包囲網が徐々にせばまるなか、工藤たちはエミリーを救い出し、租界を脱出することができるのか！？第１６回歴史群像大賞佳作受賞作品。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  工藤 誉(クドウ ホマレ)
  長野県松本市出身。関西学院大学経済学部卒業。富士通株式会社、自動車メーカーの学校法人勤務を経て現在に至る。第１６回歴史群像大賞佳作受賞。『上海脱出指令』がデビュー作となる

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