大元都市―中国都城の理念と空間構造 [単行本]
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大元都市―中国都城の理念と空間構造 [単行本]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2015/03/16
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大元都市―中国都城の理念と空間構造 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「中国」都城論は、これまでもっぱら『周礼』『考工記』「匠人営国」条を基に議論されてきた。しかし、はたしてそれは妥当なのか?街路体系、施設分布、街区構成、建築類型等の都市組織に焦点を当てた緻密な臨地調査で、「中国」都城の起源、理念、空間構造とその変遷の実態に迫る。豊富な現地写真をモバイル端末に提供するQRコード付き。
  • 目次

    口 絵
    図表リスト

    はじめに
    序章 中国都城論-問題点と課題
    1 『中国の帝都』
    2 中国都市論
    3 都城とコスモロジー
    4 都市のネットワーク
    5 中国都城の類型:理念・変異・変容
    6 都市組織-住居類型とその変容

    第I章 中国都城の理念
    I-1 「中国」という「宇宙」
       1-1 天下-中国と四夷
       1-2 九州・五服・八紘
       1-3 天円地方・天干地支
    I-2 中国における空間分割システム-土地・集落・都市
       2-1 土地分割
       2-2 集住単位
       2-3 単位寸法-尺・歩・里・畝
    Column 1 条里制・条坊制
       条里モデル
       条里制
       条坊地割
       100畝=100歩×100歩
    I-3 中国都城の基本モデル-『周礼』「考工記」
       3-1 『周礼』
       3-2 「考工記」「匠人営国」条
       3-3 『周礼』「考工記」の諸解釈
       3-4 『周礼』都城モデル

    第II章 中国都城の起源
    II-1 中国都市の興亡
       1-1 都市の発生-X地域
       1-2 城郭の民-「中国」化・植民地化・都市化
       1-3 遊牧世界と農耕世界
    II-2 中国都城の初期形態
       2-1 王都の原像
       2-2 春秋戦国時代の国都
       2-3 初期都城の類型
    II-3 最初の帝都-宇宙の中心としての咸陽
       3-1 雍
       3-2 咸陽
       3-3 始皇帝の宇宙
    Column 2 陵寝・壇廟-皇帝祭祀

    第III章 西安・洛陽-中国都城の原郷
    III-1 前漢長安-城壁・宮城・復道
       1-1 長安造営
       1-2 長安城の形態
       1-3 諸施設の配置
       1-4 閭里-住区の構成
    III-2 漢魏洛陽-太極殿・北闕・坊墻制
       2-1 北宮・南宮-後漢洛陽
       2-2 太極殿-魏晋洛陽
       2-3 鄴
       2-4 坊墻制-北魏平城
       2-5 中国都城の原像-北魏洛陽
    Column 3 太極殿と大極殿-宮闕の空間構造
    III-3 天可汗の都-隋唐長安都城モデル
       3-1 宇文愷
       3-2 西京-隋唐長安
       3-3 大興城の設計図
       3-4 東京-隋唐洛陽
    Column 4 渤海
    III-4 回族居住地区
       4-1 長安から西安へ
       4-2 西安と回族
       4-3 社区の構成
       4-4 住居類型とその変容
       4-5 棲み分けの構造

    第IV章 開封・杭州・南京-中国都城の変容
    IV-1 開封
       1-1 開封の都市形成
       1-2 北宋開封
       1-3 開封-文殊寺・学院門社区
    Column 5 中国都城と建築師
    IV-2 杭州
       2-1 杭州の都市形成
       2-2 南宋臨安
       2-3 杭州-姚園寺巷・梅花碑社区(五柳巷歴史街区)
    IV-3 南京
       3-1 建康
       3-2 明南京
       3-3 南京旧城の変容
       3-4 南京-中華門・門西地区

    第V章 北京-中国都城の清華
    V-1 大都以前の北京
       1-1 薊城・幽州城
       1-2 燕京-キタイ(契丹,遼)の五京
       1-3 中都-金の首都
    V-2 天の都-大都
       2-1 黒砂の都-カラ・コルム
       2-2 夏の都-上都
       2-3 世界都市-大都
       2-4 元中都
    Column 6 暦法
    V-3 明北京
       3-1 燕王府
       3-2 北京遷都
       3-3 明北京の設計計画
    Column 7 四合院
    V-4 『乾隆京城全図』(1750)の北京
       4-1 盛京-大清都城の原像
       4-2 乾隆帝
       4-3 北京1750
    V-5 北京の変容
       5-1 北京の20世紀
       5-2 朝陽門地区
       5-3 北京中軸線

    終 章 都市組織研究へ
    1 宇宙の組織原理-中国都城の史的展開
    2 数の体系:里・畝・歩-中国都城の設計計画
    3 城中村と大雑院-中国都城の変容パターン
    4 店屋の世界史-都市組織研究のさらなる展開

    おわりに
    参考文献
    索  引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    布野 修司(フノ シュウジ)
    滋賀県立大学大学院環境科学研究科教授、副学長。1949年、松江市生まれ。工学博士(東京大学)。建築計画アジア都市建築史専攻。東京大学工学研究科博士課程中途退学。京都大学大学院工学研究科助教授を経て現職。『インドネシアにおける居住環境の変容とその整備手法に関する研究』で、日本建築学会賞(1991年)、『近代世界システムと移民都市』(京都大学学術出版会、2005年)で、日本都市計画学会賞論文賞(2006年)、また、『韓国近代都市景観の形成』(京都大学学術出版会、2010年)で日本建築学会著作賞を受賞
  • 内容紹介

    「中国」都城論は,これまでもっぱら『周礼』『考工記』「匠人営国」条を基に議論されてきた。しかし,はたしてそれは妥当なのか? 街路体系,施設分布,街区構成,建築類型等の都市組織に焦点を当てた緻密な臨地調査で,「中国」都城の起源,理念,空間構造とその変遷の実態に迫る豊富な現地写真をモバイル端末に提供するQRコード付き。
  • 著者について

    布野 修司 (フノ シュウジ)
    滋賀県立大学大学院環境科学研究科教授 副学長1949年,松江市生まれ.工学博士(東京大学).建築計画アジア都市建築史専攻.東京大学工学研究科博士課程中途退学.京都大学大学院工学研究科助教授 を経て現職.『インドネシアにおける居住環境の変容とその整備手法に関する研究』で,日本建築学会賞(1991年),『近代世界システムと植民都市』(京都大学学術出版会,2005年)で,日本都市計画学会賞論文賞(2006年),また,『韓国近代都市景観の形成』(京都大学学術出版会,2010年)で日本建築学会著作賞を受賞.

大元都市―中国都城の理念と空間構造 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:布野 修司(著)
発行年月日:2015/02/27
ISBN-10:4876983224
ISBN-13:9784876983223
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:660ページ
縦:23cm
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