筆算をひろめた男―幕末明治の算数物語 [単行本]
    • 筆算をひろめた男―幕末明治の算数物語 [単行本]

    • ¥2,64080 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002327130

筆算をひろめた男―幕末明治の算数物語 [単行本]

価格:¥2,640(税込)
ゴールドポイント:80 ゴールドポイント(3%還元)(¥80相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:臨川書店
販売開始日: 2015/04/04
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

筆算をひろめた男―幕末明治の算数物語 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    第一章  ペリーがやって来た!
    ペリー見物に行こう!/大坂に順天堂あり/ペリーの作戦/ブーム便乗で本を出す

    第二章  和算と大坂の街
    福田理軒は大坂生まれ/お兄ちゃんも数学好き/突然の帰郷/先生はやっぱり一流がいい/麻田剛立を語ろう/ 師匠はタケダシンゲン/理軒開塾十九歳/麻田剛立との関係/算額でトラブル発生/決着はいかに?/順天堂塾を見学しよう/子ども向けと大人向け/雰囲気作りも大切だ

    第三章  和算に挑戦してみよう
    和算の歴史/割算が魔法のように/五円玉が九十六枚/一文銭が九十六枚/本当は何枚?/銀は当時の国際通貨/一文銭で銀を買う/金貨は四分の一で数える/金を銀にする/昔の表を流用しよう/大人は塾で算木を使う/支配者層のための数学

    第四章  数学で攘夷だ!
    黒船をやっつける本/のぞいて合わせる/量尺その原理/黒船データはこう活用/例題をやってみよう/江戸時代の長さの単位/今度は高さも測ってみよう/すばらしいアイデア/量地儀とはこんな道具/方角を知るのがポイントだ/逆針盤とはこんな仕組み/図面を作って長さを測る/円形分度器大活躍/経緯儀はすごい/江戸時代に三角関数があった!/高さを角度で計算する

    第五章  日本初の西洋数学書
    二冊の西洋数学書/ヨーロッパで広めた男/それはイタリアから始まった/「洋算用法」のアラビア数字/アラビア数字のたし算/九九の表の登場だ/九九はいつから?/九九八十一から始まった?/いつから逆転九九の順/割算の九九があった?/今の九九はいつできた?/「西算速知」を見てみよう/西洋数学と中国/身近なお米の計算/こんなかけ算見たことない/かけ算をやってみる/これでわかった新方式/古い歴史がある方式/ネイピアロッドの使い方

    第六章  ふたりの友人
    長崎海軍伝習所/勝海舟の一番弟子は誰?/海軍塾を作ろう/大坂海軍塾があった場所/神戸海軍操練所/開成所の友人神田孝平/新設数学科の教官になる/アラビア数字はこうして書く/たし算をやってみる/引算はこうする/かけ算にも挑戦/そして最後は割算だ

    第七章  静岡の二つの学校
    江戸城の開城/蝦夷への脱出/徳川最後の戦い/静岡学問所が開校/豪華教授陣の先進教育/外国人教師クラークも登場/黒船の日本人/ユークリッド幾何学の授業/理軒の友人川北朝鄰/榎本艦隊山本正至ここにあり/日本初のユークリッド本/沼津兵学校に数学あり/これが兵学校の教科書/計算だって親切だ/江戸時代の女子の数/江戸時代のお米の生産量/ろう城計画を立てる/ヨーロッパの軍事情勢/これがリンネの生物分類/世界の陸地面積/宇宙に飛び出す

    第八章  理軒の新しい学校
    エアポケット/土御門家の復権/理軒スタッフになる/天文暦道再び政府に/和算と洋算のハイブリッド/西洋数学のパイオニア/理軒のチャレンジ/順天求合社の創立/開講科目の一覧は?/ついに来た学制発布/友人たちの明治五年/いよいよエースの登場だ/一年は十三ヶ月?/二ヶ月分が浮く名案/解説本のスピード出版/改暦後のトラブル

    第九章  文明開化と洋算ブーム
    息子が陸軍大尉?/明治六年明六社/クラークも東京へ/洋算の出版ブーム到来/文章題ならこの本がいい/街で見かけた洋算ブーム/最新の話題で数学しよう/夢の乗り継ぎ体験/音の速さはどのくらい?/和算もまだまだ健在だ/出会い算で計算しよう/アメリカの数学教育が影響/教科書と一般書のちがい/洋算と和算どちらが優れてる?

    第十章  和算の行く末
    数学の学会できる!/学会の勢力地図は?/和算最後の戦い/失意の帰阪/人生の正解

    【付録一】 福田理軒略年表/【付録二】 江戸時代の単位(まとめ)/文 献
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    丸山 健夫(マルヤマ タケオ)
    武庫川女子大学生活環境学部教授。情報学専攻。博士(農学)(京都大学)。京都大学農学部卒業。米国ルイジアナ州立大学客員准教授、武庫川女子大学文学部教授などを経て現職
  • 出版社からのコメント

    筆算をひろめた男・福田理軒と幕末数学史
  • 内容紹介

    西洋数学の導入で活躍した知られざる天才、大阪出身の福田理軒の生涯を軸に、和算がすたれ西洋の数学になっていく幕末明治の様相を、実際に使われていた算数の問題を通じて描いていく。例題が多数挙げられており、そこからうかがえる当時の問題意識も興味深い。
    巷間の数学史や幕末ものとは一線を画した、情報学的な視点による、わかりやすくユーモアのある文体の一般教養書である。
    福田理軒の生涯と和算から洋算へと移る数学(算数)界の推移にとどまらず、幕末の庶民生活から社会情勢まで多岐に目配りのきいた、へえ、と思わせるあきさせない内容である。

    【目次】
    はじめに
    第一章  ペリーがやってきた!
    第二章  和算と大坂の街
    第三章  和算に挑戦してみよう
    第四章  数学で攘夷だ!
    第五章  日本初の西洋数学書
    第六章  ふたりの友人
    第七章  静岡の二つの学校
    第八章  理軒の新しい学校
    第九章  文明開化と洋算ブーム
    第十章  和算の行く末
    【付録一】 福田理軒略年表/【付録二】 江戸時代の単位(まとめ)/文 献
  • 著者について

    丸山 健夫 (マルヤマ タケオ)
    大阪生まれ。京都大学農学部卒業、京都大学博士(農学)。武庫川女子大学助教授、米国ルイジアナ州立大学客員准教授を経て武庫川女子大学生活環境学部情報メディア学科教授。情報学専攻(情報環境学・情報文明学・人間生活論・刊行文化論)。情報の歴史と人間の文化、情報の時空を超えた伝達と拡散、情報エントロピー理論による多様性の評価など、「情報」をキーワードに文系から理系の領域まで幅広く研究する。

筆算をひろめた男―幕末明治の算数物語 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:臨川書店 ※出版地:京都
著者名:丸山 健夫(著)
発行年月日:2015/03/17
ISBN-10:465304225X
ISBN-13:9784653042259
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:246ページ
縦:20cm
他の臨川書店の書籍を探す

    臨川書店 筆算をひろめた男―幕末明治の算数物語 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!