沈みゆく大国アメリカ(集英社新書) [新書]

沈みゆく大国アメリカ(集英社新書) [新書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にもたらした。「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」「高齢者は高額手術より痛み止めでＯＫ」「一粒一〇万円の薬」「自殺率一位は医師」「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」。これらは、フィクションではない。すべて、超大国で進行中の現実なのだ。石油、農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「一％の超・富裕層」たちによる国家解体ゲーム。その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった！

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序章　「一パーセントの超・富裕層」たちの新たなゲーム
  第１章　ついに無保険者が保険に入れた！（がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用
  自己破産理由のトップは「医療費」　ほか）
  第２章　アメリカから医師が消える（保険証を握りしめながら医師の前で死亡
  自殺率トップは医師　ほか）
  第３章　リーマンショックからオバマケアへ（ゲーム必勝法「回転ドアをくぐれ！」―オバマケア設計者と愉快な仲間たち
  笑いが止まらない人々―保険会社編　ほか）
  第４章　次のターゲットは日本（オバマケアと日本の皆保険制度はまったく違う！
  消費税増税で病院がつぶれる！？　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  堤 未果(ツツミ ミカ)
  ジャーナリスト、東京生まれ。ニューヨーク市立大学大学院で修士号取得。２００６年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞。２００８年『ルポ貧困大国アメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞を受賞

• 内容紹介

  農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「1%の超富裕層」たちによる国家解体ゲーム。その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった! 稀代のアメリカ・ウォッチャーの最新作。
  
  

沈みゆく大国アメリカ(集英社新書) [新書] の商品スペック