合理性と自由〈下〉 [単行本]
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合理性と自由〈下〉 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2014/12/27
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合理性と自由〈下〉 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    社会科学と哲学の根本に切り込む。なぜ自由が重要なのか?ノーベル賞受賞のセンが、決められた基準や権威に従って「合理的」に選択してもそれは全く「不自由」であることを示す珠玉の論集。自由の機会的側面とプロセス的側面を切り開いた「アロー記念講演」も収録。
  • 目次

    第Ⅳ部 自由と社会的選択
      第12章 自由と社会的選択
        1. 社会的選好
        2. パレート派リベラルの不可能性
        3. 例証
        4. 制限、拡張、再定式化
        5. 自由、コントロール、社会的選択
        6. コントロールと間接的自由
        7. 選好、選択、個人的領域
        8. 囚人のジレンマ:比較と対比
        9. 結託による解決?
        10. 結語

      第13章 最小限の自由
        はじめに
        1. 自由と社会的選択:いくつかの一般的な問題
        2. 社会的選択による定式化の汎用性
        3. 契約は不可能性結果の解決となるか
        4. 最小限の自由の「直観的理解」
        5. ギバードの拡張とそれに基づく批判
        6. ゲーム形式、侵害的行為、自由
        7. 結語

      第14章 権利:定式化と帰結
        1. はじめに
        2. 権利の定式化、ノージックの提案、ゲーム形式
        3. ゲーム形式、帰結、権利の類型学
        4. ゲーム形式とリベラル・パラドックス
        5. 解釈上の誤解
        6. 決定の諸原理

    第Ⅴ部 視点と政策
      第15章 位置相関的客観性
        1. はじめに
        2. 位置相関的に客観的な観察上の主張
        3. 知識、科学、位置相関的に客観的な信念
        4. 位置相関性と客観的幻想
        5. 客観的幻想の事例:罹患率とジェンダー・バイアス
        6. 主観主義と位置相関的客観性
        7. 文化相対主義と内部批判
        8. 位置相関的に客観的な期待値としての主観確率
        9. 義務論と位置をともなう帰結主義
        10. 結語

      第16章 進歩に関するダーウィン的見解
        1. われわれの形質と生
        2. 人間中心主義と人間の価値
        3. 種、保存、動物の生
        4. 基準と比較
        5. 適応度:首尾一貫性と説得性
        6. 何と比較してより適応的か
        7. なぜ適応度か
        8. 評価と推論
        9. 個人とそのタイプ
        10. 遺伝子の改良と優生学
        11. 設計と決意
        12. ダーウィンとマルサス
        13. 絶滅と環境
        14. ダーウィン主義とわれわれの生

      第17章 市場と自由
        1. はじめに
        2. 市場と厚生主義的な効率性
        3. 自由の概念:プロセスと機会
        4. プロセス的側面:免除権と自律性
        5. 機会的側面:選好と自由
        6. 機会の自由における競争均衡の弱効率性
        7. 不平等と市場メカニズム
        8. 結語

      第18章 環境評価と社会的選択
        1. はじめに
        2. 社会的選択アプローチ
        3. 現存価値と仮想的評価法
        4. 地球温暖化、窮境、評価
        5. 結語

      第19章 費用便益分析
        1. テーマと論争
        2. 一般的推論における費用と便益
        3. 基本原理
        4. 構造上の要求
        5. 評価における無関心
        6. 市場中心的評価
        7. 結語

    第Ⅵ部 自由と社会的選択:アロー記念講演
     はじめに
      第20章 機会と自由
        1. アローと社会的選択
        2. 自由の二つの側面:機会とプロセス
        3. 選好と熟慮された評価の解釈
        4. 社会的選択の射程
        5. 社会的選択の観点
        6. 機会と選好の重要性
        7. 選好、最善の選択、不確実性
        8. 選択のプロセスと機会
        9. 機会と不完備性
        10. 多元的選好、共通部分、支配関係
        11. 選好の多元性、メタランキング、自律性
        12. 自律性と対比した不確実性
        13. 機会と明細化

      第21章 プロセス、自由、権利
        1. プロセス上の選好
        2. プロセス、評価、制約
        3. トレードオフと指数化
        4. 権利の定式化:独立と統合
        5. 帰結から独立した手続きと内的対立
        6. 公共選択アプローチと帰結の分析
        7. ゲーム形式、社会的選択、諸権利
        8. 事態に依存する権利
        9. 代替的なゲーム形式間の社会的選択
        10. 権利の社会的選択による定式化の汎用性
        11. ゲーム形式、結託、リベラル・パラドックス
        12. 結語

