ダンテの遺言 [単行本]

ダンテの遺言 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  イタリアに留学している香田節子は、行方不明となった担当教官を捜すうち、現存しないとされていたイタリアの国民文学『神曲』のダンテ直筆原稿の存在を知る。だがその内容は改竄されていた。明らかになってゆく知られざる史実。そして十九世紀の芸術家であるロダンが“真実の歴史”を世に問うため、“地獄の門”を作成した事実にまでたどり着くのだが―コペルニクス、ガリレオ、ロダン―「権力」との相剋を描き出す、企みに満ちたデビュー作。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  谷川 悠里(タニカワ ユリ)
  １９８１年東京都生まれ。イタリア・ボローニャ在住。ミラノ大学大学院人文学科修了。『ダンテの遺言』が、デビュー作となる

ダンテの遺言 [単行本] の商品スペック