私のかかげる小さな旗(講談社文庫) [文庫]

私のかかげる小さな旗(講談社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  敗戦の日、わたしは十四歳だった…。あの日をさかいに、それまで頭上をおおっていた国家と軍隊、それにつらなるいっさいが、きれいに消えていった。それから六十年近く。わたしは「戦後」の初心を忘れない。いまや前のめりに進む日本社会に待ったをかける、みずみずしい信念と若々しい行動を綴るエッセイ。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　生と死のさかいで（死者たちの海へ
  封印してきた旅
  禁断のアフリカへ
  記録者の絆
  おわらない「戦争死」）
  第２部　「今」を読む（いのちの灯
  既成事実の落とし穴
  切実な「夢」
  祈りと英知
  税金の行方　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  沢地 久枝(サワチ ヒサエ)
  １９３０年９月東京生まれ。４歳で渡満。敗戦後、１６歳の秋、引き揚げる。１９４９年中央公論社に入社。勤務のかたわら、早稲田大学第二文学部卒業。１９６３年「婦人公論」編集次長を最後に退社。著書に『火はわが胸中にあり』（日本ノンフィクション賞）『昭和史のおんな（正続）』（文芸春秋読者賞）『記録ミッドウェー海戦』（菊池寛賞）などがある

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