雲表の国―青海・チベット踏査行 [単行本]

雲表の国―青海・チベット踏査行 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  『もう一つのシルクロード』を求めて６２００キロ、アジアの大高原を踏査する思索紀行。旅の途中、山の友人を高山病で亡くし、ラサの鳥葬場で悲しむ著者。また山中や湖畔のキャンプ地で貧しい少女たちをいつくしむ。著者の目は深くチベット族の苦悩の根源にそそぐ。『ユーラシア大陸思索行』以来の行動する歴史家が、自由・奔放につづる人間生命の原点からの省察―。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　北京―西寧２０００キロ―中国の厚い壁
  第２章　早春の古代への道へ―悪路と高山病との闘い
  第３章　風塵に眠る古代騎馬王の遺跡
  第４章　青蔵高原の尽きない魅力
  第５章　“聖都”ラサを調べる―ポタラ宮と三大寺
  第６章　鳥葬の丘・登山隊の苦闘
  第７章　ヤルルン谷の春―チベット王国誕生の地
  第８章　性と美と神々の饗宴
  第９章　文革の爪跡―大破壊を受けた寺院
  第１０章　ヒマラヤを越えて―さらばチベット

雲表の国―青海・チベット踏査行 [単行本] の商品スペック