B面の夏(角川文庫) [文庫]

B面の夏(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  出逢いの瞬間、別れの時、秘密の恋、至福の愛―こぼれそうな想いのすべてを十七文字に託し、揺れうごく恋心を瑞々しい感性と素直なことばで表現したまったく新しい句集。

• 目次

  B面の夏
  
  （解説）蒼い果実の揺れ　伊集院静

• 出版社からのコメント

  伝えたくて、言えなくて、俳句に託した恋

• 内容紹介

  「花冷の疵つき易きハイヒール」
  「星涼しここにあなたのゐる不思議」
  「遠雷や夢の中まで恋をして」
  「遠花火別れの言葉だと思ふ」。
  恋に落ちる瞬間、片想いのきらめき、恋愛の幸福感、別れの予感、許されぬ関係に身を焦がす苦悩――。相手に伝えられぬ想いの全てを十七文字に託し、鮮烈なデビューを飾った著者の代表作。等身大の自分を表現した素直で瑞々しい言葉の数々は、今もなお我々を共感の渦に巻き込んでゆく。解説：伊集院静。
  
  
  図書館選書
  恋愛が見せる数多の瞬間、相手に伝えられぬ想いの全てを17文字に託し、鮮烈なデビューを飾った著者の代表作。等身大の自分を表現した素直で瑞々しい言葉の数々は今もなお我々を共感の渦に巻き込んでゆく。

• 著者について

  黛　まどか (マユズミ　マドカ)
  神奈川県生まれ。俳人。1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞を受賞。2010年4月より1年間文化庁「文化交流使」として欧州で活動。スペイン・サンティアゴ巡礼道、韓国釜山ーソウル、四国遍路など踏破。「歩いて詠む・歩いて書く」ことをライフフークとしている。オペラの台本執筆、校歌の作詞など多方面で活躍。現在、北里大学・京都橘大学・昭和女子大学客員教授。著書に、句集「北落師門j、随筆「暮らしの中の二十四節気』など多数。
  

B面の夏(角川文庫) [文庫] の商品スペック