学生に賃金を [単行本]
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学生に賃金を [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2015/02/04
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学生に賃金を [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ありえないほどの高学費。奨学金という名の借金。バイト・就活漬けの日々。…学生生活はなぜここまで破壊されてしまったのか!?想像してみよう、無償の大学を。万人の自由な生が花開く時空を。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 大学無償化の思想
    第2章 奨学金地獄
    補論1 対談 院生問題―いま、「学生に賃金を」を考える(秋山道宏×栗原康)
    補論2 論考 大学賭博論―債務奴隷化かベーシックインカムか
    第3章 “借金学生”製造工場
    補論3 論考 大学生、機械を壊す―表現するラッダイトたち
    第4章 悪意の大学
    巻末特別座談会 さよなら、就活!こんにちは、夢の大学!(渡辺美樹+大滝雅史+岡山茂+栗原康)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    栗原 康(クリハラ ヤスシ)
    1979年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。現在は東北芸術工科大学で非常勤講師をつとめている。専門はアナキズム研究
  • 内容紹介

    賽銭箱に100円玉投げたら、つり銭でてくる人生がいい」。これは長渕剛の名曲「RUN」の一節だ。大学について、これほど的確にいいあらわしたことばはない。わたしはもう大学をでて五年になるが、おもっていることはただひとつだ。カネを返せ。
     おさないころから大学にいけば幸せになれるといわれ、そうかとおもっていってみれば、とんでもない授業料を請求される。しかも、学部四年かよってみてもぜんぜん幸せにならない。それではとおもい、大学院にもいってみたところ、状況はさらにひどくなる。さらに、カネがないなら奨学金があるよといわれ、もらってみればじつのところ、多額の借金。いまや635万円にふくれあがってしまった。カネ、カネ、カネ。地獄である。きっと、これはわたしのような院卒ばかりでなく、おおくの卒業生にもいえることだろう。
     ほんらい、大学とは幸せの賽銭箱みたいなものである。幸せをねがい、あればカネを投じるし、なければ両手をあわせて祈ればいい。仏はひとを差別しないし、見返りも期待しない。カネを投じたひとにも、両手をあわせたひとにも、なにもしなかったひとにも、つり銭がでてくるはずだ。そして、ひとの幸せに尺度はない。恋がしたい、酒がのみたい、おいしいものが食べたい、本がよみたい、おしゃべりがしたい。どんなことをねがってもいいわけだし、どんなねがいかたをしてもいいわけだ。幸せは、ふくらめばふくらむほどいい。大学には仏がいる。真実だ。
     でも、いまの大学は、「社会に役だつ人生」「役所や企業でのしあがる人生」だけが幸せなんだとウソをつき、大金をむしりとって、やれ就職だ、やれはたらけと、みんなを地獄におもむくように駆りたてている。まるで、仏ではなく、強欲な生臭坊主がいるみたいだ。どうしたらいいか。ヤッツケルしかない。本書では、そのための武器として「学生に賃金を」ということばを提示した。これほどまでの高学費は、なにを意味するのか。学生を借金漬けにすることで、だれが得をしているのか。そんな問いをひとつひとつ考えながら、まずはカネを返してもらうところからはじめよう。(くりはら・やすし)
  • 著者について

    栗原 康 (クリハラヤスシ)
    1979年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専攻はアナキズム研究。著書に『G8サミット体制とはなにか』(以文社、2008年)、『大杉栄伝』(夜光社、2013年)などがある。

学生に賃金を [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:栗原 康(著)
発行年月日:2015/02/05
ISBN-10:4794809956
ISBN-13:9784794809957
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:243ページ
縦:20cm
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