松下圭一 日本を変える―市民自治と分権の思想 [単行本]
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松下圭一 日本を変える―市民自治と分権の思想 [単行本]

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出版社:トランスビュー
販売開始日: 2014/11/07
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松下圭一 日本を変える―市民自治と分権の思想 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地方自治体もまた一つの“政府”である。市民による自治体と国家は対等である。自治体改革やシビル・ミニマムの理論を創造し、戦後の政治と社会を変革した一政治学者の思想と行動の全貌。新たな都市政策や憲法理論によって来たるべき市民政府を提唱し、偏狭なナショナリズムを超える未来への道筋を示す。
  • 目次

    まえがき

    序 章 松下圭一とは
     多面的な存在 強く現実に働きかける 私との半世紀にわたる関係 この時代に松下圭一を読むということ

    第一章 出発まで
    空襲と大地震 最初の論文「習慣について」 発禁本もあった「市民文庫」 「東大学生新聞」編集長として 『政治学事典』の編集会議

    第二章 ロック研究
    1 ロック思想の前提
    最初の著作『市民政治理論の研究』 ルネサンスと宗教改革 ホッブズ、ロック、ルソーの社会契約論の展開 
    2 ロック研究――『市民政府論』を中心に
    ロックの市民政治理論のエッセンス 『市民政府論』をめぐる三つの争点 自然状態における個人について 政府機構をどうつくるか 市民社会とは何か 自由・宗教・革命の関係 

    第三章 大衆社会論争から構造改革論へ
    1 市民政治理論の現代的展開
    ロックからベンサムへ 「市民社会」から「大衆社会」へ 
    2 大衆社会論争
    大衆社会とは何か 五年以上続いた論争 「社会民主主義の危機」 上田耕一郎との論争 松下と上田の理論的射程の差 
    3 構造改革論に向かって
    江田三郎との出会い 一九六〇年前後の政治状況 派閥抗争の激化と江田三郎の敗北 構造改革論とは何だったのか 

    第四章 自治体改革、シビル・ミニマム、都市政策
    1 自治体改革と革新市長の群生
    自治体はムラと変わらない 自治体改革の三原則・五課題 革新自治体の群生 
    2 シビル・ミニマム
    美濃部都政のシビル・ミニマム計画 シビル・ミニマムの思想とは シビル・ミニマム計画の具体化 四〇年後の理論再編 
    3 都市政策の構築
    都市構造の改革 新しい都市の新しい生活様式 都市化の歴史的考察 都市政策の科学的思考とビジョン 都市政策の思考方法の転換 自治体計画のつくり方 市民はどのように参加するか――「武蔵野方式」 

    第五章 市民自治の憲法理論
    1 市民参加と法学的思考
    時代錯誤の官治・集権型の憲法論 『憲法』違反の行政法学をどう変えるか 市民共和国をつくるために 
    2 戦後憲法学――その理論構成と破綻
    「国民主権」の意味 シビル・ミニマムを『憲法』に活かす 地方公共団体から自治体へ 戦前を継承する戦後憲法学
    3 憲法理論の再構築にむけて
    憲法理論の八つの問題性 
    4 「整憲」の重要性
    今もつづく時代錯誤の憲法学 自治体基本条例もまた憲法である

    第六章 市民文化の可能性
    1 〈市民〉的人間型
    「市民」の歴史的意味と可能性 市民の自由と自発性 
    2 婦人問題への着目
    新しい「婦人理論」の必要 
    3 市民参加、職員参加
    集権的権威との対決 職員参加の理論構成 
    4 市民文化の可能性
    行政に文化はつくれない 政治概念としての市民文化 市民文化の自律と水準 

    第七章 政策型思考と制度型思考
    1 政策型思考とはなにか
    雄大な構想 市民が政策形成するために 
    2 制度型思考の構造転換
    政策法務の必要 自治体法務は自治体財務を要請する
    3 基本条例と自治体再構築
    不可欠な自治体基本条例 自治体再構築のために 

    第八章 市民法学の提起
    1 官僚内閣制から国会内閣制へ
    日本の政治の分水嶺 官僚法学転換のきざし 行政の驚くべき劣化 政治と行政の峻別 国会改革のための七つの提言 
    2 政治学と法学の分裂
    なぜ講壇法学に陥るのか 市民法学を生むために 

    終 章 成熟と洗練――日本再構築に向けて
    独自の思索はいかにして生まれたか 救いはあるか
    確かな希望

    私の仕事  松下圭一

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    自治体改革やシビル・ミニマムの理論を創造し、戦後の政治と社会を変革した松下圭一のの思想の全貌。来るべき市民政府を提唱。…
  • 内容紹介

    政治学者・松下圭一は、自治体と国家は対等であることを説き、自治体改革やシビル・ミニマムという言葉と理論を創造し、戦後の政治と社会を大きく変革した。また憲法は国家統治の道具ではなく、市民自治のためのものであると主張し、東大を頂点とする日本の法学界に衝撃を与えた。研究室をついに持たなかった、行動する政治学者・松下圭一の思想と行動の全貌を論じ、偏狭なナショナリズムを超えて、私たちが目指すべき市民政府の姿を明らかにする。

    図書館選書
    自治体改革やシビル・ミニマムの理論を創造し、戦後の政治と社会を変革した松下圭一のの思想と行動の全貌。新たな都市政策や憲法理論によって、来るべき市民政府を提唱し、偏狭なナショナリズムを超える未来への道筋を示す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大塚 信一(オオツカ ノブカズ)
    1939年、東京生まれ。国際基督教大学卒業。63年、岩波書店に入社し、雑誌『思想』、岩波新書編集部を経て、「岩波現代選書」「叢書・文化の現在」「新講座・哲学」などを企画・編集。また編集長として季刊誌『へるめす』を創刊。97年~2003年、代表取締役社長。現在、社会福祉法人日本点字図書館理事、東アジア出版人会議最高顧問
  • 著者について

    大塚 信一 (オオツカ ノブカズ)
    1939年、東京生まれ。国際基督教大学卒業。63年、岩波書店に入社し、雑誌『思想』、岩波新書編集部を経て、「岩波現代選書」「叢書・文化の現在」「新講座・哲学」などを企画・編集。また編集長として季刊誌『へるめす』を創刊し、学問・芸術・社会にわたる知の組み換えと創造を図る。97年~2003年、代表取締役社長。現在、社会福祉法人日本点字図書館理事、東アジア出版人会議最高顧問。著書に『理想の出版を求めて―一編集者の回想1963‐2003』『河合隼雄 心理療法家の誕生』(共にトランスビュー)、『火の神話学―ロウソクから核の火まで―』(平凡社)、『顔を考える―生命形態学からアートまで』(集英社新書)などがある。

松下圭一 日本を変える―市民自治と分権の思想 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:トランスビュー
著者名:大塚 信一(著)
発行年月日:2014/11/05
ISBN-10:4798701556
ISBN-13:9784798701554
判型:B6
発売社名:トランスビュー
対象:教養
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:357ページ
縦:19cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:495g
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