      第22章 自由と機会の評価
        1. 基礎的な用語と関係
        2. 単純な計上が縮小されるケース
        3. 選択行為評価
        4. 選好の不完備性と要素的評価
        5. 多元的選好とメタランキング
        6. 多元的選好と共通部分
        7. 多元的選好と事象の順番
        8. 厳密なランキングのバリエーション
        9. 不確実性と柔軟性
        10. 選好、濃度、単位集合
        11. 選択肢の数と濃度に基づく公理
        12. 結合、共通部分、整合性
        13. 結語

    訳者解説
    事項索引
    人名索引
    著者・訳者紹介
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    セン,アマルティア(セン,アマルティア/Sen,Amartya)
    1933年インド・ベンガル地方生まれ。59年にケンブリッジ大学でPh.D.(経済学)を取得。1998年ノーベル経済学賞を受賞。デリー大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、オックスフォード大学教授などを経て、ハーヴァード大学教授(経済学・哲学)

    若松 良樹(ワカマツ ヨシキ)
    京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(法学)を取得。成城大学法学部教授などを経て、学習院大学法務研究科教授(法学)

    須賀 晃一(スガ コウイチ)
    一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(経済学)を取得。福岡大学経済学部教授などを経て、早稲田大学政治経済学術院教授(経済学)

    後藤 玲子(ゴトウ レイコ)
    一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(経済学)を取得。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授などを経て、一橋大学経済研究所教授(経済哲学、経済政策)
  • 出版社からのコメント

    ノーベル経済学賞のセン教授の大著がついに完訳で登場! あらゆる学問に通じた泰斗が社会科学の根本問題にするどく切り込む。
  • 内容紹介

    経済学や哲学、さらには社会科学全般で基礎的な概念である「合理性」と「自由」。あまり精査されてこなかったこれらの概念を、さまざまな学問に影響を与えてきたセンが吟味し、その有効性と限界、そしてその功罪をも解明していく。社会的選択論、厚生経済学、そして哲学にも多大な問題を提起する、ノーベル賞受賞者による渾身の大作。
  • 著者について

    アマルティア・セン (アマルティア セン)
    アマルティア・セ ン (Amartya Sen)1933年インド・ベンガル地方生まれ。59年にケンブリッジ大学でPh.D.(経済学)を取得。1998年ノーベル経済学賞を受賞。デリー大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、オックスフォード大学教授などを経て、現在:ハーヴァード大学教授(経済学・哲学) 主著:『正義のアイデア』(明石書店, 2011年)、『アイデンティティと暴カ-運命は幻想である』(勁草書房, 2011年)、『自由と経済開発』(日本経済新聞社, 2000年)など。

    若松 良樹 (ワカマツ ヨシキ)
    若松良樹(わかまつ よしき) 京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(法学)を取得。成城大学法学部教授などを経て、現在:学習院大学法務研究科教授(法学) 主著:『センの正義論-効用と権利の間で』(勁草書房, 2003年)、『政治経済学の規範理論』(勁草書房, 2011年,共著)など。

    須賀 晃一 (スガ コウイチ)
    須賀晃一(すが こういち) 一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(経済学)を取得。福岡大学経済学部教授などを経て、現在:早稲田大学政治経済学術院教授(経済学) 主著:『政治経済学の規範理論』(勁草書房, 2011年, 共編著)、『公共経済学』(勁草書房, 2006年, 共編著)など。

    後藤 玲子 (ゴトウ レイコ)
    後藤玲子(ごとう れいこ) 一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(経済学)を取得。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授などを経て、現在:一橋大学経済研究所教授(経済哲学, 経済政策) 主著:『正義の経済哲学-ロールズとセン』(東洋経済新報社, 2002年)、『アマルティア・セン-経済学と倫理学』(実教出版, 2002年, 共著)など。

合理性と自由〈下〉 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:アマルティア セン(著)/若松 良樹(監訳)/須賀 晃一(監訳)/後藤 玲子(監訳)
発行年月日:2014/12/20
ISBN-10:4326102403
ISBN-13:9784326102402
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:376ページ
縦:22cm
その他: 原書名: RATIONALITY AND FREEDOM〈Sen,Amartya〉
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