NHK―危機に立つ公共放送 新版 (岩波新書) [新書]
    • NHK―危機に立つ公共放送 新版 (岩波新書) [新書]

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NHK―危機に立つ公共放送 新版 (岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2014/12/20
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NHK―危機に立つ公共放送 新版 (岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    公共放送の使命とは何か。創立以来最大の「自主・自律」の危機に直面するNHK。権力によるトップ人事支配に「民主主義の危機」と警鐘を鳴らす著者が、構造的要因を解明し、再生への展望を示す。NHK研究歴五〇年の第一人者が、克服すべきすべての課題に鋭くメスを入れる。定評ある前著を全面改訂して問う緊急提言。
  • 目次

    序章 いま、なぜNHKか
     発端は経営委の首相“お友達人事”/BBCも「NHKの危機」を特集/“偏向”是正/ 「視聴者のみなさまと語る会」での一コマ/公共放送の役割は「権力監視」/ 「NHK支配」の根源にメスを

    第1章 公共放送とは何か──国家のNHKか、市民のNHKか
     メディアの公共性とは/公共放送の役割とは/政府からの自立/電波監理委と「市民社会の論理」/ 「言論の自由市場」の思想/ 「政府の政策を徹底させること」/NHKとBBC/ジャーナリズムとしてのあり方/有事法制反対大集会の場合/視聴者への説明責任と公開性/デジタル化の方向性と進め方

    第2章 「三つの独立」とその空洞化
     政府からの三つの独立/ 「財政の独立」の空洞化/組織・人事への介入/委員長通じ会長人事を左右

    第3章 NHKの体質はどのように培われたか
     政府監督下のラジオ誕生/準国営放送への道/敗戦とGHQ/民主化の風/重視された放送/ 「放送委員会」のメンバー/高野岩三郎会長の訴え/新生の気運/不発に終わった“編集参加”構想/逆風と民主化の挫折/裏切られた理念/電波監理委員会の廃止/風刺バラエティ「日曜娯楽版」/吉田自由党の敵意/ 「NHKは国策の徹底を」/報道を飛躍的に強化/脱皮した日放労/前田会長の時代/ 「介入」と「自立」のせめぎ合い/歪められた「日本の未来像」/ 「対立を激化させないのがモットー」/沖縄返還協定テレビ調印式/参院選への宣伝効果/深刻な数字/ 「偉大なちゅうぶらりん」/会長選出と一三七万人署名/経営委員長と市民代表が対話/ロッキード・三木発言カット事件/報復人事と島元会長の証言/ 「効率化・商業主義化」路線へ

    第4章 ETV番組改変事件が提起したもの
     屋台骨を揺さぶった大事件/どのような番組だったのか/改変に次ぐ改変/東京高裁判決の意義とは/聞き流された経営委員の訴え/一般論にすりかえられた最高裁判決/早くも「編集権」強化の声/放送倫理検証委の「意見書」/ 「事実」と向き合う勇気/大型企画の“落とし穴”/集中攻撃浴びた「アジアの“一等国”」/偏向攻撃の狙いと思惑

    第5章 「改革」へのせめぎ合い籾井体制につながった経営委員会強化
     放送法改正と一体の古森人事/ 「危機」から始まったNHK改革/政・財界主導の官製「NHK改革」/経営委の性格を変えた「法改正」/前面に出てきた「偏向」是正/値下げは「構造改革」の証し?/生かされなかった「自主改革」の提言/市民の「改革」提言運動/監視と激励の参加型運動

    第6章 「国策」優先か、公共性の視点か──問われる「ユニバーサル・サービス」
      「国際放送」強化と4K・8K実用化/繰り返されるか「国策」の推進/デジタル懇の貴重な警告/産業政策的「国策」の“風圧”/ 「あまねく」条項の拡大解釈/視聴者不在の地デジ化の教訓/値上げの正攻法を避けたNHK/ 「先導的役割」は何のためか/莫大な設備投資/ 「ニュースウオッチ9」にみる権力傾斜/最下位の独立性・公正さ

    第7章 通信・放送融合時代に問われるもの──試練に立つ受信料制度と公共放送の使命
     激変するメディア環境/公共圏の危機/始まるNHKのネット同時送信/世界の潮流に逆行するNHK

    第8章 再生のために何が必要か──市民的公共放送への道
     NHK危機の本質とは/NHK問題の根深さ/私の「NHK改革」提言/民主党「構想」不発の教訓/公共放送の存在意義/国民的規模で議論を

    あとがき
    NHK戦後歴代会長一覧
    NHK歴代経営委員長一覧
    NHK略年表
    主な引用・参考文献
  • 出版社からのコメント

    創設以来最大の危機に直面するNHK。密着取材歴35年の著者が、前著を全面改訂して問いかける緊急提言。
  • 内容紹介

    公共放送の本分とは何か。創設以来最大の危機に直面しているNHK。政権に「乗っ取られている」と危惧する著者が、危機をもたらした構造的な要因を根本的に解明し、再生への力づよい展望を示す。密着取材歴35年、NHK研究第一人者が、克服すべきすべての課題に鋭くメスを入れる。定評ある前著を全面改訂して問いかける緊急提言。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松田 浩(マツダ ヒロシ)
    1929年東京都に生まれる。1953年東京大学経済学部卒業、日本経済新聞社入社。放送担当記者・編集委員(1962‐87年)を経て、立命館大学教授、関東学院大学教授を歴任。現在、メディア研究者、メディア総合研究所研究員。著書、『ドキュメント放送戦後史(1,2)』(双柿舎、1でJCJ奨励賞受賞)、『知られざる放送』(共同筆名・波野拓郎、現代書房、JCJ奨励賞受賞)など
  • 著者について

    松田 浩 (マツダ ヒロシ)
    松田 浩 (まつだ ひろし)
    1929年東京都に生まれる
    1953年東北大学経済学部卒業,日本経済新聞社入社.放送担当記者・編集委員(1962-87年)を経て,立命館大学教授,関東学院大学教授を歴任.
    現在─メディア研究者,メディア総合研究所研究員
    著書─『ドキュメント放送戦後史(I,II)』(双柿舎,IでJCJ奨励賞受賞),『知られざる放送』(共同筆名・波野拓郎,現代書房,JCJ奨励賞受賞),『講座現代ジャーナリズム(3)──放送』(共編著,時事通信社),『戦後史にみるテレビ放送中止事件』(共著,岩波ブックレット),『NHK──問われる公共放送』(岩波新書)ほか

NHK―危機に立つ公共放送 新版 (岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:松田 浩(著)
発行年月日:2014/12/19
ISBN-10:4004315212
ISBN-13:9784004315216
旧版ISBN:9784004309475
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:245ページ ※235,10P
縦:18cm
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