イノベーション政策の科学―SBIRの評価と未来産業の創造 [単行本]
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イノベーション政策の科学―SBIRの評価と未来産業の創造 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2015/03/31
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イノベーション政策の科学―SBIRの評価と未来産業の創造 の 商品概要

  • 目次

    序 章 新しいイノベーション・モデルの探索にむけて(山口栄一)
     1 本書の目的
     2 本書の構成

    第I部 イノベーション政策――源流と現状
     第1章 イノベーション政策の中核――SBIR制度とは何か(山口 栄一)
      1-1 「スモールビジネスこそがイノベーションを起こす」という国家的信念
      1-2 米国版SBIR制度のしくみ
      1-3 日本版SBIR制度のしくみ
      1-4 米国版SBIRと日本版SBIRの被採択者の出自比較
     第2章 米国SBIR政策の源流と歴史(ヤング吉原麻里子 )
      2-1 土壌の形成期――SBIRを生み出した思想的原点(1940年代)
      2-2 蒔種期――全米科学財団の変革とSBIRの制度設計(1960~1970年代)
      2-3 萌芽期――SBIRの誕生(1970年代後半)
      2-4 米国SBIR制度の歴史的考察に学ぶこと
     第3章 日本のサイエンス・イノベーション政策の思想史――理化学研究所と技術院(本田康二郎)
      3-1 科学と自由
      3-2 資本主義の破たんと科学・技術の計画
      3-3 日本の科学・技術政策――2つの源流
      3-4 課題として残るもの
     第4章 日本のSBIRとその効果の米国との比較(井上寛康・山口栄一)
      4-1 日本版SBIR制度の背景
      4-2 SBIR制度に関する定量分析による日米比較
      4-3 まとめ
     第5章 イノベーション指標の開発と現状(治部眞里・長部喜幸)
      5-1 インプットにおけるイノベーション指標
      5-2 アウトプットにおけるイノベーション指標
      5-3 ブラックボックスにおけるイノベーション指標
      5-4 医薬品開発における新しいイノベーション指標の提案
     第6章 サイエンスの風景――「分野知図」の生成と分析(藤田裕二・川口盛之助・山口栄一)
      6-1 距離概念とデータの取得
      6-2 多次元データ分析の理論と実線
      6-3 分野知図の応用と展開

    第II部 サイエンス型産業の分析
     第7章 医薬品産業――日本はなぜ凋落したか:イノベーション政策の最適解(山本晋也・山口栄一)
      7-1 医薬品産業とは何か?
      7-2 問題意識――日本の医薬品産業の実態
      7-3 バイオテクノロジー革命
      7-4 SBIRがもたらした医薬品産業へのインパクト
      7-5 ナショナル・イノベーション・エコシステム
     第8章 半導体産業における日本勢の衰退要因を探る――システム・アーキテクチャの視点から(中馬宏之)
      8-1 日本の半導体産業凋落の原因を求めて
      8-2 なぜシステムアーキテクチャなのか?
      8-3 栄枯盛衰要因の一般化――システムアーキテクチャの視点から
      8-4 むすびに代えて――何をなすべきなのだろうか?
     第9章 情報産業――日本のITはなぜ弱いか(林 晋)
      9-1 構成的プログラミングの時代
      9-2 UMLとアジャイルの時代
      9-3 科学技術政策研究の時代
      9-4 まとめ――なぜ日本のソフトウェア産業は弱いのか
     第10章 農業――サイエンス型産業への変革にむけて(山本晋玄・高橋 裕・山口栄一)
      10-1 第3の農業革命への胎動
      10-2 システム・ダイナミックスによるコメ農業モデル
      10-3 3つのシナリオによるシミュレーション
      10-4 新しいサイエンス型産業の創出

    第III部 イノベーション政策――未来への提言
     第11章 「日本知図」の生成と分析(内藤祐介・西田正敏・藤田裕二・治部真理・相馬 亘)
      11-1 客観的根拠(エビデンス)に基づく政策立案へのツール利用の提言
      11-2 科学・技術政策のためのイノベーションマネジメントツール
      11-3 日本知図の内容
      11-4 日本知図のゆくえ
     第12章 日本のクラスター政策(相馬 亘)
      12-1 ポーターの産業クラスター論
      12-2 日本におけるクラスター政策
      12-3 クラスターの可視化による評価
      12-4 日本のクラスター政策に対する提言
     第13章 サイエンスリンケージからみた日本のイノベーション政策の課題(玉田俊平太・内藤祐介)
      13-1 経済成長科学との関係
      13-2 重点4分野特許サイエンスリンケージの目視調査
      13-3 全技術分野全特許のサイエンスリンケージ自動計測
      13-4 サイエンスリンケージの分野別調査結果
      13-5 科学との結びつきが強まっている分野,弱まっている分野
      13-6 政策提言
     第14章 新しいイノベーション・モデルに向かうシステム改革(玄場公規)
      14-1 日本企業の収益性低下
      14-2 研究・開発の不確実性の増大
      14-3 研究・開発の投資効率の低下
      14-4 米国のSBIR制度のメリット
      14-5 日本の現行制度
      14-6 不確実性を踏まえた科学・技術政策
     第15章 新しいイノベーション・モデル(山口栄一)
      15-1 イノベーション=タイプ0とタイプ1
      15-2 イノベーション=タイプ2
      15-3 イノベーション=タイプ3
      15-4 イノベーションの統一理論
      15-5 イノベーション・ソムリエの育成

    おわりに
    事項索引/人名索引/執筆者一覧
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山口 栄一(ヤマグチ エイイチ)
    京都大学大学院総合生存学館(思修館)教授。1955年、福岡市生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了、理学博士(東京大学)。NTT基礎研究所主幹研究員、米国ノートルダム大学客員研究員、仏国IMRA Europe招聘研究員、経団連21世紀政策研究所研究主幹、同志社大学大学院総合政策科学研究科教授、英国ケンブリッジ大学クレアホール客員フェローなどを経て、2014年より現職
  • 出版社からのコメント

    日米の中小企業技術革新制度の比較をもとに、イノベーション戦略の考え方から実際までを解説する。
  • 内容紹介

    米国はSBIR(中小企業技術革新制度)によりイノベーション促進に大きな成功を収め,日本はこれに大きく後れをとった.日米の政策の定量比較から,イノベーション戦略立案の考え方から実際までを解説する.学生・実務者必携.
  • 著者について

    山口 栄一 (ヤマグチ エイイチ)
    山口 栄一
    山口栄一:京都大学大学院総合生存学館教授

イノベーション政策の科学―SBIRの評価と未来産業の創造 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:山口 栄一(編)
発行年月日:2015/03/27
ISBN-10:413046115X
ISBN-13:9784130461153
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経営
言語:日本語
ページ数:354ページ
縦:21cm
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