社会イノベーションの科学―政策マーケティング・SROI・討論型世論調査 [単行本]
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社会イノベーションの科学―政策マーケティング・SROI・討論型世論調査 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2014/12/23
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社会イノベーションの科学―政策マーケティング・SROI・討論型世論調査 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    科学技術イノベーションと社会イノベーションの相乗効果をもたらす「社会イノベーションの科学」。「エビデンス(根拠)」と「科学的な方法論」を導入し、客観性のあるプロセスを構築することで、科学技術と社会のイノベーション(新結合)を促進する方法論について検討。社会的期待を可視化・定量化する手法を解説。
  • 目次

    はじめに

    第1章 イノベーションの考え方と政策展開
      §1 イノベーションとは何か?
        新結合としてのイノベーション
        イノベーションの普及
        イノベーションプロセスの考え方:リニア・モデルと連鎖モデル
        社会ネットワークを基盤とするイノベーション
        イノベーション・エコシステム
      §2 科学技術とイノベーションの政策
        科学政策と科学技術政策の展開
        責任あるイノベーション
        科学技術と社会課題解決のためのグランド・チャレンジ
        先進諸国におけるイノベーション政策の展開
        日本における科学技術・イノベーション政策の展開
        エビデンスと科学的な方法論に基づく「科学政策のための科学」

    第2章 科学技術と社会のイノベーション ―社会的期待の可視化・定量化手法による新結合
      §1 社会イノベーションとコミュニティ・ソリューション
        社会イノベーションのアプローチ
        社会イノベーションと科学技術イノベーションの相乗効果
        コミュニティ・ソリューションによる社会課題の解決
        社会イノベーションの普及:スケール・アップとスケール・アウト
      §2 社会イノベーションの科学:社会的期待の可視化・定量化
        エビデンスと科学的な方法論に基づく「社会イノベーションの科学」
        社会的期待の定量化・可視化と科学的方法論
        3つの方法論:政策マーケティング・SROI・討論型世論調査
        統合モデル「社会的期待の可視化・定量化手法」:3つの方法論の有機的連動

    第3章 政策マーケティング ―アウトカムの可視化と共創環境の構築
      §1 政策マーケティングとは何か?
        政策マーケティングの考え方
        シェアード・アウトカムを実現するための政策マーケティング
        ソーシャル・キャピタル醸成によるアウトカムの生産性向上
      §2 政策マーケティングの実践事例
        青森県政策マーケティングシステム
        愛知県東海市「東海市まちづくり指標」に基づく協働・共創のまちづくり
        東京都足立区「五反野こども未来ベンチマーク」 によるコミュニティスクールの実現支援
        青森県青森市「青森まちなかマーケティング」による中心市街地の活性化支援
        計画形成支援や社会価値の可視化手法としての活用
        スマートタウンの「幸福度」「科学技術の社会インパクト」を測る評価システムの実装

    第4章 SROI(Social Return on Investment) ―協働型の定量評価プロセスの構築
      §1 SROIとは何か?
        社会インパクト評価手法への期待
        社会企業の展開とSROIの開発
        社会インパクト評価としての SROIの浸透と活用
        SROIの特徴(1) ロジックモデルの活用
        SROIの特徴(2) 参加型評価と貨幣価値換算による共通言語の創出
        SROIの特徴(3) 貨幣価値換算による比較分析
        SROIの7つの原則と6つのプロセス
        SROIの活用方法
      §2 SROIの実践事例
        英国保健省によるNHS改革プログラム
        オランダ・ノアバー財団による助成金プログラムヘの活用
        日本の厚生労働省による福祉プログラムの効果測定手法としての活用
        釧路市による生活保護自立支援プログラム評価への活用
        日本マイクロソフトによる就労支援プロジェクトでの活用
        日本財団による福祉事業助成での活用
        社会インパクト評価の政策実装:Social Impact Bond

    第5章 討論型世論調査 ―仮説の構築・検証
      §1 討論型世論調査とは
        討論型世論調査の構造とプロセス
        意見聴取方法としての特徴
      §2 討論型世論調査の実践事例
        日本での7つの実践事例
        海外での主要な事例
        米国テキサス州における電力供給体制をめぐる実施事例
        中国ゼゴーにおけるインフラ整備をめぐる実施事例
        イタリアラツィオ州における医療制度をめぐる実施事例
        米国における21世紀のシティズンシップをめぐる実施事例
      §3 科学技術分野における活用:エネルギーと環境の選択肢に関する討論型世論調査を例として
        科学技術分野における討論型世論調査
        「エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査」の背景
        RDD方式によるT1調査の実施
        討論資料の作成
        討論フォーラムの開催
        質問紙の設計
        T1調査回答者と討論フォーラム参加者の傾向
        調査結果
        調査に対する批判

