北関東から競馬がなくなる日(新風舎文庫) [文庫]

北関東から競馬がなくなる日(新風舎文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  三十代も半ばに近づきつつある「俺」。十九のときからミュージシャンを目指し（いや名乗り）、定職につくこともなくここまできたけれど、どうにもパッとしない。こんな俺に愛想をつかした恋人とは一年前に別れたきりで、いまや俺のパートナーはギターと十七年つけ続けた十五冊の日記、そして週末の競馬だけだ―。〇三年春・足利、〇四年末・高崎、そして〇五年春・宇都宮。消えゆく北関東の地方競馬場に自身を重ねるように、ひとりの男が「青春」にけじめをつける姿を、ユーモアとペーソス溢れる筆致で描いた短編連作集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  足利競馬；高崎競馬；宇都宮競馬；終章

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  曠野 すぐり(ヒロノ スグリ)
  １９６８年生まれ。東京都福生市出身。趣味の域を超えた量の読書熱が昂じ、次第に小説執筆を手掛けるようになる。また、さびれゆくものを見て歩く「夕日の会」（会員２名）としても活動。足利・高崎・宇都宮と次々に閉場していく競馬場への愛惜を込めた『北関東から競馬がなくなる日』でデビューとなる

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