和食は福井にあり―鯖街道からコシヒカリまで(平凡社新書) [新書]
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和食は福井にあり―鯖街道からコシヒカリまで(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2015/02/16
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和食は福井にあり―鯖街道からコシヒカリまで(平凡社新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    自然や地形が変化に富む福井は、日本の縮図のような県。ここには日本の食文化も凝縮されている。鯖街道や北前船の伝統、越前がにや地方野菜などの豊かな海と山の幸、そして脈々と受け継がれる郷土料理と地産地消。この一冊で、和食の原点息づく“福井”を味わい尽くす!
  • 目次

    《目次》
    まえがき 和食の原点がわかる「考福学」
    人類の進化と料理/魚を煮た縄文土器/鳥浜貝塚の豊かな食生活
    米の自給達成後の食/無形文化遺産「和食」/和食の危機的状況
    和食は「ご飯、漬けもの、汁、おかず」/おいしさは「調味料」と「だし」
    行事と食のおいしい関係/海と山の食の交流/和食文化は福井にあり
    第1章 御食国・若狭の海幸と鯖街道
    小鯛のささ漬け、若狭ぐじ、若狭かれい
    都の食を支えた御食国/一塩、一干しの「若狭もの」/小鯛のささ漬けの繊細味
    美味の最高峰、若狭ぐじ/“一塩”から生まれる美味
    皇室に献上される若狭かれい/なにげない魚をうまく干す
    地元で愛され、京都で珍重された鯖文化
    「生き腐れ」の鯖の美味/山があるから海が育つ/食文化の道、鯖街道
    「京は遠ても十八里」/鯖街道の熊川宿/鯖のぬか漬け、へしこ
    へしこ名人、女将の会/発酵した美味、鯖のなれずし/大野市の半夏生鯖
    勝山市北谷の鯖のなれずし/福井県のこだわり鯖文化
    第2章 和食を支える「米」と「大豆」
    「お米の国」に根づいた和食文化
    人と人をつなぐ米/コシヒカリの登場/福井の自然と米づくり
    田植え前から華やかな「れんげ米」/有機肥料で育てる「田んぼの天使」
    究極の減農薬栽培「おしどり米」/米から始める食育
    三方小学校の「ゆりかご米」/米から生まれる麴食品群/「わら」「もみ」の文化
    米をおいしく食べるための大豆文化
    米と大豆は補完関係/安全志向の味噌が人気
    青大豆に魅せられた人生、大豆菓子をつくる母娘
    第3章 和食の基本は海山里の新鮮美味
    和食のおかずは野菜が中心
    焼き畑から生まれる山の幸「河内赤かぶら」「杉箸アカカンバ」
    救荒作物の意外な美味/焼き畑で生き残ってきた赤かぶら
    敦賀特産の杉箸アカカンバ/野性味のある質朴なおいしさ
    里山の竹の子を支える定年団塊世代
    水が育てる里の幸「勝山水菜」
    日本人の幸せ──水の幸/和食は水でおいしくなる/水をたっぷり吸った青菜
    年に五カ月だけもたらされる海の幸「越前がに」
    十一月六日の解禁日/かにの揚がる港、三国/大胆に繊細に食べるのがコツ
    越前漁港のかに/湯気もうもうのなかでゆでる
    地産地消の知恵──石塚左玄と杉田玄白
    福井から始まった「食育」の思想/食育の元祖、石塚左玄/杉田玄白の養生七不可
    地元の食べものにふれる若狭町の子供たち/御食国・小浜のユニークな食育
    第4章 昆布ロードとだし文化
    北前船から始まった日本縦断の食文化ロード
    世界地図から見た若狭湾/日本海文化をつくった北前船
    身欠きにしんの食文化/乾物の保存度、便利度
    和食の基本はだし、だしの基本は昆布にあり
    縁起物の昆布/北海道からの長い旅路/昆布で栄えた町・敦賀
    敦賀の昆布商人/昆布屋のだしのとりかた
    昆布だしのコツは時間をかけること/おぼろ、とろろ、白板/乾物のだし素材
    第5章 和食の贅沢をとことん楽しむ
    いわしが好きな紫式部/和食の原点・本膳料理
    料亭・開花亭で堪能する花柳界の美食
    江戸時代のレストラン/楽しい食と場を提供する料亭
    和食は自然のミニチュア/昆布だしのすき焼き/ごちそうは「いのちの洗濯」
    美食のきわみ、「越前仕立て汐うに」
    殿様の贈答品/汐うにはつまようじで日本酒と
    刺身、すしは、全日本人のごちそう
    刺身が大好きな日本人/福井ですしを味わう
    美しいすし職人の動き/刺身は新鮮なほうがおいしいか
    和食がもっとおいしくなる日本酒
    日本酒づくりは水が決め手/変化する日本酒づくり
    つくり手の息づかいが感じられる酒/酒好きの幸せ・利き酒
    ますます健康に、薬用酒を楽しむ
    第6章 現地で食べると、郷土料理はもっとうまい
    融通無碍の和食食材「あぶらあげ」
    福井の厚揚げ消費量は日本一/あぶらあげを焼いて食べる
    煮物がいちばんのあぶらあげ/いつでもどこでも「あぶらあげ」
    シンプルがおいしい「越前おろしそば」
    侃々諤々のおろしそば論争/そば粉のおいしさは随一/個性豊かなおろしそば
    一乗谷のおもてなし伝承料理「朝倉膳」
    朝倉氏の祝宴料理を再現/忘れられない「麩」の辛子あえ
    「上庄里芋」はもちもちねっとり
    煮っころがしを食べずに大野は語れない
    小粒に価値あり「三年子 花らっきょ」
    砂地から生まれる小さな宝石
    越前うにを彷彿させる「山うに」
    うにそっくりの山育ちのペースト
    梅干しにも梅酒にも「福井梅」
    若狭町の特産梅「紅さし」と「剣先」
    やわやわ真冬の「水ようかん」
    水ようかんは冬のお菓子
    第7章 精進料理、祭り料理の伝統
    永平寺の精進料理
    福井の曹洞宗と浄土真宗/大本山永平寺の精進料理
    心をつなぐ報恩講料理
    仏事のお斎、報恩講料理
    奇祭「ごぼう講」のごぼう料理
    三百年つづくごぼう料理
    三国祭のお決まり料理と酒まんじゅう
    三国祭ならではの行事食
    第8章 和食を支える伝統工芸と技術
    越前打刃物──切れる包丁と切れない包丁
    越前焼──実用にまさる焼きもの
    越前漆器──漆器はあたたかい器
    越前和紙、若狭塗箸

    あとがき
    参考文献
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    向笠 千恵子(ムカサ チエコ)
    フードジャーナリスト、食文化研究家。東京・日本橋出身。慶應義塾大学卒業。本物の味や郷土料理、和食の現場を知る第一人者。生産者、民俗、歴史、食育などから現代の食文化をとらえる。内閣府と農林水産省の「ディスカバー農山漁村の宝」審査委員、「食アメニティコンテスト」審査会長、「本場の本物」審査専門委員。郷土料理伝承学校校長
  • 出版社からのコメント

    だし文化(昆布)、京へ魚を送るための加工技術、コシヒカリの発明、永平寺の精進料理など、和食の原点はすべて福井に詰まっている!

和食は福井にあり―鯖街道からコシヒカリまで(平凡社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:向笠 千恵子(著)
発行年月日:2015/02/13
ISBN-10:4582857663
ISBN-13:9784582857665
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:家事
言語:日本語
ページ数:254ページ
縦:18cm
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