    第6章 統合モデル ―社会的期待の可視化・定量化手法
      §1 統合モデルの考え方
        3つの方法論の役割
        3つの方法論を連動させる統合モデル
      §2 政策マーケティングの活用
        Ⅰ-1 社会課題構造の把握
          (1) 課題領域設定
          (2) 社会課題構造調査
          (3) 社会課題構造分析
        Ⅰ-2 ステークホルダーマップ作成
          (4) ステークホルダー調査
          (5) ステークホルダー分析
          (6) ステークホルダーマップ作成
        Ⅰ-3 最終アウトカム設定
          (7) 最終アウトカム調査
          (8) マトリックス分析
          (9) 最終アウトカム設定
      §3 SROIの活用
        Ⅱ-1 インパクトマップ作成
          (10) ロジックモデル記述
          (11) 測定指標検討
          (12) インパクトマップ作成
        Ⅱ-2 SROI算出
          (13) シナリオ設定
          (14) データ収集
          (15) SROI分析
      §4 討論型世論調査の活用
        Ⅲ-1 仮説構築
          (16) 仮説設定
          (17) 推進体制構築
          (18) 討論資料・質問紙作成
        Ⅲ-2 仮説検証
          (19) 事前調査実施
          (20) 討論フォーラム実施
          (21) 調査結果分析
      §5 統合モデルの適用:出生前診断を例として
        出生前診断への統合モデルの適用
        Ⅰ-1 社会課題構造の把握
        Ⅰ-2 ステークホルダーマップ作成
        Ⅰ-3 最終アウトカム設定
        Ⅱ-1 インパクトマップ作成
        Ⅱ-2 SROI分析
        Ⅲ-1 仮説構築
        Ⅲ-2 仮説検証

    参考文献
    おわりに
    索引
  • 出版社からのコメント

    社会をよりよい方向性へと促すための「イノベーション」を推進する上で求められる理論や概念、ならびに評価手法などの全体像を解説。
  • 内容紹介

    本書では、?「政策マーケティング手法」を応用した社会的期待の調査と指標化の手法、?「SROI(社会投資収益率)分析手法」を応用した社会的期待への投資効果(インパクト)の定量分析の手法、?「討論型世論調査」を活用した社会的期待の仮説構築・検証手法の3つの手法について、社会的期待を可視化・定量化する手法として解説する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    玉村 雅敏(タマムラ マサトシ)
    慶應義塾大学総合政策学部准教授。慶應義塾大学総合政策学部卒業。大学院政策・メディア研究科博士課程、千葉商科大学政策情報学部助教授を経て現職。博士(政策・メディア)。新潟市政策改革本部アドバイザー、文部科学省科学技術・学術政策研究所客員研究官、横須賀市政策研究専門委員、内閣官房地域活性化伝導師、天草市・市原市・鈴鹿市のアドバイザーなどを兼務。専門分野は、公共経営、ソーシャルマーケティング、評価システム設計など

    高橋 武俊(タカハシ タケシ)
    慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師。芝浦工業大学システム工学部環境システム学科卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。フリーランスで集客施設のマーケティングや住宅地まちづくりのコンサルティングの業務に従事。慶應義塾大学SFC研究所上席所員、同大大学院政策・メディア研究科特任助教を経て、現職。茅ヶ崎市景観まちづくりアドバイザー、横須賀市政策研究専門委員などを兼務。専門分野は、地域マーケティング・マネジメントなど

    伊藤 健(イトウ ケン)
    慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教。米国Thunderbird Global School of Management経営学修士(MBA)。GE Internationalにてシックス・シグマ手法を使った業務改善や、コーポレート・ファイナンス部門で企業買収後の事業統合等に従事。NPO法人ISL社会イノベーションセンターを経て現職。主に社会的インパクト評価を中心に研究。NPO法人SROIネットワークジャパンを設立、代表理事に就任

    杉田 一真(スギタ カズマ)
    産業能率大学経営学部准教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。慶應義塾大学総合政策学部および法学部法律学科卒業。同大学法学研究科修士課程修了。経営コンサルタントとして大手企業の経営管理制度の構築、マーケティング戦略の策定などに従事。嘉悦大学経営経済学部専任講師、同大学学長補佐、アドミッションセンター長、キャリアセンター長を歴任。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師を経て現職。専門分野は、経済法(独占禁止法)、交渉学など

    白川 展之(シラカワ ノブユキ)
    (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構技術戦略研究センター研究員。東京理科大学卒業、広島大学大学院社会科学研究科修了(修士(マネジメント))。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在学中(Ph.D.Candidate)。広島県、文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向研究センター上席研究官、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構総務企画部企画業務課課長代理を経て、現職
  • 著者について

    玉村 雅敏 (タマムラ マサトシ)
    玉村雅敏(慶應義塾大学准教授)

社会イノベーションの科学―政策マーケティング・SROI・討論型世論調査 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:玉村 雅敏(編著)/高橋 武俊(著)/伊藤 健(著)/杉田 一真(著)/白川 展之(著)
発行年月日:2014/12/20
ISBN-10:4326602716
ISBN-13:9784326602711
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:21cm
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