受難の子ども―いじめ・体罰・虐待 [単行本]
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受難の子ども―いじめ・体罰・虐待 [単行本]

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出版社:一藝社
販売開始日: 2015/02/09
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受難の子ども―いじめ・体罰・虐待 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    子どもが危ない!気鋭の筆者12名が“具体的事例”を掲げ、社会学、思想史、心理学、教育学、哲学、比較法学などを駆使して多角的に提言。
  • 目次

    序章 時代と子ども~「問題行動」と正しく向き合うために  
    1 「問題行動」を定義し直す
    2 ともに向き合うということ
    3 時代をたどり直す
    4 親たちはどういう友だちと一緒だったのか
    第1部 子どもといじめ
    第1章 なぜ、いじめは起きてしまうのか  
    1 「自我」の欲望
    2 自己不十全感
    3 逃げ場のない教室空間
    4 価値観の多様化
    5 いじめはどうすればなくせるか?
    第2章 わが子がいじめにあったとき~親の視点から 
    1 子どもを守れなかった親の心情
    2 学校の役割
    3 子どもを救うために親ができること
    第3章 「いじめ」をとおして、学び、つながる  
    1 学級崩壊といじめの常態化
    2 暴力に訴えるのではなく、話し合う関係への修復 
    3 いじめから目をそむけず考えあう
    4 見えやすいいじめと、見えにくいいじめ
    第2部 子どもと体罰
    第4章 子どものいたずらと罰~罰なき時代の暴力というアイロニー
    1 絵本『もじゃもじゃペーター』
    2 「文明化」の進行と忌避される罰
    3 「高度な文明化」時代における子どもの受難
    第5章 「暴力のない教育」への法制度改革~ドイツの事例を中心に
    ケヴィンの事例
    1 法制度の犠牲からの脱却へ
    2 子どもの権利の拡大、 親の権利の縮小の原則
    3 ドイツにおける親の体罰権の廃止
    4 世界の体罰禁止法制と子どもの権利
    5 「暴力のない教育」法制化の後に
    6 未来の法制度をつくる子どもたち
    第6章 体罰の思想史~教師の体罰はなぜ許されないのか  
    ペスタロッチの事例
    1 体罰否定の論理
    2 羞恥の罰と自然罰~ロックとルソー
    3 徳育のための体罰と知育のための体罰~ペスタロッチ
    4 学校教育の普及と体罰~ヘルバルトとデューイ
    第3部 子どもと虐待
    第7章 子どもの虐待と母親支援   
    1 児童虐待と背景要因、母親要因
    2 母親支援の実際~考え方と方法
    3 母親支援の今後
    第8章 孤立する母親と児童虐待   
    1 社会問題としての児童虐待
    2 親権と児童虐待
    3 子育て家庭における「母親」の現状
    4 孤立する母親への支援をどう展開するか
    第9章 児童虐待は家庭の問題なのか~社会の責任を問う   
    1 家族の変容と自由の増大
    2  育児不安と児童虐待の社会問題化
    3 個人化と社会的対応の課題
    第4部 子どもの逸脱と排除
    第10章 女子中学生の逸脱行動~何が彼女たちを<援交>に誘ったのか
    1 「援助交際」に至る動機
    2 「援助交際」という手段をとる合理性
    3 「援助交際」からの離脱へむけて
    第11章 学校に入れない子どもたち~北京市における「農民工」の教育問題
    1 農民工の子どもと、義務教育政策
    2 農民工の教育の実態
    3 教育を受ける権利の不平等
    4 おわりに
    第12章 「社会的養護」の課題と問題~土屋敦著『はじき出された子どもたち』を読む  
    回想
    浮浪児と社会的養護
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮寺 晃夫(ミヤデラ アキオ)
    1942年生まれ。1973年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。現在、筑波大学名誉教授。専攻は教育哲学
  • 内容紹介

    「いじめ」「体罰」「虐待」と呼ばれる子どもたちの “事件”が後をたたない。その「受難のこどもたち」の根源は普遍的に存在し、誰にでもふりかかる。誰もが加害者になり、被害者になりうる危うい構造のなかにある。個人の問題ではなく、社会全体の大きな問題である。

    2011年、滋賀県大津市の中学生が自ら命を絶った。同級生によるいじめを苦にしてのことだった。2012年、大阪市の高校生が自ら命を絶った。部活の顧問の教師による体罰を苦にしてのことだった。2013年、横浜市の雑木林で、6歳の女の子の遺体が発見された。母親の交際相手による虐待で死亡し、遺棄された。どうすれば「受難の子どもたち」を守ることができるのか。

    立場も考えも違う12人の執筆者が立ち上がった。苦しみに耐えている「受難の子どもたち」の背景を分析し、乗り越えるために、分かりやすく「具体的事例」を掲げ、社会学、思想史、心理学、教育学、哲学、比較法学などを駆使して、多角的に提言する。
  • 著者について

    宮寺 晃夫 (ミヤデラアキオ)
    筑波大学名誉教授

受難の子ども―いじめ・体罰・虐待 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:一藝社
著者名:宮寺 晃夫(編著)
発行年月日:2015/02/10
ISBN-10:486359092X
ISBN-13:9784863590922
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:21cm
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