発表会文化論―アマチュアの表現活動を問う(青弓社ライブラリー〈84〉) [全集叢書]
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発表会文化論―アマチュアの表現活動を問う(青弓社ライブラリー〈84〉) [全集叢書]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2015/02/26
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発表会文化論―アマチュアの表現活動を問う(青弓社ライブラリー〈84〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    発表会を「日頃の練習成果を披露するために、おもにアマチュアの出演者みずからが出資して出演する、興行として成立しない公演」とゆるやかに定義して、発表会の起源を江戸から現在までたどる。そのうえで、習い事や合唱、ライブハウス、公募展などの具体例や学校制度・教育行政との関係、会場となる公共ホールのあり方、アメリカとの比較といった素材を検証して、発表会の現状に迫る。アマチュアによる表現活動=発表会の多様性と魅力、それを支える仕組み、底辺にある問題点を浮かび上がらせる意欲作。
  • 目次

    はじめに 宮入恭平

    第1章 発表会の歴史 薗田碩哉/歌川光一
     1 「発表」することの起源――限界芸術論の視点から
     2 原型としての江戸遊芸――たしなみと趣味の日常化
     3 西欧化と遊芸の変容――発表会という新スタイル
     4 発表会を支える仕組み――制度・舞台・近代
     5 芸術・芸能の発表会とは何か

    第2章 習い事産業と発表会 佐藤生実
     1 私的な発表会体験から
     2 子どもの習い事の実際
     3 大人の習い事ブーム
     4 発表会よ、どこへいく

    第3章 社会教育・生涯学習行政と地域アマチュア芸術文化活動 歌川光一
     1 地域アマチュア芸術文化活動はどこでおこなわれているのか
     2 地域アマチュア芸術文化活動を管轄する行政とは?
     3 地域アマチュア芸術文化活動と行政の実際
     4 地域アマチュア芸術文化活動は社会教育・生涯学習行政の宿痾か?

    第4章 学校教育と発表会 宮入恭平
     1 部活動の夏合宿
     2 軽音楽部と『けいおん!』ブーム
     3 健全な部活動としてのロック
     4 物語を必要とする部活動
     5 競争と共同のあいだで
     6 発表会を内面化させる装置

    第5章 発表会が照らす公共ホールの役割 氏原茂将
     1 公共ホールとはなにか
     2 「芸術創造の場」という理念
     3 貸館という実態
     4 市民文化の創造拠点――もう一つの理念を考える
     5 公共ホールを使いこなすために
     6 「市民のための空間」に向けて

    第6章 合唱に親しむ人々 薗田碩哉
     1 発表会としての「合唱祭」
     2 合唱祭の風景を眺める
     3 「合唱」をめざす人々
     4 西洋音楽の移入と和声へのとまどい
     5 合唱の特権性と発表会の必然性
     6 「歌うコミュニティー」は可能か

    第7章 誰のための公募展 光岡寿郎
     1 公募展と公募展像の距離
     2 形式化する公募展批判
     3 「私」のための公募展
     4 公募展批判の裏に隠されてきたこと

    第8章 発表会化するライブハウス 宮入恭平
     1 ライブハウスを取り巻く文化
     2 ノルマ制度が助長する発表会化
     3 出演者と観客の関係
     4 文化と産業のはざまで
     5 ライブハウスに求められるもの
     6 発表会との距離をとらえ直すために

    第9章 アメリカの発表会 早稲田みな子
     1 南カリフォルニアとハワイの「日本」
     2 家元制度と発表会
     3 アメリカの発表会システム
     4 発表会を通じた新しい現象
     5 ローカル化される日本の発表会

    おわりに 宮入恭平
  • 内容紹介

    日本の発表会の起源を江戸から現在までたどり、習い事や合唱、ライブハウス、公募展、学校制度、教育行政、公共ホール、アメリカとの比較といった事例を検証して、アマチュアによる表現活動の多様性と魅力、それを支える仕組み、問題点を浮かび上がらせる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮入 恭平(ミヤイリ キョウヘイ)
    1968年、長野県生まれ。法政大学大学院兼任講師、国立音楽大学ほか非常勤講師、ミュージシャン。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ
  • 著者について

    宮入 恭平 (ミヤイリ キョウヘイ)
    1968年、長野県生まれ。法政大学大学院兼任講師、国立音楽大学ほか非常勤講師、ミュージシャン。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ。著書に『ライブハウス文化論』、共編著に『「文化系」学生のレポート・卒論術』、共著に『ライブシーンよ、どこへいく』(いずれも青弓社)、翻訳書にスージー・J・タネンバウム『地下鉄のミュージシャン』(朝日新聞出版)など。

発表会文化論―アマチュアの表現活動を問う(青弓社ライブラリー〈84〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:宮入 恭平(編著)
発行年月日:2015/02/26
ISBN-10:4787233831
ISBN-13:9784787233837
判型:B6
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:231ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
重量:220g
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