女性マンガ研究―欧米・日本・アジアをつなぐMANGA [単行本]
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女性マンガ研究―欧米・日本・アジアをつなぐMANGA [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2015/06/13
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女性マンガ研究―欧米・日本・アジアをつなぐMANGA の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    2000年代以降、日本のマンガ作品がアジアだけでなく欧米でも翻訳され人気を博している。なかでも女性読者が増えて市場が拡大し、各地域ごとに独自のMANGA文化が根づき始めていると言っていい。少女マンガやBL、女性マンガといったジャンルの受容と異文化に溶け込んだ表現の広がりを事例をあげて紹介し、女性表象の可能性を探る。
  • 目次

    はじめに 大城房美

    マンガ アビー・デンソン

    第1部 少女マンガ――グローバル化とグローカル化

    第1章 日本式少女マンガから女性マンガへ――「周縁化」から始まる主体性表現 大城房美
     1 女性とコミックスという二重の周縁化
     2 少女マンガの周縁化
     3 かわいらしさからの挑戦
     4 「主体的な」評価基準としての「かわいい」
     5 少女マンガのグローカル化

    第2章 どっちだってグローカル――漫画/mangaとシェイクスピア 吉原ゆかり
     1 欧米グラフィック・ノベルのシェイクスピア
     2 日本漫画のシェイクスピア
     3 シェイクスピアと漫画でフェミニズム?
     4 ロンドンで、mangaでシェイクスピア

    第3章 マレーシアのマンガ――少女マンガ家カオル(Kaoru)を通してみる文化混交(ルビ:ハイブリディティ)へのアプローチ 顏曉暉[鈴木繁訳]
     1 日本マンガの伝播――台湾の海賊版からの始まり
     2 公的メディアの「マレーシア」と「とらえどころのない」少女マンガの「マレーシア」
     3 カオルとマレーシアでの日本のマンガ・スタイル

    第4章 少女マンガから見た『GIRL(ルビ:ガール)』――その日本での受容を左右するメディアスケープと民族性表現 ジャクリーヌ・ベルント
     1 女の子の物語としての『GIRL』
     2 メディアスケープによる受容限定
     3 キャラクター造形と民族性表現

    第5章 沈黙の音楽――音楽を主題とするマンガにおける欲望機械と女性性(ルビ:フェミニニティ) ★さんずいに余★銘宏
     1 マンガと「感覚の転移」
     2 女性的(ルビ:フェミニン)な欲望機械
     3 「無音」と潜在性(ルビ:ヴァーチュアリティ)の演出

    コラム ベトナムの少女マンガとその展望 加藤 栄

    第2部 BL:ボーイズ・ラブ――世界に広がるファン・カルチャー

    第6章 グローバル化するBL研究――日本BL研究からトランスナショナルBL研究へ 長池一美
     1 BL規制研究
     2 ファン研究
     3 セクシュアリティー・クィア研究
     4 レジスタンスとしてのBL研究

    第7章 アメリカのコミックス・アーティストとマンガ――コリーン・ドランの作品考察 杉本バウエンス・ジェシカ
     1 マンガの専門家としてのドラン
     2 「大人気(ルビ:おとなげ)のBL?」――青池保子の発見
     3 『マンガマン』という実験的なメタフィクション

    第8章 同人誌文化のグローバリゼーションと韓国の女性同人――2000年代以降を中心に 金孝眞
     1 境界を超えて――2000年代の韓国の同人文化
     2 「pixiv」の登場と役割――韓国の同人の立場から
     3 国境を超えた韓国の同人――その事例
     4 挑戦される「解釈共同体」――韓国での『ヘタリア』論争をめぐって

    コラム 女性の快楽のためのコミュニティーを作り出す――フィリピンでのやおい・BLコンベンションを事例として トリシア・アビゲイル・サントス・フェルミン

    第3部 女性マンガ――創造する女性たち

    第9章 そう、女性マンガ家はいるのだ――これまでのインタビューからの抜粋 ジョン・A・レント[中川裕二訳]
     1 アジアの女性マンガ作家の簡単なプロフィール
     2 アジア以外の地域に住む女性マンガ作家たちの簡単なプロフィール
     3 女性マンガ作家と「職場」

    第10章 笑い、ディタッチメント、そして快楽――女性エッセイマンガのジャーナリズム的機能と可能性 須川亜紀子
     1 女性が書く(描く)、女性が読む(見る)
     2 女性エッセイマンガ作家と女性の問題の取り扱い
     3 叙情詩と笑い――西原理恵子『毎日かあさん』
     4 巧妙な視点のずらし――細川貂々『ツレがうつになりまして。』
     5 女性エッセイマンガの可能性

    第11章 「物語」の力を蘇生させること――3・11以降の女性による自主制作のオンライン・マンガ 鈴木 繁
     1 3・11に反応するマンガ
     2 市民が作り出す自主制作マンガとソーシャル・メディア
     3 「情報」に抵抗する視覚的物語(ルビ:ビジュアル・ナラティブ)――マスメディア vs. オンライン・マンガ
     4 3・11は終わっていない

    研究ノート 東南アジアの女性コミックスアーティストたちによる物語 チェンジュ・リム[中川裕二訳]

    コラム で、今日はどうだった?――インドネシアのグラフィック・ダイアリーと女性アーティストの出現 ドゥウィニタ(ティタ)・ララサティ[高廣凡子訳]

    あとがき――「ジャンル」から見た「女性マンガ」 ジャクリーヌ・ベルント

    謝辞

    女性MANGA研究プロジェクト(Women’s MANGA Research Project)

    マンガ FScによる女性MANGA国際会議の風景――マンガ家から見たマンガ研究の場
  • 内容紹介

    2000年代以降、日本のマンガ作品がアジアだけでなく欧米でも翻訳され人気を博している。少女マンガやBL=ボーイズラブ、女性マンガといったジャンルの受容と、異文化に溶け込んだ表現の広がりを事例をあげて紹介し、女性表象の可能性を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大城 房美(オオギ フサミ)
    筑紫女学園大学文学部教授。専攻は比較文化・文学、女性学、アメリカ文学・文化
  • 著者について

    大城 房美 (オオギ フサミ)
    筑紫女学園大学文学部教授。専攻は比較文化・文学、女性学、アメリカ文学・文化。共編著に『マンガは越境する!』(世界思想社)、“Women’s Manga Beyond Japan: Contemporary Comics as Cultural Crossroads in Asia”(International Journal of Comic Art 2011 Fall, Vol.13, No.2)など。・好きなマンガ・コミックス:Understanding Comicsを読んでコミックス・スタディーズに目覚めました。

女性マンガ研究―欧米・日本・アジアをつなぐMANGA の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:大城 房美(編著)
発行年月日:2015/06/13
ISBN-10:4787233866
ISBN-13:9784787233868
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:307ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:500g
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