ごみと日本人―衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史 [単行本]
    • ごみと日本人―衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史 [単行本]

    • ¥2,42073 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年12月29日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002366485

ごみと日本人―衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史 [単行本]

価格:¥2,420(税込)
ゴールドポイント:73 ゴールドポイント(3%還元)(¥73相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年12月29日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2015/06/09
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ごみと日本人―衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「もったいない」は戦時用語だった?ごみ処理の歩みから、日本の知られざる一面がみえてくる。開国から敗戦に至る近代史を、歴史の裏通りから読み解く。
  • 目次

    はじめに

    第一章 ごみ収益の奪い合い--開港と混迷の時代
     1 海を渡ったボロ
     2 屑物も輸出
     3 東京のごみ問題
     4 リサイクルは貧困を救ったか
     コラム1 カラスが東京をきれいにした?

    第二章 衛生へのめざめ--コレラ禍と松方デフレ
     1 コレラ禍が生んだ衛生
     2 松方デフレとごみ問題
     3 ごみ処理を規制化
     4 残飯屋が繁盛
     コラム2 皇居火災とスクラップ価格
     コラム3 明治の「とっかえべえ」

    第三章 たくましき明治の企業家たち--リサイクル業の盛衰
     1 製紙産業のリサイクル
     2 新興産業のリサイクル
     3 江戸リサイクルの地盤沈下
     コラム4 古着と衛生
     コラム5 浅草紙

    第四章 ごみが「廃棄物」になった日--汚物掃除法とその後
     1 「汚物掃除法」の制定
     2 ごみ収集が市の責任に
     3 ごみ肥料化の終わり
     コラム6 「ごみ」は、腐るもの、燃えるもの

    第五章 与謝野晶子、廃物利用ブームを叱る--「勤倹」と女子教育
     1 「廃物利用」は、金けの早道
     2 漫画誌『東京パック』にみる廃物利用観
     3 ブームの内情
     4 「戊申詔書」と廃物利用
     5 与謝野晶子の「廃物利用」批判
     6 「倹約」は屑の価格次第
     コラム7 バイオガスの利用

    第六章 成金景気、リサイクルが多様化--第一次世界大戦の余波
     1 成金景気と古物商の隆盛
     2 『国勢調査職業名鑑』にみる多彩なリサイクル
     3 工業化の進行とリサイクルの発展
     4 リサイクル産業の盛衰

    第七章 ごみとはいえぬが廃棄物?--震災ガレキ、公害、屎尿
     1 関東大震災のガレキ利用
     2 工場廃棄物による公害、そして副産物化
     3 都市にあふれる屎尿
     コラム8 ごみ焼却の熱回収

    第八章 新しい「廃品回収」参入者--そして昭和戦時下へ
     1 廃品回収へ素人が参入
     2 市川房枝と国防婦人会
     3 戦時回収がはじまる
     4 隣組の組織化と金買上げ運動
     5 鉄屑の回収と統制経済のはじまり
     コラム9 ごみは文化の尺度
     コラム10 戦時回収余話① 貴金属とダイヤの回収

    第九章 「決戦だ、残らず出そう鉄と銅」--戦局の悪化と銃後の苦闘
     1 「廃品回収」から「特別回収」へ
     2 太平洋戦争開戦と一般家庭からの特別回収
     3 「企業整備」という名の金属回収
     4 銅像や梵鐘も「召集」
     5 「非常回収」と「決戦回収」
     コラム11 戦時回収余話② 椎名悦三郎の資源回収論
     コラム12 戦時回収余話③ アメリカの戦時資源回収
     コラム13 戦時回収余話④ 回収理由も変わった
     コラム14 戦時回収余話⑤ 戦火の下での回収

    第一〇章 衛生処理の敗戦--焼跡にごみと屎尿が捨てられて
     1 ごみと戦う隣組
     2 東京市の生ごみ飼料化・コンポスト化
     3 飼料化・コンポスト化の全国的な広がり
     4 屎尿も自家処理へ
     5 破局、そして再建へ
     コラム15 ごみ箱の内容チェック
     コラム16 食品むだなし運動

    おわりに
    年 譜
    人名・事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    稲村 光郎(イナムラ ミツオ)
    1941年生まれ。1968年北海道大学大学院工学研究科修士課程修了(衛生工学)。東京都(清掃局・下水道局・環境局)、(株)タクマを経て現在、稲村技術士事務所代表。廃棄物資源循環学会ごみ文化歴史研究部会会員。廃棄物処理施設技術管理協会理事
  • 出版社からのコメント

    ごみ処理の歩みから、日本の知られざる一面が見えてくる。 開国から敗戦に至る近代史を、歴史の裏通りから読み解く。
  • 著者について

    稲村 光郎 (イナムラ ミツオ)
    2015年3月現在稲村技術士事務所代表。廃棄物資源循環学会ごみ文化研究部会幹事

ごみと日本人―衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:稲村 光郎(著)
発行年月日:2015/06/15
ISBN-10:4623073769
ISBN-13:9784623073764
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:324ページ ※317,7P
縦:19cm
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 ごみと日本人―衛生・勤倹・リサイクルからみる近代史 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!