龍頭(ドラゴンヘッド) [単行本]

龍頭(ドラゴンヘッド) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  大圏仔―中国人、ロシア人、イタリア人、その他いかなる人種のギャングのなかでも最大のギャングたち。その兄弟たちはアメリカで犯罪を重ね、いまや欧米マフィアにとってかわっている。ギャンブル、ゆすり、高利貸し、ポン引き、金品の偽造、ハイジャック、カージャック、ヘロインの売買、銃の密輸、密航者の手引き、家宅侵入、誘拐、暴力行為…そして殺人。「あの連中に比べたら、マフィアなど日曜学校の子供のようなものだ」各地の警察署長は言う。彼らを送りこんだのは、亡き我が子の復讐をアメリカに誓った男。心では憎しみの炎を燃やし、顔には笑みをたたえた彼らのリーダー、彼らのゴッドファーザー、彼らの「龍頭」。香港のビルの１３階で、巨大な大理石の天板の向こうで指揮をとっていたその男の名は、ジョニー・コン。１２年の歳月をかけ、世界中を駆けまわり、卓越のジャーナリスト、ジョン・サックが追い求めた中国マフィアたちの真実。彼らの犯罪王、そして恐るべき「龍頭」と呼ばれた男の半生が、いま、伝説のごとく蘇る―。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  サック,ジョン(サック,ジョン／Sack,John)
  ジャーナリスト歴５５年。北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、アジアで新聞記者として活躍後、『Ｈａｒｐｅｒ’ｓ』『Ｔｈｅ　Ａｔｌａｎｔｉｃ』『Ｔｈｅ　Ｎｅｗ　Ｙｏｒｋｅｒ』の寄稿者や『Ｅｓｑｕｉｒｅ』の編集者を経て、ライター、プロデューサー、ＣＢＳニュースの特派員、同スペイン支局長を務め、戦争特派員として韓国、ヴェトナム、イラク、旧ユーゴスラビアへ赴く。これまでに１０冊のノンフィクションを執筆。リテラリー・ジャーナリズムを始めた一人で、常に新たな作風にチャレンジしつづけている
  
  古賀 弥生(コガ ヤヨイ)
  東京女子大学文理学部英米文学科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳家に

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