犯罪報道におけるジェンダー問題に関する研究―ジェンダーとメディアの視点から [単行本]
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犯罪報道におけるジェンダー問題に関する研究―ジェンダーとメディアの視点から [単行本]

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出版社:学文社
販売開始日: 2014/11/14
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犯罪報道におけるジェンダー問題に関する研究―ジェンダーとメディアの視点から の 商品概要

  • 目次

    はしがき

    第1章 研究の背景と視座
     第1節 犯罪報道をめぐる議論の位相
     第2節 犯罪報道の問題に関する議論
      (1) メディアの制度に起因する犯罪報道の「在り方」に関する問題
      (2) 犯罪報道の影響に関する問題
      (3) 犯罪あるいは報道をめぐる法制度等から派生する新たな問題
      (4) 犯罪報道の問題の整理:犯罪報道の一般的問題
     第3節 ジェンダーの視点からの犯罪報道の問題
     第4節 研究の目的と視座
     第5節 研究の方法

    第2章 日本におけるジェンダーとメディア研究の展開と課題
     第1節 ジェンダーとメディア研究の展開
      (1) 「女性とメディア研究」の源流としてのフェミニズム運動
       1. アメリカを中心とした第二波フェミニズムの流れ
       2. 日本におけるジェンダーとメディア研究の始まり
      (2) 「ジェンダーとメディア研究」への流れと2つの問い
       1. メディア批判の根拠をめぐって
       2. 研究の主体は誰か
     第2節 ジェンダーとメディア研究の課題
      (1) 研究の射程の広がりとフェミニスト・メディア・スタディズの課題
       1. 研究の射程の広がり
       2. フェミニスト・メディア・スタディズの課題
      (2) ジェンダー問題へのアプローチとメディア企業の構造的偏り
      (3) 「ケアのジャーナリズム」の視点からの問題提起
     第3節 小括

    第3章 犯罪報道における女性に関する研究
     第1節 犯罪報道における女性の扱われ方に関する問題提起
      (1) 女性の活動による問題提起
      (2) 展開の契機となった事件
     第2節 犯罪報道における女性被害者・女性被疑者に関する研究
      (1) 女性被害者の取り扱い方に関する研究
       1. 犯罪報道における女性被害者の特徴
       2. 裁かれる側に転じる女性被害者
       3. 被害者報道の問題に関する議論
      (2) 女性被疑者の取り扱い方に関する研究
       1. 犯罪報道における女性被疑者の特徴
       2. 断罪される女性被疑者
       3. 児童虐待事件の報道
      (3) 近年の動向と問題点
       1. インターネットによる情報流出
       2. 裁判員制度導入により顕在化する問題
       3. 犯罪の当事者をめぐる問題
     第3節 小括

    第4章 近年の事件報道における女性被害者・女性被疑者の分析
     第1節 分析概要
      (1) 問題設定
      (2) 分析対象と方法
       1. 分析対象事件
       2. 内容分析の項目
     第2節 女性被害者の分析
      (1) 福岡3女性殺害事件(2004年)
      (2) 舞鶴女子高校生殺害事件(2008年)
      (3) 京都教育大集団準強姦事件(2009年)
      (4) 千葉女子大生殺害放火事件(2009年)
      (5) 女性被害者の分析のまとめ
     第3節 女性被疑者の分析
      (1) 渋谷夫殺害遺体切断事件(2006年)
      (2) 福岡小1男児殺害事件(2008年)
      (3) 宮崎乳児虐待死事件(2010年)
      (4) 大阪2幼児放置死事件(2010年)
      (5) 女性被疑者の分析のまとめ
     第4節 全国紙/地方紙・ブロック紙の分析
      (1) 福岡3女性殺害事件(西日本新聞 2004年/ブロック紙)
      (2) 福岡小1男児殺害事件(西日本新聞 2008年/ブロック紙)
      (3) 宮崎乳児虐待死事件(宮崎日日新聞 2009年/地方紙)
      (4) 栃木自動車運転過失致死事件(下野新聞 2009年/地方紙)
      (5) ブロック紙・地方紙の分析のまとめ
     第5節 小括

    第5章 犯罪報道が伝えるジェンダー問題に関する考察
     第1節 ラベリング理論による考察
      (1) 女性被害者へのラベリング
      (2) 女性被疑者へのラベリング
      (3) ブロック紙・地方紙によるラベリング
      (4) まとめ
     第2節 フェミニスト・メディア・スタディズの視座からの考察
      (1) 女性被害者の報道に対する異議申し立てと近年の状況
      (2) 女性被疑者の表現への問題提起
      (3) ブロック紙・地方紙におけるケアのジャーナリズム
      (4) まとめ
     第3節 社会構築主義からの考察
      (1) 女性被害者の報道をめぐって
      (2) 女性被疑者の報道による社会的影響
      (3) ブロック紙・地方紙が地域に与える影響
      (4) まとめ
     第4節 小括

    第6章 研究のまとめ
     第1節 得られた知見と議論のまとめ
      (1) 女性被害者・女性被疑者の取り扱われ方の特徴と類型化
      (2) 議論のまとめ
     第2節 残された課題と展望
      (1) 研究方法
       1. 第2レベルの議題設定機能(フレーミング効果)の研究
       2. オントロジカル・グルマンダリングについて
      (2) 事象の残された局面
       1. 男性のジェンダーに関する分析の必要性
       2. 犯罪行為を引き起こす被疑者の要因について

    引用・参考文献
    参考資料(犯罪報道分析シート)
    あとがき
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    女性が犯罪報道の当事者となった場合、犯罪報道の「問題」がより深刻になる、
    男性の場合と異なる問題が生じたりする事象を対象に研究。
    ジェンダーとメディアという視点から考察を行うことにより、
    犯罪報道が「ジェンダー」あるいは「女性」の概念の産出にどのように関与しているかという点に言及。
    女性被害者や女性被疑者に対して、報道においてどのようなラベリングが行われているか、
    そのラベリングはジェンダーとメディア研究とくに構築主義的な立場からみるとどのように解釈できるかをまとめる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    四方 由美(シカタ ユミ)
    1969年京都府舞鶴市生まれ。東洋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。1999年4月より宮崎公立大学人文学部専任講師・准教授を経て、現職。宮崎公立大学人文学部教授。専門、マスコミュニケーション論、ジェンダーとメディア研究
  • 著者について

    四方 由美 (シカタ ユミ)
    (しかた ゆみ)宮崎公立大学人文学部国際文化学科(メディア・コミュニケーション)教授。

犯罪報道におけるジェンダー問題に関する研究―ジェンダーとメディアの視点から の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:四方 由美(著)
発行年月日:2014/10/30
ISBN-10:4762024813
ISBN-13:9784762024818
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:281ページ
縦:22cm
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