ジョン万次郎の勇気と努力の物語―日英対訳による [絵本]

ジョン万次郎の勇気と努力の物語―日英対訳による [絵本] の 商品概要

• 出版社からのコメント

  鎖国時代、アメリカの捕鯨船船長に助けられアメリカに渡ったジョン万次郎。ゴールド・ラッシュや咸臨丸航海など歴史に居合わせた生涯

• 内容紹介

  土佐の漁師町中浜村の貧しい家に生まれた万次郎は、14才で伝蔵おじさんの舟に乗せてもらって魚を取るため沖に出ましたが、嵐のため漂流して8日目に太平洋の無人島「とり島」にたどり着きました。そして143日が過ぎてようやくアメリカの捕鯨船ジョン・ホーランド号に救助され、ホイットフィールド船長のすすめで、万次郎だけがアメリカに渡り、8年間、英語をはじめ天文学や航海術など多くのことを学んで11年ぶりに懐かしいお母さんに会うことができました。しかし翌年には、アメリカからペリー提督が4隻の軍艦をひきいて東京湾に到着し、日本に開国を求められましたので、万次郎は江戸の幕府から呼び出されて、アメリカとの交渉役を命じられ、無事、大事な役目を務めました。
  このジョン万次郎の勇気と努力、そして冒険の物語を、絵本で、日本語と英語で読む。

• 著者について

  一般社団法人 ジョン万次郎に学ぶ会 代表理事 吉田礼三 (イッパンシャダンホウジン ジョンマンジロウニマナブカイ ダイヒョウリジ ヨシダレイゾウ)
  1927年鹿児島県生まれ。1951年慶應義塾大学経済学部卒。1987年アメリカに移住。日米間のビジネスコンサルタントや、国際児童基金ユニセフのアドバイサーなどを務め、その間、昔、ジョン万次郎が助けられ住まわせてもらった捕鯨船のホイットフィールド船長の家を修復することに貢献すると共に、2010年からは日本に帰国するたびに各地の学校を訪ね、ジョン万次郎についての課外授業を行っている。

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