入門講義 キリスト教と政治 [単行本]
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入門講義 キリスト教と政治 [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2015/03/07
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入門講義 キリスト教と政治 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    権力との関係から見えてくる“キリスト教精神史”。古代から中世、宗教改革の時代をへて現代へ。宗教は、どのように世俗の権力から影響を受け、どのように影響を与えてきたのか?「共同性」「終末意識」などをキーワードに語りおろした、思想史の入門書。
  • 目次

     第1部 政治思想テクストとしての旧・新約聖書
    第1章 旧約聖書における「共同性」
     一 共同性というメッセージ / 二 旧約聖書における「啓示」 /
     三 聖書の王制批判 / 四 「契約」が律するもの

    第2章 新約聖書における「終末意識」
     一 現世と相対化する「終末意識」 / 二 イスラエルの民におけるメ
     シア / 三 イエスの言動の政治思想的意味 / 四 初代教会の成立と
     使徒パウロ / 五 終末論的日常性を生きる思想

     第2部 古代地中海世界と教会
    第3章 エウセビオス
     一 宗教共同体としてのキリスト教会 / 二 アレクサンドリア学派と
     「霊肉二元論」 / 三 ニケーア公会議と三位一体論争 / 四 三位一
     体とキリスト教神学 / 五 エウセビオスによる帝政の正当化 /
     六 エウセビオス批判と歴史理解

    第4章 アウグスティヌス
     一 その生涯 / 二 教会を確立する教父 / 三 時間の客観主義 /
     四 政治思想のメタ理論――歴史哲学 / 五 罪の矯正装置としての
     政治 / 六 政治共同体と終末を目指す信仰共同体

     第3部 中世教会史と政治
    第5章 キリスト教帝国としての中世西欧世界
     一 教皇ゲラシウス一世の書簡 / 二 ゲラシウス理論の意義 /
     三 フランク王国の台頭 / 四 「西ローマ帝国の再生」とその意味 /
     五 中世皇帝権の確立とその問題 / 六 帝国教会政策の意義と問題

    第6章 グレゴリウス改革
     一 問題設定と戦術 / 二 叙任権闘争のはじまり /
     三 叙任権闘争の終結 ―― ヴォルムス協約とシャルトル学派の貢献 /
     四 叙任権闘争の内実 / 五 教会と国家の区別 /
     六 世俗権力への介入の正当化 / 七 封建制度の再整備へ /
     八 「霊の自由」と「教会の自由」

    第7章 中世盛期
     一 「ポスト・グレゴリウス改革期」における一二世紀ルネサンス /
     二 フライジングのオットーとシトー派修道会の政治思想 /
     三 オットーの両剣論 / 四 オットーの歴史観 /
     五 「中世の夏」と思想の課題 / 六 トマス・アクィナスの思想、
     その概観 / 七 トマスの人間観と共同体観 / 八 二つの支配服
     従関係 / 九 トマスの国家観 / 一〇 トマスの政治思想をどう評
     価するか

    第8章 中世後期
     一 フィリップ四世 対 ボニファティウス八世 / 二 ナショナルなる
     ものの台頭 / 三 アヴィニョン期の教皇と政治 / 四 パドゥアのマ
     ルシリウス / 五 中世の政治思想、その総括

     第4部 宗教改革と「終末意識」の再生
    第9章  ルター
     一 ドイツの人文主義者とルターの登場 / 二 僧院のルターと『九
     五カ条の意見書』 / 三 福音主義=信仰義認説+聖書主義 /
     四 「宗教の非政治化」と「政治の非宗教化」 /五 ルターの思想と
     家父長主義 / 六 律法と福音 / 七 ルターの教会観

    第10章 カルヴァン
     一 古典研究から「突然の回心」へ / 二 初期福音主義神学の問題 /
     三 「聖化」から「義認」へ / 四 「福音」から「律法」へ /
     五 自律的なプロテスタント教会の形成へ / 六 ユグノー戦争の思想
     的背景 / 七 「主権」への希求 / 八 宗教改革期における「終末意
     識」復興とその政治思想的帰結

     第5部 近現代の教会と国家
    第11章 プロテスタンティズムと敬虔主義
     一 教派の「棲み分け」と教理の体系化 /
     二 ドイツ・プロテスタンティズムの歩みと敬虔主義 /
     三 シュライエルマッハーと「絶対依存の感情」 /
     四 カント哲学とキリスト教

    第12章 現代ドイツにおける神学と政治
     一 ナチスに抵抗する神学者、カール・バルト / 二 「総力戦」と
     教会への批判 / 三 「バルメン宣言」 ―― ナチス・ドイツへの不
     服従 / 四 「キリスト論的集中」と後期バルト / 五 「終末意識」
     の再構築 / 六 「赤い神学者」と戦後世代

    第13章 近代アングロ・サクソン世界と宗教共同体
     一 英国国教会の成立 / 二 ピューリタニズムとイングランドの政治
     思想 / 三 アメリカの政治文化における「離脱への傾向性」 /
     四 「道徳的共同体」としてのアメリカン・コミュニティ

    第14章 現代アメリカ政治とキリスト教の新潮流
     一 ニーバーとモラリズムの相対化 / 二 罪をめぐる相対的視点 /
     三 ニーバーとベトナム戦争 / 四 アメリカ福音派と終末意識 /
     五 福音派の政治的目覚め / 六 宗教と政治的メッセージ ――
     むすびにかえて

     主要参考文献
     あとがき
     索 引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田上 雅徳(タノウエ マサナル)
    慶應義塾大学法学部教授。1963年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。専門分野は西欧政治思想史
  • 出版社からのコメント

    キリスト教は、現代まで、どのように現実の政治や社会をとらえ、政治からその教義や教会という制度の変容を迫られたのか、解説する。
  • 内容紹介

    ▼権力との関係から見えてくる〈キリスト教精神史〉。

    ▼古代から中世、宗教改革の時代をへて現代へ。
    キリスト教は、どのように世俗の権力(国家)から影響を受け、どのように影響を与えてきたのか?
    「共同性」「終末意識」などをキーワードに語りおろした、キリスト教思想史の入門書。
  • 著者について

    田上 雅徳 (タノウエ マサナル)
    田上 雅徳
    慶應義塾大学法学部教授。1963年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。専門分野:西欧政治思想史。
    著書:『初期カルヴァンの政治思想』(新教出版社、1999年)、『ヨーロッパにおける政治思想史と精神史の交叉』(共著、慶應義塾大学出版会、2008年)、『紛争と和解の政治学』(共著、ナカニシヤ出版、2013年)、『岩波講座政治哲学1 主権と自由』(共著、岩波書店、2014年)、ほか。

入門講義 キリスト教と政治 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:田上 雅徳(著)
発行年月日:2015/03/14
ISBN-10:4766421833
ISBN-13:9784766421835
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:282ページ
縦:19cm
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