世俗の価値を超えて 菜根譚(鉄筆文庫) [文庫]

世俗の価値を超えて 菜根譚(鉄筆文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  元立教大学文学部教授の著者が「菜根譚」の３５０余章を噛み砕き味わい尽くしてその神髄を、現代の読者にも理解できるようにと工夫を重ね、独自の編集と解釈を加えて編みあげたオリジナル作品です。

• 目次

  推薦の言葉　横山忠夫（立教大学野球部OB会幹事長）
  序
  第一章　人間の本然とは何か
  第二章　自己の本質にたちむかう
  第三章　迷わずとるべき道とは
  第四章　美しい人生を築くために
  第五章　不安な社会を生き抜く知恵
  第六章　真の愛と幸せとは何か
  解説　渡辺憲司（自由学園最高学部長）
  刊行にあたって　渡辺浩章

• 出版社からのコメント

  400年読み継がれる処世訓に著者独自の解説と編集を施して、分かりやすさを追求したオリジナル作品です。

• 内容紹介

  「菜根譚」は、約400年前に中国の洪自誠という人によって書かれた著作で、儒教、道教、仏教の思想を取り入れた350余りの断章からなる、日本でも長年にわたり読み継がれてきた処世訓です。本書『世俗の価値を超えて―菜根譚』は、「菜根譚」の全文を紹介するものではありません。元立教大学文学部教授の著者が「菜根譚」の350余章を嚙(かみ)砕(くだ)き味わい尽くして、その神髄を、現代の読者にも理解できるようにと工夫を重ね、独自の編集と解釈を加えて編みあげたオリジナル作品です。
  推薦文：伊集院静（作家、立教大学文学部ＯＢ）、推薦の言葉：横山忠夫（立教大学野球部ＯＢ会幹事長）、解説：渡辺憲司（立教大学文学部ＯＢ、元立教新座中学校高等学校校長）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  野口 定男(ノグチ サダオ)
  元立教大学文学部教授。専攻は中国哲学。１９１７年３月神奈川県横須賀市生まれ。３７年松本高等学校卒業、東京大学文学部に入学。４０年東京大学卒業、東亜新秩序研究会勤務。４１年召集により入隊、病気のため三カ月で除隊に。４４年満州電業株式会社に勤務、４６年に帰国。４７年立教大学予科講師となる。４９年文学部講師となり、大学構内の焼け残りのバラックに移り住む。体育会ラグビー部部長代理、弓道部部長に就任。５１年文学部助教授に昇格

• 著者について

  野口定男 (ノグチサダオ)
  元立教大学文学部教授。専攻は中国哲学。1917年3月神奈川県横須賀市生まれ。40年東京大学文学部卒業。41年召集により入隊、病気のため三カ月で除隊に。44年満州電業株式会社に勤務、46年に帰国。47年立教大学予科講師となる。49年文学部講師となり、大学構内の焼け残りのバラックに移り住む。51年文学部助教授に昇格。59年文学部教授に昇格。62年体育会野球部部長に就任。64年全日本大学野球連盟理事、日本学生野球協会理事に就任。67年学生部長に就任。70年日本文学科長に就任。73年全日本大学野球連盟専務理事に就任。75年第四回日米野球選手権大会の役員として訪米。ネブラスカ州オマハ市の名誉市民となる。79年11月聖路加国際病院にて逝去。著書は『新・孟子物語―中国古典物語四―』（河出書房新社）、『史記』（平凡社）、『世俗の価値を超えて―菜根譚』（新人物往来社、鉄筆文庫）、『中国四千年の知恵』（新人物往来社）、『史記列伝』（平凡社ライブラリー）など。

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