ワン・モア(角川文庫) [文庫]

ワン・モア(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  安楽死事件を起こして離島にとばされてきた女医の美和と、オリンピック予選の大舞台から転落した元競泳選手の昴。月明かりの晩、よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげ―。同じ頃、美和の同級生の鈴音は余命宣告を受けていて…どうしようもない淋しさにひりつく心。人肌のぬくもりにいっときの慰めを求め、切実に生きようともがく人々に温かなまなざしを投げかける、再生の物語。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  十六夜；ワンダフル・ライフ；おでん；ラッキーカラー；感傷主義；ワン・モア

• 出版社からのコメント

  人を好きになるということは、こんなに格好の悪いことだったろうか――

• 内容紹介

  どうしようもない淋しさにひりつく心。月明かりの晩よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげ――。切実に生きようともがく人々に温かな眼差しを投げかける絆と再生の物語。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  桜木 紫乃(サクラギ シノ)
  １９６５年北海道生まれ。２００２年「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞。０７年、初の単行本『氷平線』が新聞書評等で絶賛される。１１年刊行の『ラブレス』で１３年、島清恋愛文学賞受賞。同年、『ホテルローヤル』で直木賞受賞

ワン・モア(角川文庫) [文庫] の商品スペック