戦争違法化運動の時代―「危機の20年」のアメリカ国際関係思想 [単行本]

戦争違法化運動の時代―「危機の20年」のアメリカ国際関係思想 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  国際関係を権力闘争に還元する見方も、「悪」の侵略国に対する「善」なる制裁という見方も説得力を失った。合衆国における戦争違法化思想をトータルに跡づけ、忘却された戦間期のラディカルな展開を再考することで、国際秩序の新たな可能性を探る。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  アメリカにおける戦争違法化思想―否定から再評価へ
  第１部　一九世紀～二〇世紀転換期―アメリカにおける戦争違法化思想の発展（黎明期のアメリカ平和運動―「世界最高裁」の夢
  第一次世界大戦―「平和の強制」の観念の浮上）
  第２部　一九二〇年代―国際連盟とアメリカの戦争違法化思想の競合（サーモン・Ｏ．レヴィンソンの戦争違法化思想
  パリ不戦条約―「強制によらない平和」の追求）
  第３部　一九三〇年代～第二次世界大戦―戦争違法化思想の危機（危機の時代の戦争違法化思想
  戦争違法化思想の否定・忘却
  今日の世界と戦争違法化思想）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  三牧 聖子(ミマキ セイコ)
  １９８１年東京都に生まれる。２００３年東京大学教養学部卒業。２０１２年東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員（ＰＤ）、博士（学術）

戦争違法化運動の時代―「危機の20年」のアメリカ国際関係思想 の商品スペック