ほんとうの日蓮(中公新書ラクレ) [新書]

ほんとうの日蓮(中公新書ラクレ) [新書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日蓮は単行本およそ六冊分にも及ぶ論考、手紙を残した。中世において彼ほど顔の見える人物はいない。なぜ流罪になったのかと自問する日蓮。愛児を失った母親へ情愛のこもった手紙をしたためる日蓮。戦う宗教者のイメージが先行する日蓮の生身の姿とは？島田宗教学の決定版。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  顔の見える宗教家―はじめに
  １章　日蓮は戦闘的な宗教家だったのか
  ２章　本物か偽書か―日蓮の書誌学
  ３章　日本に希有な体系的な思想家
  ４章　日蓮が『立正安国論』を著した理由はなにか
  ５章　数々の法難は日蓮をどう変えたのか
  ６章　思想を深化させる日蓮―佐渡流罪の経験
  ７章　人間日蓮―身延での日常
  柔らかな原理主義者―おわりに

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  島田 裕巳(シマダ ヒロミ)
  １９５３年東京生まれ。宗教学者、作家。ＮＰＯ法人葬送の自由をすすめる会会長、東京女子大学非常勤講師。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了（専攻は宗教学）。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。新宗教、仏教、神道、世界の宗教、葬送の問題など幅広く研究。小説や戯曲なども執筆

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