王朝の恋と別れ―言葉と物の情愛表現 [単行本]

王朝の恋と別れ―言葉と物の情愛表現 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  出会いと別れの文学誌。平安貴族たちの求婚・結婚・離婚の具体的な段取りや約束事とはどのようなものだったのか。物語や日記文学、和歌文学から、その男女関係・婚姻関係の生活誌的な様相と、言葉と物のやりとりが織りなす情感の世界を明らかにする。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　平安貴族の求婚事情（懸想文の「言ひ初め」
  求婚相手宅での「居初め」
  契りを交わす「見初め」）
  ２　男と女の情愛表現（男と女の後朝の儀式
  男の持ち物・忘れ物
  男と女が見入る鏡の影
  移動する女の持ち物「櫛の箱」）
  ３　平安貴族の離婚告知（『落窪物語』の離婚事情
  女が男に物を返す時
  衣を残して去る女）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  倉田 実(クラタ ミノル)
  １９５０年栃木県生。明治大学大学院博士後期課程退学。博士（文学）。大妻女子大学文学部教授。『王朝摂関期の養女たち』（翰林書房、２００４・１１、紫式部学術賞受賞）など

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