天野桃隣と太白堂の系譜―並びに南部畔李の俳諧(研究叢書) [全集叢書]
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天野桃隣と太白堂の系譜―並びに南部畔李の俳諧(研究叢書) [全集叢書]

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出版社:和泉書院
販売開始日: 2015/01/25
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天野桃隣と太白堂の系譜―並びに南部畔李の俳諧(研究叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    芭蕉没後の江戸俳壇について、従来は其角を祖とする江戸座に重点が置かれてきたが、江戸蕉門を看過すべきではない。本書は、「江戸蕉門」の文学史的意義について再考を促し、江戸俳壇の実態解明に向け、その一助となるべく書かれた。時代の移り変わりとともに変化した芭蕉享受の具体的様相を述べるものでもある。天野桃隣・石河積翠・六世孤月・南部畔李の発句集・索引を収録。
  • 目次


    凡例
    Ⅰ 天野桃隣
     第一章 芭蕉と桃隣
      一 桃隣の生涯
        桃隣略年譜
      二 同名異人
        1桃林
        2桃翁
      三 桃隣伝記の問題点
        1享年
        2加兵衛・勘兵衛説
        3浮世草子作者 桃林堂蝶麿
        4雑俳点者
      四 芭蕉と桃隣
        1芭蕉書簡を中心に
        2『別座鋪』の世界
        3『陸奥鵆』所収の芭蕉百句
         〈芭蕉百句一覧〉
      五 桃隣の弟子
      第二章 桃隣の俳諧活動
      ―『陸奥鵆』を中心として―
        序
        一 調和の動向
        二 江戸の俳諧宗匠の肖像
        三 出版費用
        四 蕉門俳人としての桃隣の立場
        結
     第三章 『粟津原』の時代
        一 桃隣の芭蕉理解
        二 芭蕉の墳墓
         〈伊賀上野にある芭蕉墓について〉
        三 晩年の住所 
        四 発句合の判詞
     第四章 桃隣発句集

    Ⅱ 東都蕉門  太白堂
     第一章 大練舎桃翁
        一 伝記
        二 作品
         1俳諧姿鏡
         2冬の日
         3俳諧阿満安賀利
         4誹諧檜木がさ
         5紫微花
     第二章 二世桃隣
        一 伝記
        二 作品
     第三章 石河積翠
        一 太白堂と石河積翠
         1石河積翠
         2俳諧の師
          2-1燕志 2-2二世桃隣
         3太白堂との関係
          3-1三世桃隣 3-2四世桃隣 3-3三化
         4著書
         5天林山泊船寺
          付記 積翠の蔵書目録 
        二 『俳諧或問』―石河積翠の芭蕉理解について―
         序
         1俳諧に古人なし
         2比喩と縁語
         3姿情
         4芭蕉の元禄体
         結
        三 積翠年譜・発句集
     第四章 三世桃隣
        一 伝記
        二 作品
     第五章 四世桃隣
        一 伝記
        二 作品
     第六章 五世 石
        一 伝記
        二 作品
     第七章 六世孤月
        一 伝記
        二 作品
         1『桃家春帖』
         2月次句合
         3俳諧一枚摺
        三 細山の俳人たち
        四 孤月年譜・発句集
     第八章 明治時代以後の太白堂
        一 七世四夕
        二 八世呉仙
        三 九世桃年 
        四 十世桃月
        五 十一世桃旭
        六 十二世明月女
        七 十三世篁村

    Ⅲ 八戸藩主南部畔李公
     第一章 伝記
        序
        一 互扇楼時代
         1初号「互扇」
         2雪中庵との関係
         3星霜庵白頭の嗣号
         4江戸座宗匠との交流
         5芭蕉百回忌追善
        二 花咲亭時代
         1「花咲亭」号
         2花下伝書
         3月次句合の判者
        三 五梅庵時代
         1「五梅庵」号
         2江戸の俳人たち
         3八戸の俳人たち
        四 畔李没後の顕彰
        結
     第二章 作品
        一 発句
         1 古典を踏まえた句
         2諺や慣用句などに関係する句
         3宗教関係の句
         4芭蕉理解を表す句
         5人名を入れた句
         6文政五年『秋冬発句帳』
         7新出・五梅庵畔李の句軸の紹介
         8季語 
         〈季語一覧〉
        二 連句
        三 紀行・俳文
         1紀行
         2俳文
        四 俳諧一枚摺
         〈俳諧一枚摺一覧〉
        五 月次句合
        六 俳諧献額 
         1寺下観音
         2新羅神社
         3金刀比羅神社
        七 その他
         1漢文
         2和歌
         3印章
     第三章 畔李発句集
         畔李公略年譜
         畔李発句集

    結 

    主要参考文献・引用書目
    初出一覧
    あとがき
    発句索引
     天野桃隣 石河積翠 六世孤月 南部畔李
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松尾 真知子(マツオ マチコ)
    1961年、大阪に生まれる。神戸大学大学院博士課程(後期)単位取得退学。日本学術振興会特別研究員(1993~95年)。専門、日本近世文学・俳文学
  • 出版社からのコメント

    芭蕉没後の近世江戸俳壇における「江戸蕉門」の文学史的意義を問い直す。綿密な調査による桃隣、積翠、孤月、畔李の発句集を収録。
  • 内容紹介

    芭蕉没後の江戸俳壇には、蕉門の其角や嵐雪などの外に他門の調和や不角らの宗匠がおり、複雑な様相を示す。芭蕉と類縁関係にあるといわれる桃隣は、彼らと密接に交流した。従来は其角を祖とする江戸座に重点が置かれてきたが、江戸蕉門を看過すべきではない。そこで、誇りをもって「芭蕉門」を名乗った桃隣について再考する。
    桃隣を初世とする太白堂は、江戸時代を通して確乎とした位置を築き、今日へと続く。とりわけ六世孤月は、江戸屈指の宗匠として、関東から東北地方に勢力を張った。
    太白堂と交誼のある畔李は、秘伝書を受け、月次句合の判者となり、門人を指導した。主に江戸で活動したが、その影響は領地に及び、八戸の俳諧の発展に貢献した。
    本書は、「江戸蕉門」の文学史的意義について再考を促し、江戸俳壇の実態解明に向け、その一助となるべく書かれた。時代の移り変わりとともに変化した芭蕉享受の具体的様相を述べるものでもある。

天野桃隣と太白堂の系譜―並びに南部畔李の俳諧(研究叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:松尾 真知子(著)
発行年月日:2015/01/20
ISBN-10:475760727X
ISBN-13:9784757607279
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:22cm
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