女たち三百人の裏切りの書 [単行本]

女たち三百人の裏切りの書 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  女人たち、海賊たち、武士たち、蝦夷たち。いくつもの物語がやがて集結して結晶する、瞠目の“古川日出男版”源氏物語。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  古川 日出男(フルカワ ヒデオ)
  １９６６年福島県郡山市生まれ。１９９８年に『１３』で小説家デビュー。２００２年、『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞、日本ＳＦ大賞をダブル受賞。２００６年、『ＬＯＶＥ』で三島由紀夫賞受賞

• 出版社からのコメント

  怨霊として甦った紫式部が、ほんとうの宇治十帖を語りだす。海賊、武士、孤島の異族たちが集結して結晶する、瞠目の古川版源氏物語。

• 内容紹介

  あなたたち後世の人々よ。改竄された物語に、私が耐えられると思うか？　死して百有余年、怨霊として甦り「本もの」の宇治十帖を語り始めた紫式部。一方、海賊たちは瀬戸内に跋扈し、蝦夷の末裔は孤島で殺人術を研き、奥州の武士たちは太刀と黄金を全国に運んでいた。いくつもの物語は次第に交錯し、やがてひとつの像を結ぶ。圧倒的なスケールと幻視力で紡がれる《古川日出男版》源氏物語。

女たち三百人の裏切りの書 [単行本] の商品スペック