バイリンガルな夢と憂鬱 [単行本]
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バイリンガルな夢と憂鬱 [単行本]

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出版社:人文書院
販売開始日: 2014/12/02
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バイリンガルな夢と憂鬱 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    複数言語状況に陥った文学者たちの表現をめぐる選択や闘争―言語的な生に肉薄するディアスポラ文学批評。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1 バイリンガルな白昼夢
    2 植民地の多言語状況と小説の一言語使用
    3 カンナニの言語政策―湯淺克衞の朝鮮
    4 バイリンガル群像―中西伊之助から金石範へ
    5 在日朝鮮人作家と「母語」問題―李恢成を中心に
    6 「二世文学」の振幅―在日文学と日系文学をともに見て
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西 成彦(ニシ マサヒコ)
    1955年岡山県生れ、兵庫県出身。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退。熊本大学助教授を経て、立命館大学先端総合学術研究科教授。専門は比較文学
  • 内容紹介

    本書が扱うバイリンガルはエリートではない。植民地や移民、亡命の結果として、好むと好まざるとにかかわらずバイリンガルであり、あるいはそういった多言語が行き交う状況を、小説という一言語使用が原則の形式で描くという、ある種不可能な命題に挑んだ作家たちである。

     具体的には、アイヌ神謡集の知里幸恵、植民地台湾の複雑な言語状況を描いた佐藤春夫と呂赫若、「故郷」朝鮮からの引揚げ作家、金石範、李恢成ら在日作家、移民国家アメリカの日系人作家などである。とはいえ、ハーンやフォークナー、コンラッド、リービ英雄など欧米の文学の試みと比較しながら、いわゆる「在日文学」「外地文学」としてではなく、「ディアスポラ」によって特徴づけられる20世紀の世界文学として論じている。文学の本質に迫る批評であるとともに、ディアスポラ、とりわけアジアン・ディアスポラ研究にも貢献する、比較文学者の著者ならではの野心作。
  • 著者について

    西 成彦 (ニシ マサヒコ)
    1955年生まれ。立命館大学先端総合学術研究科教授。専攻は、比較文学、元ポーランド文学。主な著書に『ラフカディオ・ハーンの耳』(岩波書店 1993年)、『イディッシュ‐移動文学論1』(作品社 1995年)、『ターミナルライフ 終末期の風景』(作品社 2011年)『胸さわぎの鴎外』(人文書院 2014年)訳書に『ペインティッド・バード』(松籟社  2011年)『牛乳屋テヴィエ』(岩波文庫 2012年)などがある。

バイリンガルな夢と憂鬱 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院 ※出版地:京都
著者名:西 成彦(著)
発行年月日:2014/11/30
ISBN-10:4409160966
ISBN-13:9784409160961
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:277ページ
縦:20cm
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