間メディア社会の"ジャーナリズム"―ソーシャルメディアは公共性を変えるか [単行本]
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間メディア社会の"ジャーナリズム"―ソーシャルメディアは公共性を変えるか [単行本]

遠藤 薫(編著)
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出版社:東京電機大学出版局
販売開始日: 2014/10/10
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間メディア社会の"ジャーナリズム"―ソーシャルメディアは公共性を変えるか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    公共性の新しいかたちとは?世界の対話の場を開くためのジャーナリズムはどうあるべきか。気鋭の論者が読み解く新たな地平。
  • 目次

     序章 なぜいまジャーナリズムを考えるか
      1. 世界の変化と分断
      2. マスメディアに対するまなざしの変化
      3. 2010年以降のリスク世界とメディアの動き
      4. 情報流通の液状化と自己組織化
      5. メディアと報道のジャーナリズム
      6. 本書の構成
    第Ⅰ部 ジャーナリズムと公共性
     第1章 ジャーナリズムとは何か―近代とジャーナリズム
      1. 煙突と画架
      2. ジャーナリズムとは何だったのか
      3. ジャーナリズムの形成―近代とジャーナリズム
      4. ジャーナリズムとマスメディア―「第四の権力」か
      5. ジャーナリズムにかかわる倫理
     第2章 明治期~戦前日本における〈ジャーナリズム〉の形成と終焉
      1. 日本における「ジャーナリズム」以前
      2. オランダ風説書と官版バタビヤ新聞
      3. 御用新聞・政党新聞・大新聞・小新聞
      4. 福沢諭吉と時事新報
      5. その後―新聞統制
     第3章 間メディア社会の〈ジャーナリズム〉
      1. ネットメディアの台頭と〈ジャーナリズム〉―アメリカの場合
      2. デジタル・ネイティブなネット・ジャーナリズム
      3. 日本の場合
      4. ジャーナリズムの行方
      5. 改めて〈ジャーナリズム〉を問う
     第4章 大震災後社会における社会的弱者とジャーナリズム―大震災・原発事故に関する社会調査結果をふまえて
      1. はじめに
      2. 被災体験と将来の災害に対する不安―地域別
      3. 災害時の不安と社会的弱者
      4. 情報・コミュニケーションの確保のために
      5. おわりに
    第Ⅱ部 間メディア社会における新しいジャーナリズム
     第5章 データ・ジャーナリズムの現在と課題
      1. はじめに―「データ・ジャーナリズム」をめぐる動き
      2. データ・ジャーナリズム登場の背景
      3. データ・ジャーナリズムの定義
      4. 実践としてのデータ駆動型ジャーナリズムの「サイクル」
      5. データ駆動型ジャーナリズムを動かすジャーナリストとニューズルーム
      6. データ駆動型ジャーナリズムの再定義
      7. データ駆動型ジャーナリズムの実践的課題
      8. データ駆動型ジャーナリズムの政治経済的課題
      9. おわりに
     第6章 誰もがジャーナリストになる時代―ミドルメディアの果たす役割と課題
      1. はじめに
      2. 市民メディアの誕生
      3. ミドルメディアの誕生
      4. ポータルサイトの方針転換
      5. 既存マスメディアの方針転換
      6. 市民メディアの失敗
      7. ミドルメディアの課題―情報統合と私刑化
      8. 個人が直面するジャーナリズム倫理
      9. 求められるジャーナリスト教育
      10. おわりに
     第7章 ソーシャルメディア時代のジャーナリズムの変容とその課題―「メディア間の対立の融解」と「信頼の自明性の喪失」という観点から
      1. ソーシャルメディアの普及と英雄譚のおわり
      2. 間メディア社会と東日本大震災
      3. メディア間の対立の融解と信頼の自明性の喪失を乗り越えられるか
     第8章 ウィキリークスとジャーナリズム
      1. はじめに
      2. ウィキリークスとは
      3. ウィキリークスの活動
      4. リークサイトの勃興
      5. リーク情報の活用
      6. データ・ジャーナリズムの多様性
      7. ウィキリークスとハッカー倫理
      8. ハッカーと政治
      9. ジャーナリズムにおける主体的実践
      10. アノニマスとは
      11. 仮面と大衆動員
      12. 人称性と半人称性
      13. ジャーナリズムの今後
    第Ⅲ部 拡張する〈ジャーナリズム〉
     第9章 〈広告〉の視点からジャーナリズムを考える
    第Ⅳ部 グローバル世界のジャーナリズム変容
     第10章 The Daily Show with Jon Stewartと米国TVジャーナリズム
      1. はじめに
      2. The Daily Show with Jon StewartとCNBC批判
      3. 米国四大ネットワークの現状
      4. TDSの動向
      5. 米国ジャーナリズムの特性と理念
      6. 米国ジャーナリズムの変容―1950-80年代
      7. TDSの米国ジャーナリズムにおける今日的位置づけ
      8. おわりに
     第11章 中国社会におけるインターネットの「世論監督」機能―「三層モラルコンフリクト・モデル」から見たネットの政治的役割
      1. はじめに
      2. 中国における〈ネット世論〉をめぐる動き
      3. 二項対立的でない視点から
      4. 湖北省の鄧玉嬌案
      5. 地方政府「中抜き」の世論形成モデル
      6. 〈ネット世論〉が現実社会を動かすメカニズム―「三層モラルコンフリクト・モデル」を手がかりに
      7. 結びにかえて
    第12章 韓国のデジタル・オートクラシー―2012年韓国大統領選挙における権力とネットの不穏な結合
      1. 裏切られたデモクラシー
      2. 保守政権のメディア掌握
      3. 国情院の選挙介入と『ニュース打破』の挑戦
      4. ネット社会のデジタルなオートクラシーに抗して
    第13章 アルジャジーラというジャーナリズム
      1. アラブの春
      2. アルジャジーラの誕生から現在まで
      3. アルジャジーラと日本
      4. アルジャジーラの間メディア戦略
      5. おわりに―世界に拡がるグローバル情報発信
    第Ⅴ部 未来に向かって
     終章 ジャーナリズムの明日―二度の政権交代とネット選挙
      1. はじめに
      2. 二つの歴史的選挙
      3. メディアと選挙
      4. 今後のゆくえ―集団知性・集団浅慮・集団分極化

    参考文献
    あとがき
    索引
    編著者・著者紹介
  • 出版社からのコメント

    多様なメディアが相互に影響し合う社会における、ジャーナリズムの様相を論考。特徴的な事例をもとに分析。
  • 内容紹介

    多様なメディアが相互に影響し合う社会における、ジャーナリズムの様相を論考する。ジャーナリズムの理念・形成過程を整理したうえで、注目すべき国内外の変化を特徴的な事例をもとに分析し、改めて現代日本のジャーナリズムを検討し今後を展望する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    遠藤 薫(エンドウ カオル)
    東京大学教養学部基礎科学科卒業(1997年)、東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(1993年)、博士(学術)。信州大学人文学部助教授(1993年)、東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授(1996年)を経て、学習院大学法学部教授(2003年~現在)。日本学術会議会員、社会情報学会副会長、横断型基幹科学連合副会長。専門は理論社会学(社会システム論)、社会情報学、文化論、社会シミュレーション

間メディア社会の"ジャーナリズム"―ソーシャルメディアは公共性を変えるか の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京電機大学出版局
著者名:遠藤 薫(編著)
発行年月日:2014/10/10
ISBN-10:4501629002
ISBN-13:9784501629007
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:331ページ
縦:22cm
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