言語と人間性―コンフリクト社会に見る言語行為と多言語 [単行本]

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言語と人間性―コンフリクト社会に見る言語行為と多言語 [単行本]

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出版社:松本工房
販売開始日: 2015/03/31
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言語と人間性―コンフリクト社会に見る言語行為と多言語 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書では、「社会的対立は、言語行為との関連の中でみられなければ、解決され得ない」という洞察を基礎として、社会コンフリクトと言語の関係を明確にする。そして日本における、言語政策とナショナリズムとの強い結びつきや、英語帝国主義にも着目し、そこに共通する言語との関係性をも解明しようとする。言語を、社会的対立に付随するものではなく、社会的対立の発生そのものとして捉えること、すなわち、社会的対立についての視点を転置することを通して、私達の日常言語に対する意識を刺激し、意義を唱え、代替解釈を促し、問い直すことを目的としている。
  • 目次

    社会的葛藤と言語行為─人間性の再マッピング|アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ
    ドイツ語における「クルド人」の言語的標識化─無視と犯罪化の狭間で|テレーザ・シュペヒト
    日本における「英語帝国主義」批判について─その意義と陥穽|横井敏秀
    「一つの民族、一つの国家、一つの言語」?─日本の国語イデオロギーに関する考察|木戸衛一
    言語の使用とアレヴィー認識をめぐるコンフリクト|佐島 隆
  • 内容紹介

    本書では、「社会的対立は、言語行為との関連の中でみられなければ、解決され得ない」という洞察を基礎として、社会コンフリクトと言語の関係を明確にする。そして日本における、言語政策とナショナリズムとの強い結びつきや、英語帝国主義にも着目し、そこに共通する言語との関係性をも解明しようとする。言語を、社会的対立に付随するものではなく、社会的対立の発生そのものとして捉えること、すなわち、社会的対立についての視点を転置することを通して、私達の日常言語に対する意識を刺激し、意義を唱え、代替解釈を促し、問い直すことを目的としている。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ギュルベヤズ,アブドゥルラッハマン(ギュルベヤズ,アブドゥルラッハマン/G¨ulbeyaz,Abdurrahman)
    1962年、トルコ・イスケンデルン生まれ。大阪大学言語文化研究科准教授。トルコのガージ大学、ボスフォラス大学、ドイツのハンブルグ大学で言語学、音楽学、医療社会学を専攻。大阪大学人間科学研究科にて、「言語と音楽における意味:言語行為と音楽行為における変形過程」で博士号取得。記号論、言語学、哲学は彼の学際的研究分野の核をなす

    シュペヒト,テレーザ(シュペヒト,テレーザ/Specht,Theresa)
    1979年、ドイツ・ヘクスター生まれ。大阪大学大学院文学研究科・文学部特任講師。ライプツィヒ大学ドイツ文学研究科博士課程修了。文学博士。ライプツィヒ大学文学部助教を経て現職。これまでの研究テーマ「トルコ・ドイツ文学におけるトランス文学的ユーモア」(博士号取得)。現在の研究テーマ「ドイツ語圏におけるクルド移民文学の現状」

    横井 敏秀(ヨコイ トシヒデ)
    1956年、兵庫県神戸市生まれ。大阪大学外国語学部トルコ語専攻非常勤講師。北海道大学大学院文学研究科修了。富山国際大学現代社会学部准教授を経て現職。専門は社会学説史。特にフランスにおける近代社会学の定礎者エミール・デュルケームの社会変動論および国民国家観をテーマとする。また、デュルケーム社会学のトルコ(オスマン帝国)への影響についても考究している

    木戸 衛一(キド エイイチ)
    1957年、千葉県柏市生まれ。大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。1981年東京外国語大学ドイツ語学科卒業、1983年東京外国語大学大学院地域研究研究科修了、1988年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、2009年ベルリン自由大学で学位取得。専門はドイツ現代政治・平和研究、研究テーマとして歴史認識および軍事化の日独比較

    佐島 隆(サシマ タカシ)
    1954年、岩手県江刺市(現奥州市)生まれ。大阪国際大学国際教養学部教授。東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。文学修士。日本学術振興会特別研究員、日本学術振興会派遣研究員(アンカラ駐在)、大阪国際大学人間科学部助教授、国際コミュニケーション学部教授を経て現職。研究対象地はトルコ、トルコ系移民のヨーロッパ、日本。二十年以上にわたるアレヴィーやベクタシの人々の調査など
  • 著者について

    アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ (アブドゥルラッハマン ギュルベヤズ)
    1962年、トルコ・イスケンデルン生まれ。大阪大学言語文化研究科准教授。トルコのガージ大学、ボスフォラス大学、ドイツのハンブルグ大学で言語学、音楽学、医療社会学を専攻。大阪大学人間科学研究科にて、「言語と音楽における意味:言語行為と音楽行為における変形過程」で博士号取得。記号論、言語学、哲学が主な学際的研究分野となる。

    木戸衛一 (キド エイイチ)
    1957年、千葉県柏市生まれ。大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。1981年東京外国語大学ドイツ語学科卒業、1983年東京外国語大学大学院地域研究研究科修了、1988年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、2009年ベルリン自由大学で学位取得。専門はドイツ現代政治・平和研究、研究テーマとして歴史認識および軍事化の日独比較。

    テレーザ・シュペヒト
    1979年、ドイツ・ヘクスター生まれ。大阪大学大学院文学研究科・文学部特任講師。ライプツィヒ大学ドイツ文学研究科博士課程修了。文学博士。ライプツィヒ大学文学部助教を経て現職。これまでの研究テーマ「トルコ・ドイツ文学におけるトランス文学的ユーモア」(博士号取得)。現在の研究テーマ「ドイツ語圏におけるクルド移民文学の現状」。

    佐島 隆
    1954年、岩手県江刺市(現奥州市)生まれ。大阪国際大学国際教養学部教授。東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。文学修士。日本学術振興会特別研究員、日本学術振興会派遣研究員(アンカラ駐在)、大阪国際大学人間科学部助教授、国際コミュニケーション学部教授を経て現職。研究対象地はトルコ、トルコ系移民のヨーロッパ、日本。また、20年以上にわたるアレヴィーやベクタシの人々の調査などを行っている。

    横井敏秀
    1956年、兵庫県神戸市生まれ。 大阪大学外国語学部トルコ語専攻非常勤講師。北海道大学大学院文学研究科修了。富山国際大学現代社会学部准教授を経て現職。専門は社会学説史。特にフランスにおける近代社会学の定礎者エミール・デュルケームの社会変動論および国民国家観をテーマとする。また、デュルケーム社会学のトルコ(オスマン帝国)への影響についても考究している。

言語と人間性―コンフリクト社会に見る言語行為と多言語 の商品スペック

商品仕様
出版社名:松本工房 ※出版地:大阪
著者名:アブドゥルラッハマン ギュルベヤズ(責任編集・著)/テレーザ シュペヒト(編集補佐・著)/横井 敏秀(著)/木戸 衛一(著)/佐島 隆(著)
発行年月日:2015/03/31
ISBN-10:4944055714
ISBN-13:9784944055715
判型:B6
発売社名:松本工房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:ドイツ語
言語:日本語/ドイツ語
ページ数:349ページ ※337,12P
縦:20cm
その他: 原書名: Sprache und Coditio Humana:Sprachahandlung und Mehrsprachigkeit in Konfliktgesellshaften〈G¨ulbeyaz,Abdurrahman;Specht,Theresa〉
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