映画とイデオロギー(映画学叢書) [全集叢書]
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映画とイデオロギー(映画学叢書) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2015/04/10
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映画とイデオロギー(映画学叢書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現実との偏差を絶えず含意として持つイデオロギーとの関係において、映画は何を創り出してきたのか。様々なイデオロギーを伝播させ、また社会にイデオロギーを浸透させる装置として機能してきた映画の姿を追う。
  • 目次

    『映画学叢書』創刊にあたって(加藤幹郎:京都大学名誉教授)
    はしがき

    第1章 〈二つの舌〉をもった文芸峰(李敬淑:宮城学院女子大学日本文学科准教授)
        ──〈植民地発コクゴ映画〉における女優表象
     1 〈植民地発コクゴ映画〉とは何か──朝鮮映画とダイグロシア
     2 映画『旅路』と国際進出への欲望──原節子という鏡
     3 〈植民地発コクゴ映画〉をめぐる言説
     4 〈国民〉から疎遠になること──文芸峰のコクゴ問題

    第2章 トーキー移行期における日本像の形成(フィオードロワ・アナスタシア:日本学術振興会特別研究員PD〔北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター〕)
        ──日ソ合作映画『大東京』の製作・公開を例に
     1 ソビエト映画人の来日と合作映画製作の背景
     2 国際的知名度・記録性・リアリズム──昭和初期の日本におけるソビエト映画への期待
     3 ソビエト映画人がみた日本
     4 山田耕筰による録音作業とその意外な結果
     5 合作映画における「トーキー・リアリズム」の不可能性

    第3章 呼びかける死者たちの声(御園生涼子:筑波大学人文社会系准教授)
        ──大島渚『儀式』における国家と戦後民主主義のイメージ
     1 地中に響く声
     2 「儀式」としての戦後史
     3 「家」としての国体
     4 「三角ベース」と「死者たち」
     5 「不死の身体」としての天皇
     6 “日本”と“日本人”
     7 「引揚者」──剰余としての「無国籍者」たち
     8 「戦後」を生きる天皇
     9 「戦後史」の死

    第4章 Shall weリメイク?(井原慶一郎:鹿児島大学法文学部教授)
        ──『Shall weダンス?』とハリウッド映画のイデオロギー
     1 〈アメリカ化〉されたリメイク
     2 アメリカ公開版『Shall weダンス?』--予備的考察 
     3 リメイク版『Shall we Dance?』--ハリウッド製アメリカ映画の作り方
     4 オリジナルとリメイク──脚本とミザンセーヌの比較分析
     5 なぜリメイクするのか?--ハリウッド映画産業の〈ヘゲモニー〉

    第5章 ドイツにおける西部劇の変容(山本佳樹:大阪大学大学院言語文化研究科教授)
        ──ジャンルとイデオロギー
     1 カール・マイとその作品の映画化の試み
     2 西ドイツのカール・マイ西部劇--罪と赦しをめぐるドラマ
     3 東ドイツのインディアン映画--共産主義者としてのインディアン
     4 統一ドイツにおける〈ヴィネトゥ〉

    第6章 『イージー・ライダー』とユートピア(杉野健太郎:信州大学人文学部教授)
        ──アメリカン・イデオロギーの対立の創生
     1 ロード・ムーヴィーとひとつではないアメリカ
     2 自由というイデオロギー
     3 幻滅のアメリカ──自由と平等の蹂躙
     4 ワイアットの揺らぎとアメリカの揺らぎ──イデオロギーの対立の創生

    第7章 ヴェトナム帰還兵映画としての『タクシー・ドライバー』(大勝裕史:東京工業大学外国語研究教育センター非常勤講師、大東文化大学社会経済学部非常勤講師)
        ──ヴェトナム戦争の徴候、反復、アレゴリー
     1 1960年代から70年代におけるヴェトナム帰還兵映画の特徴
     2 潜在態としての戦争記憶
     3 暴力の間テクスト性
     4 暴力の自己言及性

    第8章 ゴダールの「ユダヤ人問題」(堀 潤之:関西大学文学部総合人文学科映像文化専修教授)
        ──歴史のモンタージュとの関わりを中心に
     1 「ゴダールは反ユダヤ主義者か?」
     2 迷走するモンタージュ
     3 映画のユダヤ人

    第9章 二つの時代のあいだで(藤城孝輔:ロンドン大学キングズ・カレッジ博士課程在籍)
        ──『花様年華』と『2046』における狭間の時空間
     1 埃で汚れたガラス越しに見るかのように──『花様年華』、時計、ロールプレイング
     2 未来へと向かう列車の旅──『2046』、ノスタルジア、身代わりの女たち
     
    初出一覧
    映画用語集 
    人名索引/映画タイトル索引 
    監修者・執筆者紹介 


    *執筆者肩書き・所属は刊行時のもの
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 幹郎(カトウ ミキロウ)
    1957年長崎県生まれ。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得満期退学。京都大学博士。京都大学大学院人間・環境学研究科教授、ミシガン大学客員教授、カリフォルニア大学バークリー校、カリフォルニア大学ロサンジェルス校、ニューヨーク大学、ハワイ大学マノア校フルブライト客員研究員などを歴任。現在、京都大学名誉教授

    杉野 健太郎(スギノ ケンタロウ)
    1961年岐阜県生まれ。上智大学文学部哲学科および英文学科卒業、上智大学大学院修了(英米文学専攻)。広島大学総合科学部助教授、ウィスコンシン大学マディソン校英文学科客員研究員、カリフォルニア大学バークリー校英文学科客員研究員などを歴任。現在、信州大学人文学部教授。アメリカ文学・文化、映画学専攻
  • 出版社からのコメント

    イデオロギーと映画との深い関係を探究する。
  • 著者について

    加藤 幹郎 (カトウ ミキロウ)
    京都大学名誉教授(2015年4月)

    杉野 健太郎 (スギノ ケンタロウ)
    2015年4月現在信州大学人文学部教授

映画とイデオロギー(映画学叢書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:加藤 幹郎(監修)/杉野 健太郎(編著)
発行年月日:2015/04/05
ISBN-10:4623072207
ISBN-13:9784623072200
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:327ページ ※308,19P
縦:22cm
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