多言語社会ルクセンブルクの国民意識と言語―第二次世界大戦後から1984年の言語法、そして現代 [単行本]
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多言語社会ルクセンブルクの国民意識と言語―第二次世界大戦後から1984年の言語法、そして現代 [単行本]

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出版社:大阪大学出版会
販売開始日: 2015/02/28
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多言語社会ルクセンブルクの国民意識と言語―第二次世界大戦後から1984年の言語法、そして現代 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜ、敢えて国民意識を喚起するような言語法が作られたのか?ドイツ語・フランス語の時代を経て、ルクセンブルク語が公用語として確立された背景を解明する。言語イデオロギーや言語意識は、どのようにして言語化され、政治化され、制度に反映されたのか。単一言語主義と多言語主義の対立と融合の系譜をたどり、国民としてのアイデンティティと言語の関係を明らかにする。
  • 目次

    はじめに
    1節 本書の視座と目的
    2節 ルクセンブルク語とはどのような言語か
    3節 研究の方法
    4節 先行研究と本書の位置づけ
    5節 本書の構成

    1章 国語としてのルクセンブルク語
    1節 歴史的な背景
    2節 国語としてのルクセンブルク語
    3節 1 章のまとめ

    2章 三言語併存と言語意識
    1節 三言語併存
    2節 単一言語性の意識と多言語性の意識
    3節 2 章のまとめ

    3章 第二次世界大戦後の言語ナショナリズムと正書法改革
    1節 第二次世界大戦によるナショナリズムの高揚とルクセンブルク語
    2節 マルグ・フェルテスの正書法改革
    3節 ルクセンブルク語辞典の正書法改革
    4節 3 章のまとめ

    4章 1960 年代・70年代と言語学者F.ホフマン
    1節 背景
    2節 F. ホフマンにとってのルクセンブルク語の位置づけ
    3節 4 章のまとめ

    5章 1984年の言語法と言語イデオロギー
    1節 1984 年の言語法
    2節 単一言語性の意識
    3節 多言語性の意識
    4節 単一言語性と多言語性に見る国民像
    5節 5 章のまとめ

    6章 近年の社会の変動と言語
    1節 問題の設定と背景
    2節 三言語使用と言語イデオロギー
    3節 近年の人口変動と言語政策
    4節 言語使用の複雑化
    5節 6 章のまとめ

    7章 公用語としてのドイツ語、ルクセンブルク語
    1節 問題の設定と背景
    2節 三言語使用とドイツ語
    3節 小規模自治体の使用言語
    4節 7 章のまとめ

    おわりに ― 本書のまとめと今後の展望あとがき

    参考資料
    参考文献
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小川 敦(オガワ アツシ)
    1975年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。大阪大学大学院言語文化研究科講師。専門は社会言語学、言語政策、ルクセンブルク地域研究
  • 出版社からのコメント

    第二次世界大戦後から1984年の言語法制定に至るまでに焦点を絞り,公用語「ルクセンブルク語」となった歴史を分析する.
  • 内容紹介

    第二次世界大戦後から1984年の言語法制定に至るまでに焦点を絞り,公用語としてのドイツ語,フランス語に対して,ドイツ語の方言であった土着語が国民意識の醸成とともに整備され,公用語「ルクセンブルク語」となった歴史を分析する.言語イデオロギー・言語意識はどのようにして言説化され,政治化され,制度面に反映されたのか,また単一言語主義と多言語主義がどのように対立・融合したのかを明らかにする.
  • 著者について

    小川敦 (オガワアツシ)
    小川敦
    1975年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。大阪大学大学院言語文化研究科講師。専門は社会言語学、言語政策、ルクセンブルク地域研究。
    論文や調査報告に「多言語社会ルクセンブルクにおける言語ナショナリズム言説-1984 年言語法議論から」(『Sprachwissenschaft Kyoto』第10 号、2011 年、京都ドイツ語学研究会、単著)、「ヨーロッパ言語共通参照枠、特に複言語教育の考えとドイツ語教育-第二外国語教育への応用の可能性」(『人文・自然研究』第7 号、2013 年、一橋大学大学教育研究開発センター、単著)、「複言語教育政策のありかたをめぐっ
    て-イタリア・ヴァッレダオスタ特別自治州とルクセンブルク大公国の政策の比較」(『言語政策』第10 号、2014年、日本言語政策学会、共著)等。

多言語社会ルクセンブルクの国民意識と言語―第二次世界大戦後から1984年の言語法、そして現代 の商品スペック

商品仕様
出版社名:大阪大学出版会 ※出版地:吹田
著者名:小川 敦(著)
発行年月日:2015/02/28
ISBN-10:4872594800
ISBN-13:9784872594805
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国語
言語:日本語
ページ数:262ページ
縦:22cm
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