珈琲飲み―「コーヒー文化」私論 [単行本]

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珈琲飲み―「コーヒー文化」私論 [単行本]

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出版社:洛北出版
販売開始日: 2014/09/20
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珈琲飲み―「コーヒー文化」私論 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    美味しい珈琲を探し求め、全国の珈琲店をめぐり歩く。やがて、職人が淹れる作品のような珈琲を、いつか自分の手でも、と思いつめ、店で修業するにいたる。やがて、市販の豆では飽き足らず、生豆を仕入れて自家焙煎を始める。やがて、コーヒー農園に渡航しさえする。やがてとやがての間で、次々と浮かぶ謎―「美味しいとは?」「一杯の価格の基準は?」「喫茶店の始まりは?」…。珈琲に、うきみをやつした実体験をもとに、「コーヒー文化」の妙味を、洒脱に紹介する。
  • 目次

    序 文
      「珈琲が好きです」とは言えなくなった
      珈琲の効能
      生きるとは自分をすり減らすことである
      とことん手間暇かけて、面倒な人生を生きてみたい

    第1章 喫茶店遍歴
      なべて大切なものは、いつも失ってからその価値に気づく
      珈琲に関する最初の記憶
      それは文化的衝撃だった
      自分で珈琲を淹(い)れ始めた頃
      学生街の喫茶店
      盛り場の喫茶店
      ジャズ喫茶
      珈琲専門店

    第2章 モンクでの珈琲修行
      最初はローランド・カークみたいな店だった?!
      モンクの珈琲
      「白紙の状態」
      濃度による珈琲の差別化
      抽出法は「ランブル流」
      味覚の基準をつくる
      焙煎(ばいせん)を体験する
      進化するモンクの珈琲

    第3章 日本における珈琲通の誕生
      山頭火は知っていたのか?
      カップとソーサーがくっつく
      珈琲に酔う
      日本最初の珈琲店
      オッペケペーな夢の香り
      最初に珈琲の魅力の虜(とりこ)となったのは
      カフェの日本的登場
      カフェーへ
      元祖喫茶店
      喫茶店の時代 ―― 珈琲通の誕生
      tasseの謎 ―― 日本の珈琲文化は飲用前から始まっていた?

    第4章 美味しい珈琲とは?
      あなたはオールドクロップ派、それともニュークロップ派?
      オールドクロップ神話
      ニュークロップ至上主義
      近代珈琲
      「美味しい」とは何か? ―― 味覚の社会的構成/味覚の基準
      味覚の方向性 ―― すなわち一般的規則について

    第5章 スペクタクル化するコーヒー
      「おいしい」への疑念
      珈琲の香味を決定するのは?
      スペシャルティコーヒーの登場
      旗艦(きかん)商品としてのスペシャルティコーヒー
      高額なコーヒー豆がコーヒーの市場価格を高める
      コーヒーのスペクタクル化
      瓢箪(ひょうたん)から駒

    第6章 極私的珈琲行脚
      在家焙煎修行 ―― OWN ROASTERの誕生
      会員制珈琲倶楽部を始める
      ロブスタ種をめぐって
      精製方法と香味の違い
      自家焙煎珈琲店巡りの始まり
      珈琲店のジレンマ ―― 如何に客を選別・排除するか
      フィリップ・マーロウの流儀で
      余熱を冷ますから使うへ
      魅惑の卵殻手(らんかくで)
      謎のラール
      それは夢の分や ―― 想定外の創作珈琲
      明日になったら、全く別のことを言っているかもしれない
      再び変化したモンクの珈琲

    第7章 夢の途中で
      甘美な衝撃 ―― 蠱惑(こわく)なコーヒーチェリー
      至高のマンデリン
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中根 光敏(ナカネ ミツトシ)
    1961年生。関西大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、関西大学経済・政治研究所委託研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、広島修道大学人文学部教員。専門は社会学
  • 出版社からのコメント

    うかつにも珈琲の魅力に溺れてしまった学者の奮闘記。珈琲に、うきみをやつした実体験から、コーヒー文化の妙味を、洒脱に紹介する。
  • 内容紹介

    うかつにも…… 珈琲に、夢中になってしまった。美味しい珈琲を探し求め、全国の珈琲店をめぐり歩く。やがて、職人が淹(い)れる作品のような珈琲を、いつか自分の手でも、と思いつめ、店で修業するにいたる。やがて、市販の豆では飽き足らず、生豆を仕入れて自家焙煎を始める。やがて、コーヒー農園に渡航しさえする。やがてとやがての間で、次々と浮かぶ謎――「美味しいとは?」「一杯の価格の基準は?」「喫茶店の始まりは?」……。珈琲に、うきみをやつした実体験をもとに、「コーヒー文化」の妙味を、洒脱(しゃだつ)に紹介する。
  • 著者について

    中根 光敏 (ナカネ ミツトシ)
    1961年生。関西大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、関西大学経済・政治研究所委託研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、現在、広島修道大学人文学部教員。専門は社会学。単著として、『社会学者は2度ベルを鳴らす ―― 閉塞する社会空間/熔解する自己』(1997年)、『浮気な心に終わらない旅を ―― 社会学的思索への誘惑』(2007年、以上、松籟社)。共著や編著として、『場所をあけろ! ―― 寄せ場/ホームレスの社会学』(共著、1999年、松籟社)、『外国人労働者の人権と地域社会』(共著、2001年、明石書店)、『寄せ場文献精読306選 ―― 近代日本の下層社会』(共著、2004年、れんが書房新社)、『不埒な希望 ―― 寄せ場/ホームレスの社会学』(共著、2006年、松籟社)、『グローバル化と文化変容』(編著、2013年、いなほ書房)など。

珈琲飲み―「コーヒー文化」私論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:洛北出版 ※出版地:京都
著者名:中根 光敏(著)
発行年月日:2014/09/20
ISBN-10:4903127214
ISBN-13:9784903127217
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:382ページ
縦:19cm
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