ひとつ海のパラスアテナ〈2〉(電撃文庫) [文庫]

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ひとつ海のパラスアテナ〈2〉(電撃文庫) [文庫]

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出版社:角川書店
販売開始日: 2015/04/10
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ひとつ海のパラスアテナ〈2〉(電撃文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アキともう一人の少女の疲労は、限界だった。『溺死』という不吉な二文字が、脳裏をよぎる。絶海で浮かんで待つ二人の周囲では、獲物の命が尽きるのを待つ猛禽の眼があった。少女が悟ったように言う。「助けは『絶対に』来ないんです。ここは…セントゥリア海峡ですから」絶望的な状況の中で―二人の「生きるための戦い」が、始まる。
  • 出版社からのコメント

    第21回電撃小説大賞<大賞>作の続編が早くも登場!
  • 内容紹介

    「大丈夫。助けはきっと来るよ」
     見渡す限りの水平線(ホライゾン)。浮き輪もなしで波間に漂う少女・アキと、もう一人。疲労は、限界だった。『溺死』という不吉な二文字が、脳裏をよぎる。
    「……来ないと、思います」
     波間にぽつんとたゆたう二人。海と空。二色の青しか存在しない現代(アフター)で、漂流者を助ける者は漂流者自身しかいない。
    「大丈夫。絶対助かるよ」
    「助かりません」
     二人の周囲には、海面から太いケーブルが脱出を遮るように突き出し、漏電によって稲妻のように輝いていた。ケーブルの上には、獲物の命が尽きるのを待つ猛禽の眼もあった。 少女が悟ったように、微笑みながら言った。
    「助けは『絶対に』来ないんです。ここは……セントゥリア海峡ですから」
     絶望的な状況の中で――二人の「生きるための戦い」が、始まる。

    図書館選書
    浮き輪もなしで波間に漂う少女・アキと、もう一人。疲労は、限界だった。「助けは『絶対に』来ないんです。ここは……セントゥリア海峡ですから」絶望的な状況の中で――二人の「生きるための戦い」が、始まる。

ひとつ海のパラスアテナ〈2〉(電撃文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:鳩見 すた(著)
発行年月日:2015/04/10
ISBN-10:4048650521
ISBN-13:9784048650526
判型:文庫
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:355ページ
縦:15cm
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