石造りのように柔軟な―北イタリア山村地帯の建築技術と生活の戦略 [単行本]
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石造りのように柔軟な―北イタリア山村地帯の建築技術と生活の戦略 [単行本]

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出版社:鹿島出版会
販売開始日: 2015/04/01
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石造りのように柔軟な―北イタリア山村地帯の建築技術と生活の戦略 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    北イタリア・ピエモンテ州から美しい写真とともに届けられた建設と生存の教え43篇。今の都市生活者にはおよそ想像もつかないような多様で洗練された生存の技術と調整機能がそこには働いていた。そうした知と技術の事例を数多並べながら、緩やかなヴァリエーションを奏でていく。
  • 目次

    第1章 テリトリーと村落
    山は繋がっていた/重力を活かす/偶然に任されたものはなにひとつない/環境のあるがままの形に従う/標高差を活かす/場所への融合/社会のなかにある諸関係の投影として

    第2章 住居と建築技法
    生活の場にして生産活動の道具としての家/地域が生む住居の空間構成/地域が生む建築技法/手に入るものでやりくりする知恵と技術/木材だけでいい時/物を適切に使うとは/シェアリングとコンヴィヴィアリティ/物の可能性を読み取る/一回作ればもう大丈夫/壁を解読することは、場所を解読すること/葡萄畑の墓地が語るもの/時の流れのなかで変わってもいいじゃないか/手の知性あるいはgàubi(粋)/オリジナルの外観とエネルギーの問題/個別の現実と法規の適用/空き家と伝統

    第3章 エネルギーと農業
    自給自足のための地域的基盤/住居、土地、エネルギー(食糧、燃料)/理解可能なテクノロジー/
    蓄積された熱を利用する/二通りの耕地細分化/消えゆく人間的風景の豊かさ/山に農業を取り戻す/環境の徹底利用/次世代への投資/風景の誕生/動物の体温と人間的な温もり/ほぼ菜食主義的な食物摂取

    第4章 そして今日
    場所を理解する二つの方法/押し入って来たインフラ網/忠実さのなかの偽り、作り変えのなかの真正さ/アクセスが可能であるとはどういうこと?/「本物」がヘリコプターでやって来るとき/消滅か再生か/一行の法律が共同体の数世紀に渡る慣習を抹殺しうる/亡き人々への思い
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ボッコ,アンドレア(ボッコ,アンドレア/Bocco,Andrea)
    建築家、トリノ工科大学建築学科建築技術専攻准教授。1966年生まれ。建築家ではあるが、むしろ社会運動家、そして批評家として活躍する。大学院生だった1994年より、地域生活の再生に関わる問題に取り組み、トリノのポルタ・ヌオーヴァ駅に隣接し、大量の外国人移民の流入のために危機的状況を招いたサン・サルヴァリオ地区に「サン・サルヴァリオ地区発展事務所」を創設し、長年ディレクターを務めた。幅広い執筆活動の主題は、バーナード・ルドフスキー、施行技術、とくに自然素材を使ったローテク技術の分析、建築におけるサステイナビリティ、山村再生など

    カヴァリア,ジャンフランコ(カヴァリア,ジャンフランコ/Cavagli`a,Gianfranco)
    建築家、トリノ工科大学建築学科建築技術専攻教授。1945年生まれ。プレハブの研究、建築の産業化、発展途上国における住宅の問題等の研究に携わったほか、建築の用語と写真を結びつけ、建築的遺産およびそれに関わる言語学的遺産の保存を司る検索エンジン「ArchiWordNet」をトレント研究所と共同で開発している。建築家として数々の住宅作品のほか、トリノ市の依頼による多数の都市計画的プロジェクトや、1972年以降約30年間に渡り、デザイン、建築、展覧会の会場構成など多数のプロジェクトにおいてアキッレ・カスティリオーニと協働した業績も著名である

    多木 陽介(タキ ヨウスケ)
    演出家、アーティスト、批評家。1962年生まれ。1988年に渡伊、現在ローマ在住。演劇活動や写真を中心にした展覧会を各地で催す経験を経て、現在は多様な次元の環境(自然環境、社会環境、個人の精神環境)においてエコロジーを進める人々を扱った研究を展開。芸術活動、文化的主題の展覧会のキュレーションおよびデザイン、講演、そして批評と多様な方法で、生命をすべての中心においた人間の活動の哲学を探究する
  • 内容紹介

    偶然に任されたものはなにひとつない――、村落形態への洞察から導き出された警句には、山に暮らす人々の環境への思慮深さが窺われる。北イタリア・ピエモンテ州から美しい写真とともに届いた建設と生存の教え43篇。
  • 著者について

    アンドレア・ボッコ (アンドレア ボッコ)
    アンドレア・ボッコ Andrea Bocco:建築家。トリノ工科大学建築学科建築技術専攻准教授。建築家ではあるが、設計家というよりも社会運動家、そして批評家として活躍する。まだ大学院生であった1994年より、地域生活の再生に関わる問題に取り組み、トリノのポルタ・ヌオーヴァ駅に隣接し、大量の外国人移民の流入のために危機的状況を招いたサン・サルヴァリオ地区に「サン・サルヴァリオ地区発展事務所」を創設し、長年指揮した。幅広い執筆活動の主題は、バーナード・ルドフスキー、建築分析、建築におけるサステナビリティ、山村再生、自然素材を使ったローテク技術などを扱う。

    ジャンフランコ・カヴァリア (ジャンフランコ カヴァリア)
    ジャンフランコ・カヴァリア Gianfranco Cavaglia:建築家。トリノ工科大学建築学科建築技術専攻教授。プレハブの問題、建築の産業化、発展途上国における住宅の問題等の研究に携わった他、建築の用語と写真を結びつけ、建築的遺産及びそれに関わる言語学的遺産の保存を司る検索エンジンをトレント研究所と共同で開発している。また、設計家としては、数々の住宅作品の他、トリノ市に依頼された多数の都市規模の設計プロジェクト、そして1972年以来、約30年間に渡り、デザイン、建築、展覧会の会場構成など多数のプロジェクトにおいて、アキッレ•カスティリオーニと協働した業績も著名である。

    多木 陽介 (タキ ヨウスケ)
    多木陽介(たき・ようすけ):演出家、アーティスト、批評家。1988年に渡伊、現在ローマ在住。演劇活動や写真を中心にした展覧会を各地で催す経験を経て、現在は多様な次元の環境(自然環境、社会環境、個人の精神環境)におけるエコロジーを進める人々を扱った研究を展開。芸術活動、文化的主題の展覧会の製作、講演、そして批評と多様な方法で生命を全ての中心においた人間の活動の哲学を探究する。著書に、『アキッレ・カスティリオーニ――自由の探求としてのデザイン』(AXIS出版)、訳書に『プリーモ・レーヴィは語る』(プリーモ・レーヴィ著、青土社)などがある。

石造りのように柔軟な―北イタリア山村地帯の建築技術と生活の戦略 の商品スペック

商品仕様
出版社名:鹿島出版会
著者名:アンドレア ボッコ(著)/ジャンフランコ カヴァリア(著)/多木 陽介(編訳)
発行年月日:2015/04/20
ISBN-10:4306046214
ISBN-13:9784306046214
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:210ページ
縦:21cm
その他: 原書名: flessibile come di pietra:Tattiche di sopravvivenza e pratiche di costruzione nei villaggi montani〈Bocco,Andrea;Cavagli`a,Gianfranco〉
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