異人論とは何か―ストレンジャーの時代を生きる [単行本]
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異人論とは何か―ストレンジャーの時代を生きる [単行本]

山 泰幸(編著)小松 和彦(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2015/04/16
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異人論とは何か―ストレンジャーの時代を生きる [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    異人論はかつて同時代の多くの分野の研究者の関心を集めた。本書は、あらためて今日における異人論の可能性を探ること、汲みとられるべき可能性を見出すことを目的とした共同研究の成果。
  • 目次

    はしがき

    序 章 異人論を再考する(山 泰幸)
        ──その可能性を探る
     1 異人論の時代
     2 異人論の問題構成
     3 本書の構成
     4 他者表象の問題

     第Ⅰ部 異人を問うフレーム
    第1章 現象学から見た異人論(梶谷真司)
        ──雰囲気の異他性と民俗文化
     1 現象学と民俗学
     2 理論的基礎としてのシュミッツ現象学
     3 異他性というテーマ
     4 雰囲気の異他性からとらえた民俗世界

    第2章 異人論の問題構図(浜日出夫)
        ──小松異人論とジンメル異人論
     1 異人論の問題構図──神・貨幣・異人
     2 ジンメルにおける〈神・貨幣・異人〉
     3 異人の行方

    第3章 現代社会における知人の発達と異人の物語(阪本俊生)
     1 現代社会と異人
     2 社会の境界線の問題
     3 現代社会における境界について
     4 「知人」の社会と異人

    第4章 ドイツ民俗学における異人論(法橋 量)
        ──フォルクとフレムデを越えて
     1 出発点としての他者
     2 伝統社会における異人
     3 労働者という異人
     4 現代における異人体験

     第Ⅱ部 異人をめぐる表象
    第5章 メディアの〈共同体〉と〈他者〉表象について(石田佐恵子)
        ──アフター・テレビジョン時代に向けての覚え書き
     1 「彼ら」としての他者──対としての他者表象
     2 異人としての〈他者〉──他者化のプロセスと〈他者〉の多重性
     3 ニュースショーにおける〈他者〉化──事件・事故報道を題材に
     4 アフター・テレビジョン時代におけるメディアの〈共同体〉

    第6章 帝国日本映画における朝鮮/映画へのまなざし(梁 仁實)
     1 「朝鮮劇」のなかの他者
     2 朝鮮/映画の本格的移入
     3 大東亜共栄圏のなかの朝鮮/映画
     4 見えない「異」をいかに可視化するか

    第7章 異「人」化する妖怪言説(飯倉義之)
        ──「正体探し」と「異界殺し」
     1 「異人」としての「妖怪」
     2 妖怪の〈正体〉をめぐる言説
     3 「あいつら」の妖怪化──妖怪の〈イメージ〉と〈正体〉
     4 妖怪の「あいつら」化──「異界」「異人」を排除する世間

     第Ⅲ部 異人をめぐるフィールド
    第8章 ストレンジャー体験と愛着の位相(菅 康弘)
        ──はざまに立つことの意味
     1 ストレンジャーの位相
     2 〈旅〉の終わりの乖離と生成
     3 ずれとはざまから──愛着の諸相
     4 〈旅〉の語り・〈住〉の語り、あるいは〈他者〉の語られ方
     5 空間を場所化する
     6 逆接と両義性からの胎動

    第9章 異人論から見た韓国の巫俗(浮葉正親)
        ──ソウルの村祭りを中心に
     1 村祭り(マウル・クッ)の現場から
     2 「まれびと」としての万神
     3 「異人」としての万神
     4 村祭り(マウル・クッ)と「貨幣」

    第10章 うわさ・託宣・反乱(橘 弘文)
        ──想像上の西洋人と膏取り一揆
     1 想像上の異人としての西洋人
     2 好奇心・疑惑・攘夷
     3 うわさの発生とひろがり
     4 横倉山の託宣
     5 反乱の方法

    第11章 殺された異人の〈顔〉(山 泰幸)
        ──〈異人論〉における「倫理」の問題
     1 はじめに
     2 〈異人論〉の問題構成
     3 言説の主体、言説の対象
     4 「貨幣」のディスクール
     5 「死霊」のディスクール
     6 昔話「こんな晩」
     7 〈声〉の不在
     8 「死者」の〈顔〉と倫理

    補 論 異人論の時代(小松和彦/山 泰幸[聞き手])

    あとがき
    索  引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山 泰幸(ヤマ ヨシユキ)
    1970年生まれ。2000年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(社会学)。現在、関西学院大学人間福祉学部教授

    小松 和彦(コマツ カズヒコ)
    1947年東京都生まれ。1976年東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。現在、国際日本文化研究センター所長
  • 出版社からのコメント

    現代では誰もが異人となる。生きた理論としての新たな胎動を示す。
  • 著者について

    山 泰幸 (ヤマ ヨシユキ)
    2015年3月現在関西学院大学人間福祉学部教授

    小松 和彦 (コマツ カズヒコ)
    2015年3月現在国際日本文化研究センター所長

異人論とは何か―ストレンジャーの時代を生きる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:山 泰幸(編著)/小松 和彦(編著)
発行年月日:2015/03/31
ISBN-10:4623072762
ISBN-13:9784623072767
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:324ページ ※316,8P
縦:22cm
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