トオル、君を忘れない―森徹のオリンピック [単行本]

トオル、君を忘れない―森徹のオリンピック [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  すい星のように現れ、またたくまに長野オリンピック代表候補にまで駆け上がった天才モーグル・スキーヤー森徹。最高の舞台を目前にして、彼に突きつけられたのは絶望的な「がんの宣告」だった。兄・敏（ノルディック複合）とともにソルトレーク・オリンピックをめざし、病魔に立ち向かったトオルの魂は、家族と恋人に支えられ、最後の輝きを放つ。

• 目次

  プロローグ　もう一度、あの輝く場所へ
  
  第1章　野沢温泉、森家に生まれて
  　受け継がれる五輪の夢／ふるさと・野沢温泉／森家の教育方針／野沢温泉スキークラブ／スキーの名門、飯山北高へ／モーグルとの出会い
  
  第2章　モーグルの本場カナダへ
  　約束の旅――その1／バンクーバー＆ウィスラー／LOVE――フェリーサ／デビュー、世界へ／頂点へ、そして…／約束の旅――その2
  
  第3章　ガンとの闘い
  　告知のとき／復活を信じて／長野オリンピック
  
  第4章　襲いくる激痛と幻覚
  　笑顔のラストラン／闘いの日々／迷い
  
  第5章　魂が輝くとき
  　休息の場所／最後の闘い／死の受容／魂が輝くとき
  
  第6章　トオル、君を忘れない
  　旅立ち／フリースタイラー・森徹／残された「形」と「心」／家族

• 内容紹介

  「五輪の夢」を武器に、スキルス胃がんと闘った25歳のアスリートを知っていますか――？
  すい星のように現れ、またたくまに長野五輪代表候補にまで駆け上がった天才モーグル・スキーヤー、森徹（もり・とおる）。最高の舞台を前に、彼に突きつけられたのは絶望的な「がんの宣告」だった。兄・森敏（さとし／ノルディック複合）とともにソルトレーク五輪をめざし、病魔に立ち向かったトオルの魂は、家族に支えられ、最後の輝きを放つ！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  清水 浩一(シミズ コウイチ)
  １９５１年長野県上田市生まれ。国学院大学卒業。東京で編集プロダクション、出版社勤務を経て、１９９６年から故郷の上田市に住み、フリーライターとして活躍している。年数十回はゲレンデに行くスキーフリークでもある

トオル、君を忘れない―森徹のオリンピック [単行本] の商品スペック