雲雀野―照降町自身番書役日誌(角川文庫) [文庫]

雲雀野―照降町自身番書役日誌(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  水魚の交わりをした友は、愛しい女の兄。その男に父を殺され、上意討ちを果たして以来、故郷の土を踏んでいなかった喜三次。ところが国許の兄から定六便（速達）で文が届き、嫡男の病死と自分も永くないと知らせてきた。このままでは家督を継ぐ者がいない…武士を捨て町人の暮らしに馴染んでいた喜三次の心は揺れる―弱さゆえに傷つけあい、それでも痛みを乗り越え生きようとする人々にエールを送る感動のシリーズ最終巻！

• 出版社からのコメント

  十年ぶりの帰郷。喜三次の新たな決意とは――堂々の最終巻！

• 内容紹介

  武士の身分を捨て、町人として生きる喜三次のもとに、国もとの兄から手紙が届く。このままでは実家の生田家が取りつぶしに……千々に心乱れる喜三次は、十年ぶりに故郷に旅立つ。彼が下した決断とは――？

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  今井 絵美子(イマイ エミコ)
  １９４５年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。２００３年「小日向源伍の終わらない夏」で第１０回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞

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