「講」研究の可能性〈2〉 [単行本]
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販売開始日: 2014/10/11
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「講」研究の可能性〈2〉 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人びとの孤立化・無縁化が進み、互いを繋ぐ場を見失いがちな今日、先行研究を検討しつつ、日本社会における「講」の多様な活動実態に光を当て、それらの果たしてきた役割を改めて問う論文集の続刊。
  • 目次

     叙文 長谷部八朗  
      編纂の経緯
      各論攷の要旨
    Ⅰ 堀一郎の講理論
     堀一郎の宗教・信仰史論と「講」――「日本宗教史」論の視座から――  長谷部八朗
      はじめに
      一 『日本宗教史』研究の歩み――堀一郎に至るまで――
      二 堀一郎の宗教・信仰論
      三 堀一郎の「講」に関する論述とその意味
      おわりに
    Ⅱ 講の結集、維持、変遷の諸相
     日本仏教における講の展開――浄土真宗の事例を中心に――  高山秀嗣
      はじめに
      一 親鸞の時期の講について
      二 覚如から存如の時期の講について
      三 蓮如の時期の講について
      四 浄土真宗の講の特徴
      まとめにかえて
     明治初年の神宮教院・神宮教会と神風講社 武田幸也
      はじめに
      一 神宮教院・神宮教会の成立と愛国講社
      二 『神宮教会講社規則』と『神風講社社長取締事務取扱心得書』にみる神風講社
      三 『神風講社結収大意』にみる神風講社結収の目的と役割
      四 『神宮教会規制』における神風講社
      五 『開知新聞』にみる神風講社の実態
      おわりに
     講を継承するしくみと工夫――尾州鷹羽講の組織と運営――   小林奈央子
      はじめに――本論の目的――
      一 鷹羽講所在地域の概観
      二 鷹羽講の歴史
      三 鷹羽講の組織
      四 鷹羽講運営の工夫
      ま と め――講の継承成功の背景にあるもの――
     法を嗣ぐ在俗行者――近代期における尾張儀覚刑を例にみる御嶽講の結集原理――  関 敦啓
      はじめに
      一 御嶽講の成り立ちと変遷
      二 霊神信仰と在俗行者
      三 在俗行者の講として
      まとめにかえて
     大岳講に関する一考察――札の置き場の検討を中心に――    西村敏也
      はじめに
      一 大岳山・大岳神社・大岳講
      二 八王子市戸吹の事例
      三 小金井市貫井南町の事例
      四 小金井市緑町の事例
      おわりに
     講の社会的位置づけの変遷、および講研究の射程に関する一考察 天田顕徳
      問  題
      一 背  景――桜井のみた風景、我々のみる風景――
      二 講の社会的位置づけの変化
      三 講の現場において――筑波山禅定を事例として――
      結  論――現代における講の価値と講研究の可能性――
    Ⅲ 講的集団、あるいは講周辺の諸相
     近世における高野山参詣意識――頼慶筆『高野山縁起』を参考に――  村上弘子
      はじめに 
      一 高野山の縁起
      二 勧進文と縁起
      三 遍照光院頼慶について
      四 頼慶筆『高野山縁起』について
      五 頼慶死後の『高野山縁起』
      むすびにかえて
     近代神社の講的組織――気多講社を事例に――         市田雅崇
      はじめに
      一 神社付属の講的組織
      二 気多神社の講的組織の概要
      三 気多神社保存会と気多講社
      四 気多講社と気多神社保存会――まとめにかえて――
     稲荷信仰の講と祭り                 牧野眞一
      はじめに
      一 稲荷講と祭り
      二 稲荷講としてのオビシャ
      三 在地講としての稲荷講
      おわりに
     集落の再編――ショウキサマ祭祀の継承――      石本敏也
      はじめに
      一 調査地概観
      二 ショウキサマ祭祀の実態
      三 トウマエの言説
      四 祭祀組織の変遷
      五 ショウキサマ祭祀組織の再々編
      六 集落の再編
      ま と め
     奥山半僧坊信仰の変遷――講と漁業史の視点から――   髙木大祐
      はじめに
      一 方廣寺と鎮守
      二 椎河大龍王の信仰
      三 奥山半僧坊の縁起と伝説
      四 浜名湖周辺の奥山半僧坊信仰
      五 「明治一四年大火」と奥山半僧坊信仰の広がり
      六 漁民信仰からみた奥山半僧坊
      むすびにかえて
    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長谷部 八朗(ハセベ ハチロウ)
    1950年生れ。駒澤大学教授
  • 出版社からのコメント

    堀一郎の「日本宗教史」研究を見据え、「講」の諸位相へのアプローチを通し、「講」研究の今後を模索する論文集。
  • 内容紹介

    人びとの孤立化・無縁化が進み、互いを繋ぐ場を見失いがちな今日、先行研究を検討しつつ、日本社会における「講」の多様な活動実態に光を当て、それらの果たしてきた役割を改めて問う論文集の続刊。
    昭和30年代まで、各地でさかんに行われた「講」活動は、地域社会の変動とともにいまや消失しようとしている。講をとりまく急速な社会変動を見据え、「講」活動の今日的動向をさまざまな角度から考察し、堀一郎の「日本宗教史」研究を再吟味しながら、現代社会における「講」研究の可能性を追求する。
  • 著者について

    長谷部八朗 (ハセベハチロウ)
    長谷部八朗(ハセベハチロウ)1950年 埼玉県生まれ。慶應大学商学部卒業。駒澤大学大学院人文科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。現在 駒沢大学仏教学部教授。〔主要論著〕『祈祷儀礼の世界―カミとホ、トケの民俗誌』(名著出版、1992年)、「民衆宗教史と仏教」(『岩波講座 宗教3 宗教史の可能性』岩波書店、2004年)、「「土着化」論より見た宗教交渉史研究―桜井徳太郎の所説をめぐって―」(『宗教史とは何か』上(宗教史学論叢)、リトン、2008年)ほか。

「講」研究の可能性〈2〉 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶友社
著者名:長谷部 八朗(編著)
発行年月日:2014/10/11
ISBN-10:4874490727
ISBN-13:9784874490723
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:485ページ
縦:22cm
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