聖母のルネサンス―マリアはどう描かれたか [単行本]

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聖母のルネサンス―マリアはどう描かれたか [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2004/09/30
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聖母のルネサンス―マリアはどう描かれたか [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ルネサンス期のヨーロッパで描かれたおびただしい聖母子像は、人間存在の美しさへの人々の感受性を目覚めさせ、子を慈しみ育てる母たちの理想像となり、さらには文字文化から遠ざけられてきた女性たちに学ぶことをうながす役割も果たした。聖母マリアのイメージの変遷を、名画を読み解きながらたどり、ルネサンスの息吹を生き生きと伝える。
  • 目次

    ■第一章 受胎告知――神の母から人の母へ
     1 「受肉の神学」と新しい聖母子像
      人間感情の目覚め
      肉体美の発見
      裸体のイエス
      幼な子の性器を触るおばあちゃん
      母のあごを触る幼な子
     2 救済への入り口「受胎告知」
      お言葉どおりこの身に成りますように
      マリアの抗議
      信仰への入り口
      受胎告知の祝日
      3月25日は神と人間の和解の日
      神の母から人の母へ
     3 「受胎告知」のさまざまな表象
      耳から神なるロゴスを受胎したマリア
      花は花から花の季節に生まれる
      十字架を担ぐ裸体の幼な子
      どこで告知がなされたか
      糸つむぎをするマリアから書を持つマリアへ
     4 鑑賞 さまざまな「受胎告知」
      フラ・アンジェリコの「受胎告知」
      ボッティチェリの「受胎告知」
      聖堂を舞台にした「受胎告知」
      草花がちりばめられた「受胎告知」
      民家の室内を舞台にした「受胎告知」
      ブルジョアの民家を舞台にした「受胎告知」
      ゲントの祭壇画
      ウェイデンの赤いベッド
      廃れゆく「受胎告知」

    ■第二章 ミルクスープの聖母――ミルクとスプーンのフォークロア
     1 シンボル解読の旅へ
      スプーンを持つ幼児
      羊飼いの贈り物
      ミルクスープの聖母
      イエスが手にするモノの意味
      ダヴィットの聖母子
      シモン・ベニングの聖母子
     2 「授乳の聖母」と養い親ヨセフ
      授乳の聖母
      マリアの乳の聖遺物
      マリアの乳に癒された聖ベルナルドゥス
      授乳の聖母を描くルカ
      ヨース・ヴァン・クレーヴの「聖ヨセフのいる聖家族」
      イエスの養い親ヨセフの地位
      消えゆく授乳の聖母
     3 スプーンのシンボリズム
      スプーンとフラスコのセット
      スプーンが添えられた聖画
      聖アウグスティヌスとスプーンを持つ幼児
      王者のしるし
      愛と豊穣のシンボル

     付録1 羊飼いの贈り物
     付録2 聖母マリアのシンボル

    ■第三章 書を持つ聖母――「神の器」から言葉の主体へ
     1 象徴としての書物
      女性に読み書きを教えるのは危険
      母は子の最高の教育者
      男性の最高権威の象徴としての書物
     2 読み書きを教える聖母
      マリア崇拝と書を持つマリア像
      受胎告知でマリアは何を読んでいたか
      ヨセフは子をあやし,マリアは本を読む
      読み書きを教える聖母マリア
      読み書きを教える聖アンナ像はイギリス生まれ
      聖アンナはマリアに何を読みきかせたか
      中世の女性とラテン語
      書を読む天国の女王
     3 聖画の女性たちと書物
      時禱書を読む聖女
      書を読む罪の女
      時禱書と貴婦人
      ジャンヌ王妃とカトリーヌ・ド・クレーヴの時禱書
      聖母マリアへの祈り
     4 自分の言葉で語る女性たち
      ビンゲンのヒルデガルト
      神の聖なる器として
      聖ビルジッタの幻視
      クリスティーヌ・ド・ピサンの挑戦
      『薔薇物語』をめぐる論争
      女性の理想郷『婦女の都』
      英訳された『婦女の都』
      「婦女の都」に入城する聖母マリア
     5 聖母像と女性の文字文化
      書を持つ金貸しの妻
      商人の妻が書いたイギリス最古の自伝
      聖霊の器として
  • 出版社からのコメント

    「書物を手にする聖母」に導かれた女性たち
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石井 美樹子(イシイ ミキコ)
    1971年、津田塾大学大学院博士課程修了。1974‐78年、ケンブリッジ大学で中世英文学・演劇を研究。現在、神奈川大学教授。文学博士

聖母のルネサンス―マリアはどう描かれたか [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:石井 美樹子(著)
発行年月日:2004/09/28
ISBN-10:4000236490
ISBN-13:9784000236492
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:250ページ
縦:20cm
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