映画とテクノロジー(映画学叢書) [全集叢書]
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映画とテクノロジー(映画学叢書) [全集叢書]

加藤 幹郎(監修)塚田 幸光(編著)
価格:¥4,620(税込)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2015/04/15
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映画とテクノロジー(映画学叢書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    映画とテクノロジーが交差する地点には、如何なる映画/映像が生起するのだろうか。スクリーン、音響、アーカイヴ、メディアをめぐる表象/言説を11の視座から分析し、多角的考察を試みる。
  • 目次

    『映画学叢書』創刊にあたって(加藤幹郎:京都大学名誉教授)
    はしがき

     第Ⅰ部 テクノロジー×表象
    第1章 監視社会の夢遊病者たち(鈴木 繁:ニューヨーク市立大学バルーク校助教授)
        ──電子テクノロジーと都市空間
     1 監視テクノロジーと都市空間
     2 SF映画と未来の都市空間
     3 映像を見ること、あるいは自己参照的映画
     4 『マイノリティ・リポート』の社会的なコメンタリィ

    第2章 ゴーストの縛りをほどく(門林岳史:関西大学文学部総合人文学科映像文化専修准教授)
        ──『攻殻機動隊』、ポストヒューマニズム、パレルゴン
     1 『攻殻機動隊』におけるポストヒューマン的主題
     2 二つの解釈、三つのゴースト
     3 パレルゴンとしてのゴースト
     4 分身的ポストヒューマニズム

    第3章 「胎児」の誕生(木下千花:首都大学東京人文科学研究科表象文化論分野准教授)
        ──『悪魔の赤ちゃん』と1970年代妊娠ホラー
     1 メジャーのエクスプロイテーション化/エクスプロイテーションのメジャー化
     2 胎児の「見える化」
     3 妊娠ホラーの政治学
     4 胎児のまなざし

    第4章 テレビ文化批評としての映画『トゥルーマン・ショー』(中垣恒太郎:大東文化大学経済学部教授)
        ──「リアリティTV」、消費文化、1950年代アメリカ
     1 米国における「リアリティTV」番組の隆盛──「カメラ」はどこにあるのか?
     2 『トゥルーマン・ショー』──「作り物の世界」としてのテレビ・メディア
     3 公告するメディア──消費文化とテレビCM
     4 『ニューヨークの王様』──「隠しカメラ」と1950年代アメリカ消費文化の発展期
     5 リアリティTVから捉え直す映画(映像)表現史──テレビ・メディアとの相互交渉

    第5章 シネマティック・ロボトミー(塚田幸光:関西学院大学法学部・大学院言語コミュニケーション文化研究科教授)
        ──テクノロジー、暴力、『時計じかけのオレンジ』
     1 メディカル・ダークサイド──手塚治虫「快楽の座」
     2 アイスピック・マジック──ロボトミーの政治学
     3 シンメトリカル・ナイトメア──『時計じかけのオレンジ』のイメージシステム
     4 シネマティック・ロボトミー──視座の反転、暴力の感染

     第Ⅱ部 スクリーン×音響×テクノロジー
    第6章 ワイドスクリーンと日本映画の変貌(北浦寛之:国際日本文化研究センター助教)
        ──変化する撮影のスタイル
     1 ワイドスクリーン時代の到来
     2 ショット時間の変化
     3 同居する人物
     4 スコープ映画の「過剰さ」
     5 拡大する人物
     6 ワイドスクリーンの可能性を求めて

    第7章 音と物語世界におけるポスト「古典的ハリウッド映画」のプルラリズム(小野智恵:京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程在籍)
        ──アルトマン『カリフォルニア・スプリット』から『ナッシュビル』へ
     1 1970年代ハリウッドにおける音の冒険者
     2 深化するオーヴァーラッピング・ダイアローグ
     3 音声的中心の多元化
     4 重なる会話から重なる物語へ
     5 『グランド・ホテル』とディザスター映画
     6 物語世界の「遍」中心化
     7 共通の目的(地)の消滅
     8 終わらないオーヴァーラッピング・ナラティヴ

    第8章 アルフレッド・ヒッチコック『鳥』における「サイレント」と「音」(碓井みちこ:関東学院大学国際文化学部准教授)
     1 『鳥』は「音」の映画か?
     2 トーキーからサイレントへ──ジャングルジムのカラスのシーン
     3 音の響きを強調する映像──クライマックスのブレナー家襲撃のシーン
     4 音と映像の相互作用

     第Ⅲ部 メディア×アーカイヴ×テクノロジー
    第9章 デジタル技術時代における映画(波多野哲朗:東京造形大学名誉教授)
        ──実写イメージとアニメーション・イメージ
     1 実写映画とアニメーション
     2 分節化と再構成の論理
     3 デジタル技術時代の到来と実写の危機
     4 ふたたび、実写映画とアニメーションについて
     5 運動するイメージ

    第10章 映画復元の倫理とテクノロジー(板倉史明:神戸大学大学院国際文化学研究科准教授)
         ──四つの価値の百分率
     1 映画作品の〈オリジナル〉とは何か──ネガとポジ
     2 芸術価値か、歴史的価値か⑴──ダメージ、エラー、ディフェクト
     3 芸術価値か、歴史的価値か⑵──フィルムの潜在性と上映・再生環境
     4 芸術価値と使用価値の均衡──ノイズリダクションの倫理
     5 芸術価値+歴史的価値か、経年価値か
     6 映画作品の統一性(美的価値)か、見やすさ(使用的価値)か

    初出一覧
    映画用語集
    人名索引/映画タイトル索引
    監修者・執筆者紹介

    *執筆者肩書き・所属は刊行時のもの
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 幹郎(カトウ ミキロウ)
    1957年長崎市生まれ。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得満期退学。京都大学博士。京都大学大学院人間・環境学研究科教授、ミシガン大学客員教授、カリフォルニア大学バークリー校、カリフォルニア大学ロサンジェルス校、ニューヨーク大学、ハワイ大学マノア校フルブライト客員研究員などを歴任。現在、京都大学名誉教授。主要業績に『映画とは何か』(みすず書房、2001年、吉田秀和賞)などがある

    塚田 幸光(ツカダ ユキヒロ)
    1971年茨城県生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。関西学院大学博士。防衛大学校総合教育学群外国語教育室准教授などを歴任。現在、関西学院大学法学部・大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。韓国済州大学校特別研究員。映画学、表象文化論、アメリカ文学専攻
  • 出版社からのコメント

    本書では、映画とテクノロジーをめぐる表象/言説を11の視座から分析し、多角的考察を試みる。
  • 著者について

    加藤 幹郎 (カトウ ミキロウ)
    京都大学名誉教授(2015年4月)

    塚田 幸光 (ツカダ ユキヒロ)
    *2015年4月現在関西学院大学法学部・大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。

映画とテクノロジー(映画学叢書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:加藤 幹郎(監修)/塚田 幸光(編著)
発行年月日:2015/04/10
ISBN-10:4623065669
ISBN-13:9784623065660
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:308ページ ※291,17P
縦:22cm
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